次男君が産まれた日のこと<前編> | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

本日、次男君のお誕生日。

という訳で、昨日に引き続き出産当時の日記の転載です。

*****************************

次男君を妊娠中、同じく妊娠中だった友人U子が愛娘を連れて遊びに来てくれ、お互いの出産話に。

氣の立ったゴリラのごとく"うごぉ~うごぉ~”と呻きながら病室内を徘徊し、悔し涙をこらえる冬彦さんのごとく陣痛の餓死のための木馬のようないすに乗って体を揺すり、旦那さんにすがりながら

「もう無理無理無理無理無理!あり得ないから~!!」

と喚くU子とその姿に同情した旦那さんと2人で泣いたあげくに、初産のくせにペロンと5時間程で愛娘を産み、

「難産だったわ~」

と話すU子と、

「なんか大変だったのは覚えてるんだけど、どんな痛みだったかなんて忘れちゃったよね。たった一年前のことなのに」

と語り合い、また自然分娩を誓い合った私たち。
そう。一年前に出産を終えた時は、

「もうどんな痛みなのかは分かったから、今度は無理してまで自然分娩でなくて良いや。また大きかったら帝王切開にしてもらおう」

って思っていたのに、、実際に妊娠してみたら

「どんな痛みだったとか忘れちゃったしな~。思い出したいからまた助産院で自然分娩させてもらおうっと」

に変わっていました(笑)
こうやってあっさりと出産の大変さなんて忘れてしまうから、何人でも産めてしまうんですね、女の人って。

そんな訳で、今回もしました!自然分娩!
子供は自分で産まれて来るタイミングを決めて産まれて来ると言いますが、今回の次男君の誕生はまさにそんな感じ。
予定日よりも一カ月以上も早く産まれたのにも関わらず、いろんなラッキーも積み重なって、特に大きな問題もなく元気に育っているのが何よりの証拠です。

というのも、次男君が産まれた前日の検診で次男君の頭の大きさがもうすでに9.2センチになっていたことが発覚。
長男君の日記に書きましたが、私の骨盤の幅が9センチ。

ということは、出産一カ月前のこの時点でもうすでにタカトは私の骨盤から出てこられない大きさになっていたということです。
だから、どう考えてもこのままいけば帝王切開だった訳ですが、なぜか「大丈夫」という根拠のない自信を持っていた私。

次男君自身が「このままでは自分の力で出られない」ということを分かっていたらしく、ハリ止めの薬を飲んでいたにも関わらず、次の日にしっかり産まれて来てくれました。

また35週。本当ならば、体温調節がうまく行かなかったり、どこかがまだ未発達だったり、なにかしらの問題があったかもしれない時期だったのに産まれて来た次男君。
私と同じで根拠のない自信にあふれた子だったのかも( ´艸`)


*奥が長男君で手前が次男君。2人揃って寝かしつけるのは大変だったな~。

長男君のときと同じく深夜の2時過ぎ、下半身に異変を感じて目を覚ますと、下着がぬれている気配が。トイレで様子を確認して

「大丈夫だと思うんだけど、破水かもしれないから助産院に行って来る」

と主人に告げると、一緒に行こうというので夜中に長男君と3人で助産院へ。

羊水検査の神をじっと見つめ、残念そうに

「うん・・・やっぱり破水だね。まだ35週だよね。赤ちゃんの安全のために病院で産んだ方が良いと私は思うけど、今から院長先生に電話してあげるから、相談してみよう」

と言ってくれた助産師Aさん。
それから電話口で院長先生に状況を説明してもらい、まずはじっくり主人と相談することに。

主人は「お前の好きにすれば良い」と言ってくれ、赤ちゃんの安全のためと言われると病院で産んだ方が良いんだろうけど、どうしても赤ちゃんがどうにかなってしまうとは思えず、やはり

「赤ちゃんが自分でこのタイミングを選んだはず。信じてあげたい」

としか思えなかったので、すぐに駆けつけてくれた院長先生に

「先生がご迷惑でなければ、やっぱりここで産みたいです」

と告げると快く承諾してくれました。
あとで聞いた話では、先生はこの日から1週間程旅行の予定だったそうなのですが、私のお産のために旅行の日程を延長してくれていたそうです。

それから入院準備のため、主人には荷物を取りに一旦家に帰ってもらい、私は眠ってからもりもりと朝食をいただき、陣痛がくるのを待つことに。

いつもならば、何をするにもギリギリの私。夏休みの宿題だって最後の日にまとめてやるような性格なのに、早めに新生児用のおむつや肌着を買いそろえ、入院準備を整えていたのは本能的にこうなることが分かっていたのかも!?

そして、この夜、いまだかつてないほどものすごい夜泣きで全然寝なかった長男君も何かを察していたのかも?

そんなこんなでまたしても破水からスタートした私の2回目の出産。

「1時間でも長くお腹の中にいて欲しい」

という気持ちが次男君にも通じたのか、なかなか始まらない陣痛。
今までは「早産になるといけないから・・・」と長男君の抱っこも控えていたのですが、

「もういつ産まれても良いしね!」

と長男君を好きなだけ抱っこし、陣痛を促すために抱っこのまま階段を上ったり下りたり。

そしてまだハイハイしか出来なかった長男君がなぜか突然歩き始めたので、午前中はずーっと長男君のアンヨの練習につき合って過ごすことに。

そして正午になるちょっと前。院長先生が登場し、

「提携先の病院とね、破水して9時間以上経っても産まれなければ病院に運んで陣痛促進剤で産むことになっているの。ここまで頑張ったけどしょうがないよね。私も一緒に言って立ち会ってあげるから、病院で産もう」

と告げられ、

「院長先生が一緒に行ってくれるなら・・・」

とついに病院で産むことになりました。

後編に続く・・・

*********************


レッスンやカウンセリングに関するお問い合わせは
HPか右のメールフォームよりお願いします。

FacebookメッセンジャーでもOKです。

ホームページhttp://holihoc.wix.com/kokoroproject
Facebook  https://www.facebook.com/holihoc

**********************

ただいま<100人モニター募集中>です。

リーディングにちょっと興味がある。
どんなものか軽く知りたい。
そんな方はぜひぜひご応募くださいね。
詳細はこちらです。

***********************