キャリア教育の自己理解編☆
親子で発見!!自分の強み(長所)のワークショップをやりました
お母さんは事前に「今日はこういうことをやるんだよ」と子どもたちに話してくれたそうですが、
子どもたちは「今日は一体何するんやろう??」と思いながら来てくれたそうで(笑)、
最初は「オレに良いところなんてないねん・・・」って言いながらやっていた子も
こちらで用意した「強み(長所)発見シート」を見ながら
「これはオレにあてはまる」「こんな気持ち全然ないわ~」
と言いながら一生懸命考えて取り組んでくれました
途中で「もう疲れた~」「めんどくさいけど、がんばろ!!」と心の声が出ていた子は、
最後の方には「えっっ?もう1時間も経ったん!?全然そんな風に感じんかった」と集中してやってくれた様子
子どもたちには、世界に1つだけの自分の強みシートを作ってもらいました
折り紙や手書きのイラストでかわいくできました
カードの色味を揃えて、「めんどくさい」と言っていたのがウソみたいな仕上がり
カードの下に恐竜柄のシートを貼って、格好良いシートに仕上がりました
じっくり悩みながら取り組んでくれてくれて時間が足りなかった子もいましたが、そういう場合は家に持ち帰って完成させていただくことになります。
今回持ち帰ることになった子たちは、完成した写真をLINEで送ってくれることになっているので楽しみです
最後の発表では、子どもたちから
「自分が思ってないことをお母さんが長所にしていたから、何で?と思った。」
「お母さんと自分が思っている良いところが一緒だと思わなかった。」
「お母さんが長所をたくさん書いてくれていたからびっくりした」
「お母さんが私のことをこんな風に思ってくれてるんだっていうのがわかったから嬉しかった」
などの感想があがっていました。
「僕の良いところは少ないと思っていたけど、こんなに良いところがあるってわかったから、これからの生活に活かしたい」と、私もびっくりなとても立派な感想や、
「家での僕と学校での僕は違うから、友だちに聞いたら違う良いところが出てくるかも」という思わぬ発見もあり、
子どもたちがこのワークショップを通していろんなことを感じてくれたんだなぁと感心しました
一方、お母さんたちからは、
「普段は怒ってばっかりで悪いところしか考えてないから、いざ良いところを書いてと言われてもなかなか出てこなかったけど、こういう機会で子どもの良いところを考える時間ができて良かった。」
「同じ長所を選んでいるのに、私の考えている理由と全く違うのが面白かった」
「旦那は子どもの良いところがどこだと思ってるのか気になるから、これをやってほしい」
「親が長所だと思っている部分に子どもは気づいていなかったので、これからは本人が『これが私の良いところなんだ』と自覚できるように関わっていきたいと思った。」
という感想があり、私が考えていた以上にお母さんたちにも色々な気づきがあったようです。
昔からのお友だち同士の男の子たちは、ワークショップが終わってから
「どんなシートができたん?」「どんなこと書いてあったん?」と言って、お互いの「自分の強み発見シート」を見せあっていたのが印象的でした。
「お前にこんな良いところないやろ~」などとからかい合うのではなく、
「へぇ~、こんなんになったんや~」「オレらのシート、全然ちゃうなぁ(笑)」
と笑顔で話す2人の関係性がとても素敵で、温かい気持ちになりました
私が今回ワークショップを通して感じたのは、
☆ 子どもたちは予想以上に「自分には良いところがない」と思っている
☆ 親が長所だと思っていても、子どもはそれを伝えてあげないとなかなか気づくのが難しい
ということでした。
より多くの子どもたちに、
「自分の長所を知って、自信をつけてほしいな」
と改めて思ったワークショップでした。
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