こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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母がお地蔵様におはぎを持っていくのはいつでも良いよNE！と思っていたら、スーパーに立ち寄った時に
「今すぐ買え」
と言わんばかりに、目の前におはぎが現れたという話を前回書きました。
そのお話を書いていた時にちょうどクライアントのJさんからこんなメッセージをいただいきました。
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雪乃さん、こんばんは
質問のお返事ありがとうございました、気付いていなくてさっき、ブログ見ました！
持ち歩いてたほうがいいんですね✨
子どもにもお守りを…とありましたが、いま、お守りを見たら…
↑ 隣にあったんです笑笑
たぶん引き出しを整理してたら出てきたお守りで、今年買ったものではないから、神社へ持って行こうって思って置いておいたと思うんですが…覚えてなかったので、今見てびっくりしてしまいましたっ笑笑
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いつも思うんですけど、神様ってアピールがすごいんですよ（笑）
その人の意識に上がったと思ったらすぐにこんな風にアピールしてきます。
Jさん、お子さんに新しいお守りを準備してあげてくださいね。
神様がアピールしているので
皆さんも気になるようでしたら買ってみてください。
ちなみに、神社仏閣にペットを連れていくのは眷属に嫌われるからやめたほうがいいと言われていますが、武蔵御嶽神社は「おいぬ様信仰」として有名で、ワンちゃん用にお守りが売られています。
ワンチャンのためにもお守りを買ってあげたい！！という方は、コロナが落ち着いたら行ってみてください。すごく波動の高い素晴らしい山です✨
話は母の話に戻り、無事におはぎを手に入れた母はすぐさまお地蔵様の元へ。
するとそこには誰にも手入れされず寂れたお地蔵様の姿がありました。
ずっと地元のお年寄りたちに大切にされてきたお地蔵様でしたが、お世話をしていたお年寄りたちは高齢になったり、亡くなられしまったりでもう何年も放置されていたのです。
その姿をみた母は猛烈にお地蔵様が可哀想になり、泣きそうになりながら
「ごめんなさいねぇ
」
と声をかけながらお花を換えたり、掃除をしたりと懸命にお世話をしたそうです。
その後、ふと
「はて？このお地蔵様はなんのために祀られているお地蔵様なのだろう？？」
と気になり、実家に住む母の弟に聞いてみました。
すると、そこで驚きの事実発覚。
実はそのお地蔵様、本体は山の上の方にあるのだそうです。
山の上。
そう。
叔父の話はこうです。
その地域では昔、隣の町へ行くのにそのお地蔵様が祀られている峠を通っていたそうです。
江戸時代のある日、若い夫婦が隣町へ行くためにその峠を登っていました。
奥さんのお腹には赤ちゃんがいます。
峠の頂上に差し掛かった頃、奥さんが突然産気づきました。
慌てたご主人は、奥さんをその場に残し急いで麓の村まで人を呼びに行きました。
ところが、ご主人が戻ってくる前に奥さんは山の中で1人、赤ちゃんを産んでしまいます。
するとそこに血の匂いを鍵つけた狼がやってきて、その若い奥さんを食べてしまったのだそうです。
幸運なことに、その時生まれた赤ちゃんは食べられずに済んだそうなのですが、この若い母親を弔うためと、２度とこのような悲劇が起きないように、皆が無事に峠を越せるようにという願いを込めて立てられたのが山の上にあるお地蔵様なのだそうです。
お地蔵様の下に狼が描かれているお札
このお地蔵様が立てられたのが１８０１年。
それから200年以上ずっと大切にされてきたお地蔵様でしたが、麓に道路ができこの峠を歩く人がいなくなると、このお地蔵様に手を合わせる人も減りました。
そのことを嘆いた地元に人が
「そうだ！わざわざ山の上まで行かなくてもお地蔵様を拝めるように山の下にもお地蔵様を建立しよう！」
と思いついて建てたのが、母の実家の入り口近くにあるお地蔵様なのだそうです。
だから私の夢の中では、最初山の上にいた神様がどんどん山を降りてきて祖母の家の入り口までやってきたのでした・・・・。
そうまでして建てられたお地蔵様が、結局は放置。
私の夢に出てくるようになったのが震災の頃。
きっとその頃からみんなお地蔵様どころではなくなって放置されていたのでしょうね。
そして、私がいつまで経っても気づかないからついに山を降りて祖母の家の前までくることで
「ここだよ！！私だよ！！」
とアピールしたのでしょう。気づくのが遅くてごめんなさい
ここまで書いたところで、ふと思いついて上に書いた「おいぬ様」の部分を書き足したのですが、おいぬ様ってよくみたらニホンオオカミなんですね。
おいぬ様信仰が始まったのも、このお地蔵様が建てられたのと同じ頃。
これってどう解釈したらいいのでしょう
そして、母がお地蔵様のお世話をして気づいたこと。
それは、麓のお地蔵様が建てられたのが私が生まれた数ヶ月後ということと、
「麓に立て直そう！」
と言い出した発起人の1人が私の祖父だったということ。
続きます。。
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