今回は、小学3年生のYさんのソーシャルスキルトレーニングをご紹介します。
Yさんは、ADHDの傾向があるお子さんで、特に集中力が持続しない、ケアレスミスが多い等のワーキングメモリーが弱いのが特徴です。
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今回は、こちらの教材を使用しました。
「あたまと心で考えよう SSTワークシート 社会的行動編」
45 うまくいかなかった友だちに
チームの仲間がミスをして責められている時、チームメイトとしてどうすればよいか、Yさんと一緒に考えてみました。
①「おまえらだって、ミスしたくせに」と言い返す
②「〇〇さんだけのせいじゃないんじゃない?今度は勝てるように作戦たてようぜ」とみんなに声をかける
③今度はうまくできるように、コツを教えてあげる
④「そういうことは言っちゃいけないんだよ」と諭す
⑤「気にするな。ぼくもミスしたし、今度はがんばろう」とこっそり伝える
もしYさんがチームメイトだったらこの中でどれを選ぶ?と質問すると、
Yさんは⑤を選ぶ、と答えました。
それは、一生懸命やっている人を責めるのがよくないと感じたから、だそうです。
Yさんは、友達を大切にするタイプなので相手の気持ちを考えることが自然と身についています。
また、Yさん自身も体育が苦手で、チームメイトに対して自分と同じ、という仲間意識を持っていたため、自然とその選択肢を選ぶことができたのでしょう。
実際にこのような状況になったとき、とっさにチームメイトを励ますことができるといいですね。
今回は、中学2年生の発達障害の傾向があるお子さんの算数の授業をご紹介します。
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Iくんは、素直でとてもまじめな子で授業中は先生から言われたことをやってくれて、わからないところはわからないと言ってくれます。
Iくんはワーキングメモリーの特性上、集中力が持続せず、口頭で指示したことを忘れることがあります。
今回は、小学校で習うデータの整理をやっていきました。
データを整理するときは、まず平均値、最頻値、中央値を求めます。
そして度数分布表に整理し、ヒストグラムに表します。
最後にいちばん度数が多い階級を求め、その割合
の全体に占める%を求めます。
このデータの整理は、実際の数字(例、6年1組の20人の通学時間)のデータを調べることができます。
はじめは最頻値と中央値の言葉の意味がわからなくて手が止まっていましたが、語句の説明の際に言葉のイメージを絵で表現してみたり、数直線上に実際にデータをプロットしてみたりしました。
すると、どれが最頻値か、どれが中央値か、自分の目で確かめて答えを求めることができました!
また、度数分布表とヒストグラムを使って整理したデータを説明することができました!
次回は、場合の数をやっていきたいと思います!


