エルネア人狼 第二回 06 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

普段は任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


今回は人狼ゲームの世界観をお借りして

キャラクターたちに人狼ゲームをしていただきます。


注意 

人狼初心者が書いています。

人狼ゲームを元に書いていますがストーリー、キャラたちの掛け合いが優先となっています。多少おかしくてもご容赦ください。


初期国民はモニカ国のバルナバ・マルチネスがいます。うちの国のバルナバとして書きます。


無理そうならプラウザバックお願いします。




​役職

占い師…1日1回占うことができる
初日はお告げでランダムで白が分かる。
霊媒…処刑した人が人狼かわかる
騎士…夜に1人だけ護衛ができる。
この村は連続ガード不可
共鳴者…お互い村人だと知っている。
この村は相方が死ぬともう1人も死亡する。
独裁者…独裁者Coすると話し合いを強制終了させ、独裁者が選んだ人物を処刑できる。
人狼…毎日1人を襲撃する。占い師に占われると人狼と出る。
狂人……人狼陣営。占い結果は村人陣営と出るが人狼陣営勝利のために動く危険人物。







リンゴ

(さて………今日の指定会話は誰にしよう。

レイラさんの牽制で狼はバーニスちゃんを選びにくいだろうな………バーニスちゃんは誰を占うんだろう。

バーニスちゃんの性格なら、売られた喧嘩は買うタイプ。レイラさんを占いそう。

狼の噛み位置はローデリックさん固定だろうな。イマノルの色を見せないほうがいい。……私は誰にしよう)


「リンゴ・ラウルさん。バルナバ・マルチネスさんから指定会話の要請がきています。」


「バルナバさんから??」


意外な人からの要請だった。


間もなくバルナバがリンゴの部屋にやってきた。

バルナバがソファーに腰をかけて指定会話がスタートとする。



バルナバ・マルチネス

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​時間がないから単刀直入に言うと
リンゴちゃんのことは人間っぽく思っているんだけど要素があまり拾えていないから指定させてもらっている。
イマノルが白だった場合、ヴェルンヘル陛下、ティアゴ君、ルイスを精査しないといけない。もしもリンゴちゃんが狼なら、リンゴちゃんに絶対視点がいかなくなる


リンゴはバルナバが自分を指定した理由だけで彼は人間なんだろうなと直感で思った。


自分が狼だったら視点がいかない。

明日もきっとティアゴやレイラが戦い、リンゴには視点はいかない。その懸念をしているのだ。


リンゴからしたらそれは村人陣営の考えにしか思えなかった。



リンゴ・ラウル

​バルナバさんが私を指定した理由、とても人間っぽくみえました。
2日間とも、議論がかなり活性化されていたので私があまり介入するタイミングがありませんでした。
私には役職があるので、吊り位置になればCO、あるいは私の役職を騙る人が現れればCOします。

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バルナバ

「——ありがとう。なんとなく、リンゴちゃんのこれまでの議論姿勢、今の回答で納得できた。レイラさんのことはどう見えてる?」


リンゴ

「彼女が人狼陣営なら非常に脅威だと思います……が、人間っぽく見えてます……多分レイラさんから明日なんらかのCOがあるのではないかと考えてあます。狼の噛みはローデリックさん固定だと考えられるので明日レイラさんの発言で色々わかると思います」


バルナバ

「なるほど……俺は正直レイラさんの色が見えなかったから参考になったよ。イマノルが黒だったら、狼位置が全く見えない。それを懸念している」


リンゴ

「イマノルが黒ならルイスは白かな、とは思うけど。もしもローデリックを噛まず、イマノルの黒が見えたなら、ルイスは黒だと思う。ルイスをラストウルフにして逃げ切る算段かなーと」


バルナバ

「確かにそれもありえる……」


「指定会話終了です。お疲れ様でした」


ゲームマスターが会話終了を知らせる。


バルナバ

「それじゃあ、帰るね。ありがとう」


リンゴ

「こちらこそありがとうございました」


バルナバが去ったあと、リンゴは誰を指定しようか考える。



「リンゴ・ラウルさん。バーニス・ミラーさんから指定会話の要請がきております」


(………! バーニスちゃんか……なんとなく話したくないような……いや、要素を拾うチャンス。もしもレイラさんの勘が外れててバーニスちゃんが本物だったらマズイことになる)


少ししてバーニスが部屋に入ってきた。

疲れた表情のバーニスがソファーに腰をかけた。


バーニス・ミラー

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​お疲れ様ー。レイラさんにめちゃくちゃ疑われてるんだけどリンゴも私が偽物だと思ってる??


リンゴ

「投票の時も言ったけどフラットだよ。偽者だという懸念もしておかいとね、村人陣営なら」


バーニス

「そっか、確かにそうだよね。」


といいつたバーニスの表情は冴えない。

自分を信用してくれないことへの焦りか、失意か。


バーニス

「リンゴは誰かから指定会話の要請きた?」


リンゴ

「バルナバさんからきたよ」


バーニス

「なにをはなしたの?」


リンゴ

「今日の議論の事とか……詳しくは伏せておくね」


指定会話の相手はのちにわかるので素直に名前を言ったが、村だと思うバルナバを守る観点からバーニスには詳細を伏せた。人外かもしれない相手に情報を垂れ流す必要はない。


バーニス「……そっか」


リンゴ

「そういうバーニスちゃんは誰かから指定はきた?」


バーニス

「今回は今のところはきてないよ」


リンゴ

「レイラさんの牽制があるから、村人だってバーニスちゃんを指定しにくいね」


バーニス

「あとからくるかもしれないけど……リンゴはもう指定した?」


リンゴ

「ううん、誰にしようか悩んでるところにバルナバさんとバーニスちゃんから指定もらって話してる状況なの」


バーニス

「指定会話って早く指定した人からはじまるんだ」


リンゴ

「そうみたいだね……」


ん?ということは悩んでいたほうが後から会話できて有利になる可能性……ある?


そんな話をしてバーニスとの会話は終了した。



(結局、バーニスちゃんから要素は拾えなかったなぁ……で、自分の指定会話どうしよう)


「リンゴ・ラウルさん。ティアゴ・バーナードさんから指定会話の要請がきております」


(ティアゴ君から……今黒っぽいティアゴ君に騎士が透けるとまずい……いや、ローデリックやレイラさんから噛み位置が逸れるならそれでもいいかも?

まだ生きてる共鳴者を守れるなら……まって、騎士が透けるってことはもう少ない白位置の共鳴者も透けてしまう……… 絶対に透けるわけにはいかない)



緊張の中、ティアゴが部屋に入ってきた。ソファーに腰をかけたティアゴはリンゴの様子に早速気づいた。


ティアゴ・バーナード

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​ん?少し緊張してる?


リンゴ・ラウル

​そうかな?
まあ、みんなの憧れの魔銃導師様から指定会話の要請がくればみんな緊張するよ

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(このメンバーにそんなミーハーな人はいないと思うけど……強いていえば私くらいか……)



ティアゴ

「そんなこと言ってもなにもでないよ?」


リンゴ

「ティアゴ君はレイラさんを指定相手に選ぶと思ったんだけど違ったかー」


ティアゴ

「あんな発言をされたから誤解を少しでも解こうと思って指定したら、断られたんだよ」


リンゴ

「は?レイラさん本当に断ったのww」


ティアゴ

「時間の無駄だからやだって言ったらしい」


リンゴとティアゴは笑った。

有言実行のレイラらしい発言と行動だ。


ティアゴ

「あの人には本当にかなわないよ……ということで、議論に疲れたし、リンゴと楽しくお喋りでもしようかなーと思ってきたってわけ」


リンゴ

「あー、そうやって自分の印象をよくしようとしてるでしょ」


ティアゴ「もちろんそれもある」


リンゴ

「ティアゴ君も、大概人たらしなところあるよね」


ティアゴ

「ヴェルンヘル陛下ほどじゃないよ。それに他の奴らと話しても疲れるだけじゃん……」


リンゴ

「それって私のこと舐めてるんでしょ」


ティアゴ

「リンゴが相手だといつも通りでいられて楽だってことだよ」


リンゴ

(本当に……ティアゴ君って人たらし……みんなに言ってるわけじゃないって知ってるから効果絶大)


もしもティアゴが人狼ならば、リンゴキラーのティアゴが代表して探りにきた…という説もある。的確すぎる人選だ。リンゴは心情を悟られまいと全力で平静を保った。


「ティアゴ君は誰かに指定された?」


ティアゴ

「今日はルイスからきたな。」


リンゴ

「ふーん、そっか……」

(イマノルが人狼だと指定したルイス、そしてティアゴ君……指定会話は人狼同士しないだろうという意図で指定している場合も……… 人狼は今日バーニスちゃんと話すか、白位置に説得をかけたいはず……ティアゴ君は後者?)


「私は、バルナバさん、バーニスちゃんからきた」


ティアゴ

「へえ……2人はリンゴからみてどうだった?」


リンゴ

「うーん、どっちもまだ白黒つけれないなぁ。バーニスちゃんは偽とかまだわからない。ティアゴ君からみてバーニスちゃんはどう見えてる?」


ティアゴ

「バーニスさん……占い師が、1人なんだから本物だと思ってる。バーニスさんの初動の言動だけで偽者を決め打つその姿勢こそ黒くて怪しいと俺は思ってるよ」


リンゴ

「あー、そうかも。そう言われるととレイラさん黒いかもしれないなぁ……。騎士は今日誰を守るんだろう」


ティアゴが人狼陣営なら自分を噛んでくれていい。

ローデリックが残り、レイラが残る、きっとこれが村の最善。議論中COがしにくいのは共鳴者の位置が人狼陣営の視点で狭まってしまうから。


ティアゴ

「昨日はローデリックを守っていると思うから今日はローデリックを噛むんじゃないか?レイラさんの挑発に乗ってレイラさんをそのまま噛むとは思えないけど……バーニスさんが人狼なら、レイラさんを噛みそうではあるな」


リンゴ

「あ……それ分かるかも」


ティアゴの考えには同意だ。そしてリンゴはもやった。


「ティアゴ君ってバーニスちゃんの思考よく分かってるね……」


ティアゴ

「あの人は分かりやすいんだよ。」


「指定会話終了です」


ティアゴ

「もうそんな時間か。じゃあな、頑張れよ」


リンゴの頭を優しく撫でて、ティアゴは部屋を去った。