普段は任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
今回は人狼ゲームの世界観をお借りして
キャラクターたちに人狼ゲームをしていただきます。
注意
人狼初心者が書いています。
人狼ゲームを元に書いていますがストーリー、キャラたちの掛け合いが優先となっています。多少おかしくてもご容赦ください。
初期国民はモニカ国のバルナバ・マルチネスがいます。うちの国のバルナバとして書きます。
無理そうならプラウザバックお願いします。
役職
占い師…1日1回占うことができる初日はお告げでランダムで白が分かる。
霊媒…処刑した人が人狼かわかる
騎士…夜に1人だけ護衛ができる。
この村は連続ガード不可
共鳴者…お互い村人だと知っている。
この村は相方が死ぬともう1人も死亡する。
独裁者…独裁者Coすると話し合いを強制終了させ、独裁者が選んだ人物を処刑できる。
人狼…毎日1人を襲撃する。占い師に占われると人狼と出る。
狂人……人狼陣営。占い結果は村人陣営と出るが人狼陣営勝利のために動く危険人物。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
リンゴ
(頑張ろうな、じゃなくてがんばれよ、か。
明日吊られることが分かっているのか、私とは違う陣営なのか……)
ティアゴにぽんと手を置かれた頭に触れる。
「指定会話はどなたを希望されますか?」
ゲームマスターから指定会話の相手を選ぶよう促された。
(ローデリックさんかレイラさん………悩むけど
これからの要素を拾いたい、レイラさんにしよう)
「レイラさんでお願いします」
「かしこまりました。少しお待ちください」
少ししてゲームマスターから返事がきた。
「それではレイラ・ティーレマンさんのお部屋までご移動お願いします」
自分に割り当てられた部屋を出て廊下を歩く。
すぐにレイラの部屋までやってきた。
ノックをして中に入ると、中央のソファーにレイラは腰をかけ横目でリンゴを見ていた。
「失礼します……… 」
レイラ・ティーレマン
リンゴはレイラの真向かいのソファーに座った。
「それでは指定会話スタートです」
リンゴ・ラウル
レイラ
「——ええ.私はイマノルを人間だと思ってる」
リンゴ
「理由を教えていただけますか?」
レイラ
「1日目の指定会話、イマノルに指定されたの。そこで話してみてイマノルと、私の視点とほとんど一緒。イマノルは村人だろうなーと思ったの。」
リンゴ
「昨日の投票時は特にイマノルは白く見えました……私がレイラさんを指定したのは、レイラさんの色が分からないからです。イマノルが黒ならレイラさんも、黒の可能性が大いにあるからです」
レイラ
「リンゴちゃんの視点からだと怪しいと思うのは仕方ないと思う。その疑問を少しでも解消しようとこうして指定してくれた行動は、人間っぽくも見える……比較的寡黙、かといってきちんと考察を述べてる姿勢、役職があって、共鳴者ではないと推察している。ああ、これについては反応はしないでね」
役職COができない指定会話なので反応することはできない。
レイラ
「もしもの話ね、貴方がもしも役職を持っていたとしたら……共鳴者が透けるから、なるべくCOはしないでほしい。なんなら少し疑われるだけ発言を伸ばしてほしい」
リンゴ
「もし役職を持っていた場合は、参考にします」
レイラ
「明日なんだけど、バーニスさんは誰を占うと思う?」
リンゴ
「ヴェルンヘルか、ルイスか……レイラさん?」
レイラ
「売られた喧嘩を彼女が買うかどうか……
私はバーニスさんを狂人だと推察している。初日の動きは人狼を守るために少し頑張って動いたんだと思う。狂人なら、狼を守るために私をどうにかしたいと思っているはず。今夜はきっとローデリックが噛まれる。狼が私を噛むまで、バーニスさんは時間を稼ぐ必要がある。
明日、ローデリックが噛まれればバーニスさんは私に黒打ちする」
リンゴ
「黒打ちされたら……レイラさんは吊られてしまう可能性が高くなります」
レイラ
「明日私が黒打ちされたら、リンゴちゃんは黙って皆の意見を聞いててくれる?イマノルが人狼だと言ってたヴェルンヘル陛下、ルイスあたりの発言を特に聞いてて。ルイスに関ししては私は黒要素が拾えてないからわからないけどね。」
リンゴ
「それはいいですけど……… 黙って吊られるつもりですか?」
レイラ
「大丈夫、心配しないでみててね。リンゴちゃん白いわねー、狼だったら私完全に騙されちゃう」
リンゴ
「あ、レイラさん、ティアゴ君からの指定会話の要請拒否したって聞きました……」
レイラ
「ってことは、ティアゴはリンゴちゃんを指定したのね、なにかいってた?」
リンゴ
「とても悲しそうにしてました……」
リンゴの言葉にレイラは声を出して笑っていた。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
指定会話を終えて、全員の指定会話先が公表された。
バーニス→リンゴ
バルナバ→リンゴ
ヴェルンヘル→レイラ
ルイス→バーニス
セシィー→レイラ
エドモンド→レイラ
ティアゴ→リンゴ
レイラ→ローデリック
ローデリック→セシィー
リンゴ→レイラ
(バーニスちゃんを指定したのはルイス……
バーニスちゃんの真偽をはっきりさせるために指定したのかもしれない……狼っぽくは見えないなぁ)
「本日襲撃されたのは
ローデリック・チチェスターさんです。それでは本日の議論を開始して下さい」
(やっぱり噛まれたのはローデリックさん……
守れなくてごめん……)
バーニス・ミラー
バルナバ・マルチネス
バルナバは結果にとても驚いている。
レイラ・ティーレマン
ティアゴは無言でレイラを見ている。
ルイス・スカイ
セシィー・ランフランク
エドモンド・ランフランク
バーニス・ミラー
リンゴ
(昨日レイラさんを指定した2人がレイラさん吊りを嫌がってる……人間っぽい……さて、ヴェルンヘル、ティアゴ君、どう出るの?)
セシィー
「バーニスちゃんは吊りは飲めるんだね?」
バーニス
「飲みたくはないけど……レイラさんから吊ってほしい。レイラさんは、反論もないみたいで黙ってるから黒が露呈してしまった狼だよ」
と言いながらバーニスはレイラを見る。
悠然と足を組みながら、議論を見守るかのように、いや自分の出番まで待機しているような余裕のレイラはとても自分が負けたと思っている様子ではなかった。
ティアゴ、バルナバ、ヴェルンヘルはかたい表情でレイラを見ている。
レイラの動向を固唾を飲んで見ている……
リンゴ
(……………)
レイラの様子にバーニスは少しばかり動揺していた。
リンゴ
(………バーニスちゃんもそろそろ気づくかな。
レイラさんへの黒打ちだけは絶対してはだめだった。
彼女は今日、誰を連れていくのか)
リンゴ・ラウル
ティアゴ・バーナード
狂人かなと思ってたから狼で驚いている。レイラさんが黒ならイマノルも黒だったのだろうかと考えていたところ……レイラさんを庇っているセシィーさん、エドモンドに残りの人狼がいるかもしれないと考察を落としておく
ティアゴは落ち着いた様子で考えを述べた。リンゴからの質問だったためか、いつもの敬語ではなかったがこれは関係ないだろう。
リンゴ
(特に動揺なし、人間ならこの考察でもおかしくはない……)
レイラ
「今日私を吊って、明日バーニスさんを吊るとする。その次の日は誰を吊るの?議論することは沢山あるわよ」
ルイス
「あまり発言してない奴らは?ヴェルンヘル陛下、バルナバさん、エドモンド、リンゴさんもあんまり要素拾えてないけど。」
ヴェルンヘル・ラウル
セシィー
「ヴェルンヘル陛下に返すと初日話すぎたから2日目は議論を聞いて精査する側に回ってた……途中からイマノルやレイラさんが話してたから私のターンではなかったしね。ヴェルンヘル陛下は私よりも発言も少なくて、要素も拾えないからもっと発言してほしいな」
ヴェルンヘル
「……頑張ってみる」
バルナバ
「イマノルが言ってたヴェルンヘル陛下、ティアゴ君、ルイス3狼説も精査したいかなぁと思っる。イマノルの色が分からないから、どこまで追えばいいか難しいところ……」
リンゴ
「イマノルの色が見えないのは、厳しいね」
エドモンド
「あれで黒だったら、仲間なんて吊れる気がしないよ……」
ルイス
「イマノルも白じゃないの……黒には見えなかったな」
ヴェルンヘル
「イマノルは人間っぽく見えた……狼だとしたらボロは全く出ていない」
ティアゴ
「人間2人を吊り推すところは人間っぽくは見えなくはないですが」
セシィー
「それだって、村人でもやると思うよー」
ティアゴ
「村人でもしますが、色が見えてる狼でもしますよ。あの行動をどうみるか、俺は疑念を抱きました。結果的に、バーニーさんは白でした。ルイスの色は分かりませんが、皆口を揃えて人間っぽいと言ってますよね。イマノルはそんな人間っぽい2人を吊り推した、それは事実です」
ルイス
「俺は役職ないし、初日だからみんなの要素がまるっきり拾えてないからさ、あんな反応くらいしか出来ない。初日の吊りは適当だろ?誰だって白黒わかんないよ。」
リンゴ
(ティアゴ君の黒濃度が上がっていく……)
エドモンド
「今日は3日目だし、要素はそれなりに出たと思う。ルイスに聞くけど人狼は誰だと思う?3人あげて」
ルイス
「え………いや、分かんないよ。」
エドモンド
「ルイスの白は反応だけで拾われている。そう思うと思考開示があまりないルイスは怪しいよ?」
リンゴ
(………そうだ、ルイスは白い……でもそれは、彼の反応のみで私たちは拾っている)
リンゴ
「ルイスからみてバーニスちゃんは本物?偽者?」
ルイス
「うーん、8割くらい本物だと思ってる。」
リンゴ
「なら、ルイスからの視点だとレイラさんは狼だね。あの残りの狼はどこにいる?」
ルイス
「残り?あー、あれ、イマノル??でもイマノルは白いしな………ヴェルンヘル陛下か、ティアゴさん、バルナバさんあたりに残りいそう……?」
リンゴ
「ヴェルンヘルは?」
ヴェルンヘル
「俺は……バーニスさんには思うところはあるけど真だと信じたい……レイラさん狼、イマノル狼、身内切りしていると判断してティアゴさんが狼」
リンゴはバルナバをみた。
バルナバ
「バーニスを真かまだ判断が出来ていない……レイラさんはなんとなく人間と思っている。イマノルの色は分からない……が…イマノルが狼かもしれないと少し思っている。ティアゴ君やエドモンドさん、セシィーさんが怪しいと思ってる」
リンゴ
「ティアゴ君は?」
ティアゴ
「バーニスさんを真と思っています……寡黙位置のバルナバさん、リンゴ、ヴェルンヘル陛下その辺りに狼が2狼はいると思っています」
ルイス
「っつか、レイラさん、昨日あんなに黒打てるなら打ってみろとかいっててだんまりとかさーどういうことなの?なんの弁明もないの?」
しびれを切らしたように、ルイスは苛立った様子でレイラを見る。
レイラ
「私はみんなに議論する時間をあげているの。」
レイラは瞳を閉じてみなの議論を聞いている様子だった。ルイスの問いかけには淡々と答えている。
ルイス
「はぁ?レイラさんはゲームマスターなのかよ?」
レイラ
「………」
レイラは面倒くさそうにため息をついた。
バルナバ
「レイラさん。もう言っていいんじゃないかな」
レイラ
「もう?……まあ、バルナバがそう言うなら」
レイラはヴェルンヘルの隣に座っているバーニスを見据えた。
視線を向けてきたレイラにバーニスは身体を強ばらせる。
レイラ
「バーニスさん、占い結果はさっき言った私が黒で間違いないわね?後から変えられないけど問題ない?」
バーニス
「占い結果が変わることはありません」
バーニスは毅然として答えた。
続きます















