230年 星の日のゲート戦 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。

 20日 星の日

その日は朝からアトリウムにクラリスがきていた。

クラリスは昔アトラスが憧れていた女の子だった。


アトラス

「おはようございます」


クラリス

「おはよう、アトラス君」


いつもより機嫌が良さそうでクラリスからは幸せオーラが溢れている。


アトラス

(機嫌良さそうだな……)


神殿でよくチェックしている結婚式の日程を見るとクラリスの名前を発見した。


アトラス

(それで機嫌良かったのか……)


結婚が決まった直後だったのだろうか、クラリスは本当に幸せそうに見えた。


アトラス

(——アリーチェも……俺との結婚が決まったら喜んでくれるのだろうか。)


父レドリーがアトラスに会いにきた。


今日は花の種を分けてもらいにきたようで、アトラスは父に渡した。


アトラス

(親父が生きている間に、結婚式は挙げたい……とは思っているけど……)


今日は星の日

一年で1番エルネア王国が美しいこの日は特別だった。

アトラスはアリーチェに南国の花束をプレゼントした。花束を差し出すとアリーチェの顔がパッと輝いた。


アリーチェ

「ありがとう……!大切にするね」


こんなふうに喜んで貰えると彼女への気持ちが高まったからか


アトラスもエルネア人らしくこんなセリフを言っていた。


星の日にはミッション?が出る。


恋人限定かな??


報酬は聖霊の角笛。








星の日は子供たちがお菓子をねだってくる。





エナの子コンテスト

エントリーされているのはこちら

シャルル


テリー


スタニックと、アトラスと仲の良い3人が選ばれていた。




女性のほうはアトラスは名前は知っているくらいでよく知らない子ばかり。


男性のほうはシャルルが選ばれた。


女性はヒルデガルトさん。


おめでとう



アトラスは慌てて待ち合わせ場所に向かう。

今日はアリーチェとデートの約束をしていた。

デートが終わった時(プロポーズしたい……!)と表示された。


アトラス

(この先もアリーチェのことを支えたい……彼女と一緒になりたい)


今までなんとなく交際の先に結婚があるとぼんやりと考えていたアトラスだったが、結婚を強くしたいと初めて思った。



その気持ちを抑えつつ、アリーチェを家まで送り届けた。



そのあとは虹色の花を探しに深い森へ。

それなりの収穫だった。



゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――



サムネイル

​チェロ君、そんなに出過ぎないで。敵の数が多いからすぐに囲まれてしまうよ


ゲートに繋がった先で、スピカがチェロを狙っていた敵を魔銃で撃ち抜き、動きを鈍らせた。


​斬っても斬っても敵が湧いてくる……

サムネイル


連戦続きでチェロに疲れが出ていた。

龍騎士になったこともあるチェロの実力はかなりのもの。そのチェロでも敵の数の暴力の前にじりじりと追い詰められている。



サムネイル

​十分倒した!
2人とも撤退しよう


時間的に考えてそろそろ退き時だとチレーナは判断した。スピカがこくりと頷いた時、スピカの体がぐらりと傾いた。


その隙を狙った魔獣の攻撃をチェロが間一髪剣で受け止める。


チレーナも応戦する。


スピカは顔を青くしながら、魔銃カートリッジを装填し、宙に向かって撃った。


薬剤が散布されて、辺りの空気を浄化する。


スピカ

「——ごめん……2人とも」


チレーナ

「大丈夫?!」


近づいてくる敵を斬り伏せながら、チレーナはスピカの様子を横目で確認する。



スピカ

「うん……瘴気の濃度が上がってきたみたい………撤退しよう。これ以上は、危ない」


チェロ

「ゲートまで走るよ」


チレーナ「走れる?」


スピカ「問題ないよ」


3人は来た道を引き返し、走り出した。



ゲート先で戦うのはエルネア国内で戦う時と緊張感も違えば難易度が格段に違った。


チレーナ

「あんな敵が一気に押し寄せてきたら……俺たちは国を守りきれるだろうか」


無事にエルネア国内に戻った3人は鎮痛な面持ちだった。とにかく数で押してくる敵に、長時間エルネア王国が耐えきれるのだろうか。


チェロ

「討伐隊を派遣しないといけないということがよく分かった。今夜武術職全員を招集し、明日から派遣しよう。」


チレーナ

「事態は一刻を争う。そうしよう」


スピカ

「星の日に、永遠と魔獣討伐とはねー」


チェロ

「俺だけで良かったのに。2人は星の日満喫してればよかったのにさ」


チレーナ

「近衛騎士隊の隊長様にだけそんなことさせられないよ」


スピカ

「そーそー。それにチェロ君、今日誕生日でしょ?誕生日に1人でゲートで魔獣退治なんて、寂しすぎてかわいそう」


チェロ

「寂しくなんてさいし、余計なお世話だよ……」


チレーナ

「来年はのんびりした星の日を過ごしたいものだね」


スピカ

「うん。そのためにも頑張ろう」


(といいつつ……星の日にチレーナ君と魔獣退治、悪くないな、って思ってるけど)