◆人を静かに傷つけていく優しさ

こんばんは。

雫石雪乃です。

連休が終了しましたね。

昨日、ファミレスに行った時のこと。

私が注文する料理がことごとく品切れで（休日のお昼前なのに！！）、３回目に

「大変申し訳ございません・・・・。

こちらのお料理もただいま品切れになっておりまして・・・」

と断られた時は、

「ぎゃはははは〜

ここまで食べたいものが食べられないなんて、もう笑うしかないね！！」

と子供達と爆笑していたら、なんと

お店の人が一品サービスしてくれました

そして帰りがけに、うちのくじ運最強キングの次男君（小５）がくじを引いたらなんと・・・

特賞

一品サービスしてもらった上に、次回は1600円相当のお食事がタダでいただけることになってしまった。他にもくじをもらったので、最終的に3000円ぐらいタダでお食事できる計算に。

人間万事塞翁が馬とは本当によく言ったもので、

「好きなものが食べれなくてがっかり〜」

なんて思わずに、ぎゃはははは〜と笑い飛ばしていたら、どんどん起こったことの意味が転じていくんですね。

私が食べたいものを食べれなかったのは・・・・

次にタダ飯を食べるため！笑

牛タン、大好き

結果オーライです。

さて。

そんなくじ運最強の次男君ですが、昨夜さめざめと泣きながら私のところにやってきて、

「今日もすごく楽しかったでしょう？？

だから、楽しかったなぁ・・・・って思ってたら、やっぱり死んで転生したらこんなに楽しかったことも、今までいっぱい頑張って出来るようになったことも全部忘れちゃうって考えちゃって。

そしたらものすごい恐怖が襲ってきて、その恐怖がマックスになったら頭が真っ白になってすごくすごく怖かったの。

楽しければ楽しいほど、その恐怖が大きくなるんだよ。

それが怖いの

」

と話してくれました。

ぶっちゃけ、お母さんはそこまでの幸福感を味わったことがないのでどんなものなのか想像もつかないのですが、次男君のその話を聞いて幸せと恐怖は表裏一体なのか、それとも幸せとはどこまでも突き詰められるものなのか、よく分からないというのが私の感想。

「そっか、そっか。そんなに怖かったんだね」

と背中をトントンしながら、次男君の気持ちが落ち着いて眠りにつくまで一緒に話をしていました。

今日、重度の鬱だったNちゃんのママとLINEでやりとりをしていたのですが、その時にNちゃんのママがこんなメッセージを送ってくれました。

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世の中のお利口さん
一般的に
ダメだと言われること
これを守っていると
私のようになります。

日本人は、特に自分を出さず
協調性重視だといいます。
みんなとうまくやれることが一人前
我慢することはいいこと
人さまに迷惑かけるな

このように育てられ、このような日本、
たぶん私のように
無意識にこういう大人になってしまった人はたくさんたくさんいると思います

そして
そんな親に育てられ
なんだかわからず
長女や次女のように
苦しんでいる子供がどれほどいることか、、、

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例えば次男君みたいな訴えを子供がしてきた時、一般的なお母さんたちはどんな反応をするでしょう？

「そんなこと考えてないでいいから寝なさい！」

っていうでしょうか？

それとも

「怖くない、怖くない。大丈夫だよ」

っていうでしょうか？

Nちゃんのママが言う「私のようなママ」とは、後者のママのことです。

優しいでしょう？

でも、その優しさが実は子供を傷つけていると言う場合があります。

「怖い」と言っている子供に対して、「大丈夫」と言う声をかける。

これは、子供の「怖い」と言う気持ちを受け止めずに、無視してしまったことになるのです。