◆自由を許さない訳

こんばんは。

雫石雪乃です。

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癒し・ヒーリングランキング

長男君（中３＠不登校）の入学前授業やら、ご近所M子の緊急ヒーリングやらでバタバタしておりました💦

長男君の学校は、何度行っても楽しい💕

在校生の先輩方がヘルプに来てくれるのですが、みんなすごく面倒見が良くて、私たち保護者にもたくさん声をかけてくれるので、学校満足度など聞きたい放題。

誰もが自信を持って

「満足度100%です！！」

と答えてくれるのがびっくりです。

学校が好きだからこそ、日曜日だというのにわざわざ登校して、これから入学してくる下級生の面倒を見てくれるようです。

中学には行かないのに、入学前の高校の授業には毎月欠かさずいく長男君。

来年からはちゃんと学校に通ってくれそうで一安心です✨

さて。

先ほどまでご近所M子の緊急ヒーリングに行っていたのですが、今回のヒーリングは激しい腹痛を和らげるためのもの。M子の腹痛は精神的なもので、いつも放っておくと救急車を呼ぶ羽目になるので、早めに呼びに来てくれるように言ってあります。

今回も行ってみると、起き上がれないほどの激痛に襲われているM子。

患部に触れると、なんとも言えないドヨドヨしたエネルギーが伝わってきて、怒りを溜め込んでいたのがよく分かります。

そこでM子に聞いてみました。

「なんか言いたいことを我慢してストレスになってることとかあるんじゃない？」

「あるある！！いっぱいあるよ。例えば、妹のT子に”こいつ、馬鹿じゃないの！！”って思うことがあったんだけど、言うと喧嘩になるでしょ？だから、そういう言い方はしないで、”なんであんたはそうなの！？そんなことばっかりしているからこうなるんだよ”みたいな言い方はした。それじゃあダメなの？？」

「うーん、そうだなぁ、、、ダメっていうより、そもそもどうして放っておかないのかな？って思う。例えばもし私が友達とかに対して”この人、そんなことばっかりしてたら痛い目に遭うなぁ”って思っていたとしても、何も言わない。

だって、痛い目を見ないとその人はいつまで経っても”こんなことをしてたらダメなんだ”って覚えないから。そして、どんなに痛い目を見たとしても、その痛みからは自分でちゃんと立ち直れるってことを学べないから。

だから、痛い目をみて”痛い、痛い”って泣いてたら”そっか、痛かったね”と言ってよしよしはするけど、そんなことをしたら痛い目を見るからやめておきなさい。とは言わないな。それは子供に対しても一緒。とりあえず、どんなことでもやらせてみる（たとえ不登校でも。笑）

M子がそんな風に相手を放っておかずに余計な一言を言ってしまうっていうのは、自分の中に”痛い思いや辛い思いをしたくない”っていう思いが強くあるからなんだよね。自分が痛い思いをしたくないから、他人も同じように痛い思いをしたくないだろうって考えてしまう。だから、痛い思いをしないように余計な口出しをしないとって焦っちゃうんだと思うよ。

と、いうことは。

相手をどうこうしようとするんじゃなくて、自分が痛い思いをしたくない、辛い思いをしたくないという恐怖を克服しなくちゃいけないってことなんだよ。分かる？」

「うん。すごい分かる。自分の中に痛い思いをしたくないとか、騙されたくないとか、そういう思いがたくさんあるのが分かる」

「でしょ？M子を見てて思うのは、嫌だなとか、ムカつくなとかそういう気持ちを味わいたくないから、どこか別の場所に一旦よけておく癖があるんだよね。それも一種の解離なんだけど、その一旦別の場所においた怒りとかは無くなる訳じゃないから、こうして体の痛みとなって現れて、あっちこっちで悪さをする。だから、しょっちゅうお腹が痛くなったり、肩が痛くなったり忙しいの。

このパターンをもうやめたければ、嫌な感情を一旦脇に置いていい人のふりをすることをやめることだね。怒りは痛いから自分の中において感じたくないだろうけれど、やめないとまた同じように余計な一言を言ってお互いに嫌な思いをするっていうのを繰り返すし、妹のT子さんだっていつまでも成長しない。余計な口出しをすることでT子さんの成長の機会を奪ってはいけないんだよ。他の人にだって痛い思いをしたり、辛い思いをしたりする自由があるの。

自分がそういう体験をするのが嫌だからといって、他人のその自由まで奪ってはいけなんだよ。その自由を奪うことは優しさとは違うの」

というような話をして来ました。

このM子の言動もいわゆる不安の押し付けです。

自分が痛い思い、辛い思いをするのが怖いから相手もそうだろうと思って余計な一言を言ってしまう。余計な一言を言って人間関係を拗らせたり、他人を自分に依存させるのをやめたければ、自分が自分の中にある恐怖を克服すること。

そうすれば、周りの人もその恐怖に共鳴することがなくなります。

相手のことを思ってしているように思える行為でも、実はそれが不安の押し付けということもあります。

相手を変えようとするよりも、まずはなぜ自分はそうしたいのかと自分自身に問いかけてみること。

そうするといろんなことが見えて来ますよ。

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