発達障害のお子さんの中には聴覚過敏に悩んでいる子も多くいらっしゃいます。
聴覚過敏とは、普段は何気ない音や人が話している声が大きく響いてうるさいと感じる症状のことです。
※聴覚過敏のお子さんは、学校の教室などでクラスメイトの話し声が気になって常にストレスにさらされているため、イヤーマフの着用をおすすめします。
というわけで本日はそんな中学1年生のAさんのソーシャルスキルの授業をご紹介します。
ポイント
Aさんは、小学校低学年のある時から教室がうるさく感じるようになりました。
Aさんにとって他の子の話し声がうるさいと感じるため、教室の中でうまくコミュニケーションがとれずに悩んでいます。
放課後一緒に帰ろうと誘われても一人で帰りたいから断っているため、クラスの子と距離を縮めるのが難しいです、、、笑
家の中では話し声はうるさく感じないということなので、
教室という環境に適応することができればなにも問題ありません。
聴覚過敏の原因は、ストレスが影響しているとも言われています。
これからAさんが快適な中学生活を送るためにも、なにがストレスなのかを見極めていく必要があります。
次回の授業では、Aさんの話しを聞きながらストレスの原因をじっくりと探っていきたいと思います!