こんばんは。
雫石雪乃です。
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少し前に姉から
「ちょっと！！聞いてよ！！甥っ子２がnoteっていうやつに文章書いて収益化してるみたいなんだけど！！
あの甥っ子２が文章書いてるって
」
というLINEが届きました。
あの甥っ子２とは、この甥っ子２
中学時代は一切勉強せず、
スポーツ推薦で入学した高校でも
「部活辞めたい」
とグズグズし続け、さらに
「学校やめたい」
とグズグズし続けた甥っ子２。
高校３年間、グズグズしっぱなし
なんだったら中学から６年間ずっとグズグズしっぱなし。笑
勉強している姿など見たことがなかったのに、
文章を書いて、それでお金を稼いでいるだと！？
と姉はとても驚いたのでしょう。
でもねぇ、私はそんなに驚きませんでした。
「うん。あの子なら書けるよね。他人が”お金を払ってでも読みたい”と思うものが書けるはず」
と思いました。
なぜなら、甥っ子２には考える力があるから。
ちょっと話がそれますが、少し前に広末涼子さんがテレビに出ていました。
小学生の息子さんが
「ママ！！ゲームしなよ！！ストレス溜まっちゃうからゲームして落ち着いた方がいいよ」
と言ってゲームを渡してきて驚いたという話をしていたのですが、私はその話を聞いて
「息子さん、賢いんだなぁ・・・」
と思いました。
私も子供達一緒にゲームをするから分かるのですが、それほど頭を使わない単調なゲームは、その時間マインドフルネスみたいな状態になって、心を整えるのにピッタリなんです。笑
子供というのはそれが本能的に分かっているのか、学校であった嫌なこととか、友人に言われて嫌だったこととかを一人で黙々とゲームをしながらなんとなく考え続けて、少しずつ少しずつ
「ああ、だったのかもしれない」
「こうすればよかったんだ」
と考え続け、終わる頃には頭の中のモヤモヤがスッキリしているんです。
休む暇もなくお勉強や習い事をしていたり、いつも友達とベッタリしていると、そうやって一人で静かに考える時間がありませんが、部屋にこもってでもそうやってゲームをしつつ自分自身と向き合う時間があると少しずつ心が整っていく。
そういうことが広末さんの次男君は分かっていたのでしょう。
だからお母さんにゲームを勧めたのです。
ストレス解消、内省という概念はなかったのでしょうけど、ちゃんとその効果は分かっていた。
ゲームをすることは現実から逃げることではなく、自分の内側との対話の時間だったりするのです（そのとこをガミガミ言われると、内省の時間どころかただの現実逃避の時間になってしまうのですが💦逃げているのか、内省しているのかその見極めは必要ですね。逃げたくなるような現実を作らないことが一番ですが）
で、話は甥っ子２に戻るのですが、学校に行きたくないとグダグダグダグダし続けた甥っ子２は、ずーっとゲームをしていたのですが、やはりその時間が内省の時間となり、うちの長男君（中３＠不登校）と同じように考察力や論理的思考力などを身につける時間になったのだと思います。
甥っ子２は、話を聞いていると地頭がとてもいい。
周りを冷静に見ていて、自分の考えもしっかりある。
学校では作文も書かなければ、授業すらろくに聞いていないかもしれません。
でも、それがイコール文章を書けない、ということにはならないと思うんですね。
文章が書けないのと、字が書けないのは全く違うこと。
昨日、「本質」「真意」について書きましたが、まさにこれなんです。
漢字がたくさん書けたら、テストでいい点がもらえますよね？
ことわざとかをたくさん知っていたら、先生に褒められますよね？
でも、言葉というのはただの道具に過ぎません。
漢字や諺をたくさん覚えて、「言葉」という道具をいっぱい持っている人は大勢います。
そして、この「言葉」という道具をあまり持っていない人を馬鹿にする人も結構いますね。
では、その「言葉」という道具を上手に使える人はどれぐらいいるのでしょう？
文章を書くって、言葉という道具を使って自分の考えをまとめて人に伝えることです。
でも、そもそも「自分の考え」がない人は文章が書けないのです。
いくら「言葉」という道具をいっぱい持っていたとしても「自分の考え」がなければ書くことはできません。
じゃあ、言葉という道具を持っていなくても自分の考えさえあれば文章が書けるなら、学校の作文とかもちゃんと書けたのでは？と思う人もいるかもしれませんが、学校の作文はルールがたくさんありすぎるし、自分の書きたいテーマではないこともほとんどですよね？
書けないのではなく、単純に書きたくなかったのでしょう。
つまらないから
書きたいことがあり、
細かいルールもなく、
煩わしい手書きを強要されることがないからこそ、
甥っ子２はこれまでの人生で蓄えてきた自分の考えや知識を惜しみなく言葉に変換し、それを収益化することを楽しんでいるのだと思います。
絵の具や筆をたくさん持っていたとしても、絵を描かなければ、自分のしたい表現がなければ高級な道具もたくさんの道具も意味がない。
一流メーカーのスポーツ用品を用意されたとしても、どうなりたいか、どのようなプレーをしたいのかがなければ、ただ勝ち負けに流されるだけ。
何事も外から与えられた道具だけでは、意味がないのです。
大切なのは、その道具を使いこなす自分自身。
「言葉」という道具を雑なコミュニケーションのみに活用するのか、
それとも、お互いの心を理解するために試行錯誤するためのツールとして活用するのか。
「どれだけ言っても分かってくれない」
と相手を責めるために言葉を活用するのか、
「どういう言い方をしたら相手は分かってくれるのだろう？相手に受け入れてもらえる言い方はどんな言い方だろう？」
と考えるために活用するのか。
一人静かに自分と向き合う時間を作って、自分を大切に育ててみてくださいね。
自分で行う感情解放
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