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昨日、子供達と近所の本屋さんへ行き、子供達は見たいものがあると言うので、
「じゃあ、デデ（私）はここにいるから見ておいで〜」
と言って、一旦解散。
しばらくして私を探しに戻って来た長男くんが、私の立っていたコーナーに陳列されている本を眺めてポツリ。
「デデちゃん・・・・
ここさ・・・・・
ダイエットの本ばっかりだね」
エッ∑ヾ(￣0￣;ﾉ
ちが・・・違うんだ・・・長男くん・・・
デデちゃんはそんなつもりじゃなかったんだよ・・・・
たまたまだよ、たまたま・・・
と心の中で狼狽えた雫石雪乃です。
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さてさて、先日のような記事を書くと、
「怒らず、人のせいにしない良い人になればいいんだね？」
と思う方がいます。そして、自分がいかに怒らない良い人かを猛烈にアピールしてくる人がいますが、私が一貫して伝えていることはそういうことではありません。
いい人になれ、ではなく、
自分の素直な感情を認めた上で、それを手放しましょうとこれまで伝えて来ました。
ですから、
怒ってもいいし、嫌いな人が一杯でもいいし、
頭の中が憎しみだらけでもいいし、人に意地悪したい気持ちで溢れかえっていてもいいのです。
大事なことなので、もう一回書きますよ？
怒ってもいいし、嫌いな人が一杯でもいいし、
頭の中が憎しみだらけでもいいし、人に意地悪したい気持ちで溢れかえっていてもいいのです。
一番よろしくないのは、
そのような感情を持ちながら、
自分は他人に対してそう言う感情は抱きません
と勘違いをすることです。
そして、本当にそんな気持ちがないように振る舞うことです。
そう言う人ってね、オーラというのか雰囲気というのか、
私の場合、エネルギーで感じるのですが、
意地の悪〜いエネルギーとか、狡猾なエネルギーがムンムンとダダ漏れしているんですよ。
あと、自分で自分に嘘をついている（私は怒ってないとか）から、自分のことがわかってない＝自分のことがわかっていないということは、他人にとっても捉えどころのない人になっている場合がほとんどです。
良い人のふりをしているだけで、本当にいい人ではないから、
その本当にいい人でないことがバレないように他人に対してビクビクしていたりとか。
そして、バレそうになると勝手にフェイドアウトして行くんですよね。
そういうパターンを繰り返している人、案外多いんじゃないでしょうか？
私のこともいい人だと勘違いしている人もいるようですが、実物は
ブラック雪乃
です。
そもそも
「アイツ、できるだけ酷い死に方で、できるだけ早く死んでくれ」
と心の底から思うほど人を憎んだこともある私ですから、良い人のはずがありません。
セッションでもお話し会でもボロクソ言いますからね。
特にね、いい人勘違いの人とか、嘘まみれの人とか、本当にボロクソです。
「私、人に愛を伝えて行きたいんです」
なんて言われても
「いえいえ、あなた、心の中が意地悪でいっぱいですからそんなの無理ですよ。
そんなことをする前にまずはちゃんと自分の気持ちと向き合ってください。
じゃないと、その意地悪を世の中に撒き散らすことになりますよ」
とか、普通に言っちゃってます。
だから、雪乃さんに会うのは怖いからやだって言われちゃうんですけどね。
でも、そこは
嘘のつけない人ですから（笑）
先日の記事の続きになりますが、ずっと被害者でいた人は、
「私が悪い」
と思って生きてきたので、怒りの感情が沸きません。
いえ、湧いてこないというよりは、
自分の中に怒りが芽生えたことに気がついていないか、もしくは、なかったことにしています。
被害者でいることをやめるには、まずは自分の中のこの怒りに気がつくことが大切です。
そして、それを相手に伝えることです。
例えば、不当に自分のせいにされた時、
「これ、私は悪くないと思います」
とはっきりと相手に伝えること。
それが被害者であることをやめるということです。
相手が脅迫者ではなく、尋問者の場合でも同じですね。
「これこれこうで、こうだからお前が悪いだろう。謝れ」
と言われたとしても、
「だって、こうだからこうした。ちゃんと理由があるんだ」
というような言い訳をするのではなく、
「私は悪いことは何もしていない」
とキッパリと相手に宣言し、謝らないことです。
これが良い人であること辞めるという事。
こう言えるようになったら、お腹の下にキュッと力が入るような感じがするだろうな、って思いません？
これが自分軸になるという事なんです。
誰がなんというと揺るがない自分の芯を持つという事。
どうですか？
ずっと被害者でいた人は、そんな態度を取るなんて怖くて怖くてしょうがないでしょう？
でも、これをしない限り今まで続けてきたパターンからは抜けられないのです。
私が悪いと思っている限り、「あいつが悪い」と思われる関係が続いてしまうから。
あいつが悪いと思わせないためには
私は悪くない
と正々堂々としているしかありません。
先日、クライアントのTさんにお会いした時、こんな面白い話を聞きました。
Tさんは、これまでの人生ずっと被害者だったので、何があっても
「やっぱり私が悪いんだ。だから、こんな風な扱いを受けるんだ」
と思って生きてきました。
だから、誰かに対して怒ることも無かったし、自分は怒らない人間だと思っていたのです。
けれども、セッションを受けて過去の怒りを一番強力な感情解放の手法で手放した後、
Tさんにはどんどんと怒りが湧いてきました。
Tさん、自分は怒らない人だと思っていたのに、
自分の中に怒りがたくさんあることに気がついたのです。
Tさんのセッションの様子はこちら↓
そしてある日、事件は起こりました。
Tさんの職場にはネチネチと重箱の隅をつつくようなケチをつけてくる女性がいるのですが、
その女性に対していつも
「私が悪いからこんな事を言われちゃうんだな」
と思っていました。
けれども、その日はいつもの様子が違って、Tさんの胸の奥にフツフツと怒りが湧いてきたのです。
そして、その怒りはどんどん膨れ上がりついにその怒りが爆発。
その上司に向かって、怒りのままに何年も溜め込んでいた不満を思いっきりぶちまけました。
「なんなんですか！？あなたのその態度は！！・・・だいたいねぇ・・・」
と、堰を切ったようにTさんの口から怒りが溢れ出してきます。
すると、いつもは強気な女性がその日は
「え？そう？そうなの・・・しどろもどろ・・・」
とどんどん小さくなっていきました。
そして、その日以来、その女性はTさんを避けるようになったそうです。
そして、この話にはさらに続きがあって、それから約１年経った今。
その女性は、なんと自分から周りの人たちに積極的にコミュニケーションを取り、笑顔でお菓子を配って歩くほどに激変したそうです。
ね？
自分が変われば、本当に周りも変わるんですよ。
この女性はきっと「私は悪くない」という思い込みをTさんによって打ち砕かれたことで
「私が悪いのかも・・・」
と振り返るチャンスを得たのだと思います。
そうすることで、尋問者でい続ける事を止めることができたのです。
このパターンも同じで、「私は悪くない（私は正しい」と思っている限り、「私が悪い」と思っている被害者や傍観者を自分の周りに作り続けて、イライラのループから抜けられなくなってしまいます。
誰かをコントロールしようとするこのドラマから抜け出すためにも、
ぜひ、もっと真剣に自分自身と向き合って見てくださいね。
あ、こんなこと書いていたらそろそろ動きだしたくなってきた！
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