リーキーガットとは細胞と細胞を繋げている「タイトジャンクション」が壊れ、本来ない場所に食物や大腸菌などが流れ込むことで身体が異物と認識し、炎症を起こしてしまうことを指します。
慢性炎症で挙げられる症状としては、筋肉痛、関節痛、腹痛、アトピー、抜け毛、不眠症、記憶力低下、不安感、疲労感、神経過敏、喘息、お腹の張り、糖尿病、がん、潰瘍性大腸炎…など数多く及びます。
つまり、体内で慢性炎症が続くことが問題なわけで、リーキーガットをそのままにしておくと様々な疾患を導く結果になり得うるかもしれないということです。
一つでもリスクを減らす意味でも、改善させたいものですね。
リーキーガットの原因としてグルテン(小麦粉、大麦、ライ麦などに含まれます)の摂取が良く知られていますが、それ以外にもアルコール、カフェイン、唐辛子、カニ、エビに含まれるキトサン、その他繊維質の少ない食事も影響するということがわかっています。
上記症状で気になる方は、「控える」のではなく、まずは2ヶ月間以上をめどに完全に「カット」することをおすすめします。
理由は「控える」少しなら食べてもいい… では改善まで到達できないからです。
自己治癒力を向上するうえでも大切ですね。