黄砂は中国のゴビ砂漠や黄土高原などから飛来してくる細かい砂を指します。

黄砂自体にはアレルギー物質になりにくいのですが、むしろそれに付着した微生物や大気汚染物質がアレルギーの原因となります。

 

また、粒子が4ミクロンと非常に細かいので、気管支や肺の奥まで吸い込んでしまい、喘息のような症状を起こすきっかけになるので注意が必要です。

 

外出時には表面がツルツルしたウインドブレーカーのような生地のものを選択し、マスクも活用しましょう。

帰宅時には部屋に入る前に外で上着を叩いて、できるだけ室内に持ち込まないようにし、また遠くの山が霞んで見える日には、外に洗濯物を干さないなどの工夫もしてみましょう。

リーキーガットとは細胞と細胞を繋げている「タイトジャンクション」が壊れ、本来ない場所に食物や大腸菌などが流れ込むことで身体が異物と認識し、炎症を起こしてしまうことを指します。

 

慢性炎症で挙げられる症状としては、筋肉痛、関節痛、腹痛、アトピー、抜け毛、不眠症、記憶力低下、不安感、疲労感、神経過敏、喘息、お腹の張り、糖尿病、がん、潰瘍性大腸炎…など数多く及びます。

 

つまり、体内で慢性炎症が続くことが問題なわけで、リーキーガットをそのままにしておくと様々な疾患を導く結果になり得うるかもしれないということです。

一つでもリスクを減らす意味でも、改善させたいものですね。

 

リーキーガットの原因としてグルテン(小麦粉、大麦、ライ麦などに含まれます)の摂取が良く知られていますが、それ以外にもアルコール、カフェイン、唐辛子、カニ、エビに含まれるキトサン、その他繊維質の少ない食事も影響するということがわかっています。

 

上記症状で気になる方は、「控える」のではなく、まずは2ヶ月間以上をめどに完全に「カット」することをおすすめします。

理由は「控える」少しなら食べてもいい… では改善まで到達できないからです。

自己治癒力を向上するうえでも大切ですね。

私たちの皮膚や器官の表面は上皮細胞という細胞のシートのようなもので覆われており、外部からの異物の侵入を防ぐバリアとしての大切な働きを担っています。

この「タイトジャンクション」と呼ばれる構造によって、上皮細胞の細胞と細胞をしっかりと繋ぎ止めているわけです。

 

このバリア機能の破綻は、潰瘍性大腸炎やアトピー性皮膚炎など慢性炎症の発症につながるため、上皮細胞のケアはとても重要なファクターです。

 

食物中のグルテンが分解されると「グリアジン」成分が発生して、上皮細胞と結びつくことでゾヌリンというたんぱく質が過剰に分泌されます。

ゾヌリンは細胞と細胞に隙間を作り通貨性を良くする働きがあることから、強靭なタイトジャンクションがほどけてしまうのです。

これにより、リーキーガットシンドロームが起こるきっかけになります。

 

そんな中、近年、九州大学の研究によりコレステロールが上皮バリアの形成に必須であることが解明されました。

慢性炎症に対する新たな治療法の開発に期待が寄せられますね。