こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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先日、長男君（中２）のお友達が遊びに来ている間に買い物に行って来ました。
帰り道、自宅に向かって歩いていると向こうから家に遊びに来ていたN君がやってきたので、
「もう帰るの？気をつけて帰るんだよ〜」
と声をかけると、ホクホクの笑顔で
「はい！今日もお邪魔しました。ありがとうございました」
と言って帰って行きました。
N君のおうちはお父さんが厳しくて、たまにお父さんとの喧嘩で腕を骨折したりしています。
学校に働きかけても何もしてくれず、本人もその話には触れたくないようで、せめて我が家に来たときだけでも楽しく過ごしてほしいと思って接しています。
なので、N君がホクホクの笑顔のままで帰って、家でもそのホクホクの笑顔のままでいて欲しいなぁ、、、と願わずにはいられませんでした。
そんなN君とうちの長男君、なぜ仲がいいのかと言えば
長男君がN君のことをめちゃくちゃ褒めるからです
我が家に来ると、大概みんなでゲームをして遊ぶのですが、その時N君は
「ねえねえ！！僕、こんなことができるようになったよ！！凄くない！？」
と、何かができるようになったり、何かをクリアするたびに嬉しそうにいうのです。
それに対して、他のお友達は
「はいはい」
で終わるのですが、長男君は
「へぇええ！すごいじゃん！」
とか
「僕なんかゲーム始めた頃、そんなこと全然できなかったよ！！上達が早いね！！」
と、たとえ自分が軽々できたことでも、そんなことはおくびにも出さずにN君を褒めちぎるのです。そうやって長男君が褒めるものだから、
「ねえねえ、長男！おれ、こんなこともできちゃった！！」
と半端ない頻度で言ってくるのですが（笑）、長男君は面倒くさがることもなく、
「よかったねぇ」と言ってみたり、「すごいじゃん！！才能あるよ！！」と褒めてみたり。
本当に我が子ながらすごいなぁ・・・と思います。
まあ、そういうふうにできるのはいいことばかりではなく、小学生の頃、学年1のいじめっ子に
「お前のそういうところが嫌い」
といわれて落ち込んだこともありました。
いい子ぶりっこに見えて腹が立ったのでしょう。
でも、こうやってN君や他の子のいいところ、凄いところを認め続けてあげたからこそ、中学校に入って長男君に近寄ってくる苛めっ子たちを彼らが撃退してくれるようになった訳です（でも学校に行きませんが。笑）
だから、長男君が間違っていたわけではない。
本当にそう思います。
認め合い、受け入れ合えば、争うことはなくなります。
認められることに躍起になりすぎて、
相手が見えなくなってしまっているということはありませんか？
↓タイトルにドキリとするけれど、素敵なお話でした。
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