こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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今日はママ友NちゃんとKちゃんに呼ばれてランチへ。
よくよく話を聞いたら、2人とも私よりも5歳も年上で
「雪乃ちゃん、若いわ〜」
などと言われて気を良くして帰ってきました（笑）
インターネットが普及してからの時代の流れの速さのせいなのか、この5歳の違いがすごく大きいんだなと感じた話がいくつか。
彼女たち、2人ともLINEはほとんどせず、連絡は電話か、なんだったら手紙や葉書がいいと。笑
SNSもしないし、ブログなども読んだことがない、どうやって読むのかすら分からないと言われて、特別な人たちに出会ってしまったのか、世の中の５０代はこんな感じなのかちょっと分からなくなりました。
ちなみに私の周りのアラフィフは、みんなLINEもSNSもやっています。
だから、この2人が特別なのかもしれません。
そんな2人。
本もほとんど読まないというので、
「本も読まない、ブログも読まない、、、、えーっと、じゃあ悩みとかができたときはどうするの？？」
と聞くと、Nちゃんは
「こんな風にお友達を誘って喋り倒して聞いてもらう」
「うんうん。なるほどね。じゃあ、Kちゃんは？」
「え？私？私は・・・
1人で考えて、1人で悶々とする・・・」
ノーーーーン！
びっくりしました。
そうなのか・・・。
1人で悶々するって人もいるのか・・・。
私ならその作業は辛くてたまらない。
本に救いを求めたり、音楽に救いを求めたりする。
でも、そういうものがなくて、1人で悶々とする人がいるのですね。
ただひたすら驚きました。
ちょっと前、2人に大嶋先生の本に出てくるエピソードをシェアしました。
どんなエピソードかというと、
背が小さく、洋服の趣味も悪い夫。
自分の悪趣味な洋服やアクセサリーにお金はかけるくせに生活費はケチって渡さない。
そんな夫がイヤで堪らずにうつ状態に陥っているというクライアントさんに、”あなた最近、趣味がいいわね”とか”あなたって男らしいわよね！”ってぼそっと声をかけるように大嶋先生はアドバイスをします。
奥さんはイヤイヤながらそれを続けるのですが、続けていくうちに、本当にご主人の趣味がよくなり始め、ご主人が本当は素敵な人だということに気がつき、背が低いことも全く気にならなくなった。
そんなエピソードです。
要するに、
「こいつ、趣味が悪いわね」
と思っていたら、そう思われた人はその思った通りの行動を取るから、
「こうなって欲しい」
と思う言葉をひたすらかけていくというテクニックです。
子供に集中力がないと感じたら
「最近ちょっとずつ集中力がついてきていい感じね」
などという言葉をひたすら毎日かける。
そうすると、子供も
「そうなのかな？そうなのかも！」
と思うようになり、自信がついて集中するようになるというようなものです。
このエピソードを教えて以来、Kちゃんは子供達に一生懸命「こうなって欲しい」と思う声がけをしているのだそうです。ただ
「どうしてもパパに”かっこいいね”って言えないの。
嘘でもいいってわかってても絶対にイヤなの」
というので、隣に座っていたKちゃんとしっかりと向き合い、
「じゃあさ、私をパパだと思って。私に向かって”パパ、かっこいいね”って言おうとしてみて。そうすると、体に変化が現れるはずだから。
体のどこかに”これを言いたくない”っていう抵抗を感じるはずだよ。
どこにその抵抗があるかな？」
と聞くと、
「えっとね。言おうとしただけで胸が圧迫されたみたいにギューって苦しくなる」
と、もう泣きそうなKちゃん。
「そうなんだね。そのギューってなる苦しさに名前をつけるとしたらなんだろう？怒りかな？悲しみかな？憎しみかな？寂しさかな？」
「寂しさ八割。あとは怒り」
「そう。じゃあ、その寂しさを目を閉じて、じーっくり味わってみて。
・・・・・・
・・・
・・
どう?何か感じることとか、思い出したこととかあるかな？
どうして、Kちゃんは寂しいんだろう？
どうして、寂しいと”かっこいいね”が言えないんだろう？」
「私はもらえないのにって思ってる。
もし”かっこいいね”って言って、受け取ってもらえなかったら怖いって思ってる」
「そっか。じゃあ、Kちゃんはパパに無価値だって思われているような気がして、愛されてないかもって不安で寂しくてしょうがなかったんだね。
私がかっこいいねって言ったって、もうパパには可愛いねとか素敵だねとか言われないし、そんなの惨めて寂しくて悲しいって思ってるんだね。だからイヤなんだね」
そう言った瞬間、Kちゃんの涙腺崩壊。
号泣しながら私にしがみつき、
「ごめんね。ごめんね。泣いちゃってごめんね」
とずっと謝り続けていました。
1人でずっと悶々とし続けていたKちゃんのダムが決壊した瞬間でした。
正体のわからなかった不安の理由がわかって、Kちゃんはどれほど安堵したことでしょう。
その場にいたNちゃんもKちゃんと同じような不安を抱えていたようで、Kちゃんと一緒に大粒の涙を流し続けていました。
「いいんだよ。いいんだよ。みんな同じように悩んでるんだよ。
幸せそうに見えたって、みんないろいろあるんだから」
そう慰めながら。
ひとしきり泣いて、胸の奥にいっぱい溜まっていた寂しさも解放したあと、もう一度
「パパ、最近かっこいいね」
と口にしようとしてみると、あんなに喉が使えて言えなかった言葉がすらりと出てくるようになりました。
これから毎日、言えるといいね。
そして、クリスマスには可愛くプレゼントのおねだりでも出来るといいね。
そんなことを話しながら2人と別れました。
Kちゃんがどんどん幸せになりますように。
悩んだら、人に頼れるようになりますように。
久しぶりに対面で感情解放をして、ちょっと”いいな”と思った1日でした。
皆さんもいろんな抵抗や不安を手放してどうかお幸せに
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