だんじり祭り2日目の午前中は岸和田ではなく春木で宮入を見物しました。
岸和田と異なり春木は観光客がほとんどいないので間近でゆっくり見物できます。
神社でお祓いを済ませただんじりがゆっくりと鳥居をくぐって出てきました。
正面は住宅のあるT字路になっており、比較的狭い道を直角に曲るやり回しが見られます。

全速力で走り始めました。だんじりの前で舵棒を握る二人の前梃子の腕の見せ所です。

うまく曲がりましたが、だんじりの後ろの向きを変える後梃子は遠心力で曲がり切れず
数人が正面の家の壁に突進。もちろん危険なので受け止める人が待ち構えています。

だんじりは速度を落とさずそのまま走り去り、その後ろを町内の人が追っかけます。

2台のだんじりが走り去ると、次の2台が神社でお祓いを受けているのでしばらく小休止。
左の人はビデオカメラを一脚につけて人ごみでも撮れるようにしていますが、祭りを数人で
手分けしてビデオ撮りし、あとでDVDに編集をして各町内に販売するアルバイトをしている
そうです。写真にいいポイントなどを教えてくれました。朴訥としていて親切な人。感謝。
右は待っている間にだんじりの上にのる大工方の形の練習をしている子供。将来が楽しみ。

待っている間に神社に入ってみました。やり回しのときには殺気立つ若者たちも休憩中は
みんなすがすがしくていい感じ。カメラを向けるとくわえたばこでポーズをとってくれました。

このおじさんたちもカメラを向けるとうちわを見えるように持ち替えてニッコリ。
ありがとうございますと礼をいうと 『おおきに』 と先方からも礼を言われた。いい男。

地の底から湧きあがるような 『そーりゃぁ、そーりゃぁ』 というゆっくりした掛け声とともに
八幡町のだんじりが鳥居のところまで下りてきました。去年やはりここで八幡町の
やり回しのすごさを見ているので、ここは写真を撮らず見物することにしました。
周りでも 『さあ、八幡町やで。速いからよう見いや』 という声。
期待にたがわず、スピード感が違う見事なやり回しであっという間に去って行きました。
八幡町の役員は安堵し笑顔、他の役員は口々に褒めたたえる。感動がその場を支配。

春木は岸和田より道幅がかなり狭く、手の届くような場所をだんじりが走り抜けます。
ところが警備は岸和田ほど厳しくなく、『危ないから後ろに逃げる場所だけ確保しといてよ』 と
いう程度の注意です。だからだんじりの後ろで綱を引く後梃子の人たちが通る時には
『どけどけ、どけ!』 と叫びながら走り抜けます。 その危険さがまたたまらない魅力です。

宮入り見物を終え、腹ごしらえをして午後は春木駅前で後梃子の人を重点に見物。
綱をひっぱる人たちの全力疾走と、力の入った表情が素晴らしい。
画像をクリックすると、少しだけ大きい写真で表情がよくわかります。

・・・という次第で、今年も2日間だんじりをしっかり楽しみました。
来年こそはぜひ有料観覧席(S席)の確保を目指したいと思います。
神戸からの帰路、今年も岸和田のだんじり祭りに行ってきました。
一年ぶりにだんじりが地響きを立てて目の前を通り過ぎるのを見ると興奮します。

四つ角の細い道からだんじりが来ました。いったん止まって体制を整え、合図とともに
全速力で走り、角をできるだけ鋭角に回るやり回し、だんじりの見せ場です。

細い道から次々とだんじりがやってきます。曲がらずまっすぐ行ってしまうとガッカリ。
曲がる場合はやり回しになるので、観客も一気に盛り上がります。また一台現われました。

必死に綱を引っ張る若者、だんじりの前で舵棒をにぎる一番危険な二人の前梃子。
上で踊るように指示を出すだんじりの花形、大工方。 
方向が変わった瞬間、だんじりの後ろを大きく回して方向を決める後梃子。
綱を引っ張る人はすごい力がいるのと、遠心力で外に放り出されるおそれがあり、左下の
拡大写真でその必死さがわかります。写真をクリックするともう少し大きく表示されます。
大工方が方向転換の指示のためにもう一方の屋根に飛び移る瞬間。胸のすく思い。

鋭角的にやり回しを成功させて通り過ぎた後には、賞賛の歓声。

その後ろには女性たちが付いて走ります。
今回もっとも驚いたのは、この町のだんじりに熱中する女性の狂乱ぶりです。
その1:一人を背負い、一人の手を引き、もう一人は腰につけた紐を握らせて、3人の子供に
     『ええか、行くで。離すんやないで!』と言うと同時に一目散に駆けていった女性。
その2:臨月が近いと思われる大きなお腹で、子供の手を引いて全速力で走る女性。
     見ているだけでも危ないから止めてくれ?!と叫びたくなりました。
残念ながら両方とも、目の前での瞬間の出来事で写真を撮れませんでした。

道端では走りつかれた子が一休み。
こんな頃からだんじりに親しむので、大きなお腹で走る母さんになるのかな。

やり回しを楽しんでいるうちに夕方が近づいてきました。

昼の部が終わりました。さっそく早めの夕食をとり、今回は夜の部に備えます。
夕食後、岸和田の潮風に吹かれて一休み。

初めて見る夜のだんじり。昼間と違ってゆったりと引かれていきます。
引く方も若者にはガールフレンドが寄り添い、あちこちでいい雰囲気。
老いたりとはいえ、一人で見るには目の毒です。

今夜の泊まりは少し離れた泉佐野のホテル。今日・明日で岸和田では何組のカップルが
誕生するのかな・・・なんて余計なお世話のことを考えながらホテルに向かいました。
今月も神戸に母の見舞いに行ってきました。金曜の午前中にヘルパーさんが来てくれるので
その間どこに行こうかと思っていたら、神戸?明石が新快速なら11分だとわかりました。
明石は小学校の低学年の時遠足に行ったきりで、近いのに行くこともなく55年ぶりくらい。
明石港や明石の海産物の市場等々、見どころは結構いっぱいありそう。
・・・でヘルパーさんの到着を待ってさっそく出発。

明石駅を出て明石銀座という商店街を抜けると、フェリー乗り場に続く道の角にこんな店。
看板には玉子焼きと書いていますが、一般的には明石焼きと呼ばれている名物です。

こりゃ帰りに明石焼きを食べない手はないな・・・などと思いつつフェリーの発着所に到着。
近くの舞子に本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋があるので、フェリーを待つ人影はまばら。
発着所の向こうには防波堤が左右から伸び、その先端には赤と白の灯台。いい風情。

フェリーが入ってきました。明石にちなんでタコフェリー。この命名も企業努力でしょうか。

海岸沿いに歩いて行くと、入り江になっていてこちらにも向こう側にも船が係留されています。

空と海の青とヨットやモーターボートの白さのコントラストが気に入りました。
ボートの窓越しに麦わら帽…。『お母さん、僕の麦わら帽子はどこにいったんでしょうね』

かなり遠くまで来たので駅の方向に戻ることにしました。途中 魚の棚 という海産物専門の
商店街を通りました。店先では名物のタコが元気よく箱の中で動き回っています。

商店街を抜け、お昼には少し早かったのですが最初に見つけた明石焼きの店に入りました。
名物明石焼きとビールを注文。右手前の1個を食べてから写真を撮ることを思いつきました。
玉子が多く入っているので、手前のダシにつけて食べるのが明石焼きの本道。
でも、私は神戸風にソースをつけて食べ、ダシは最後にいただきます。ビールが旨?い。

〆て1,300円。満足、満足。

気がつくとヘルパーさんの帰る時間が過ぎているので、大急ぎで明石駅に向かいました。
実は、明日神戸からの帰りに岸和田に寄り、泊まりがけでだんじり祭りを見物するので
今日はできるだけ見舞いに専念するつもりでしたが、少々楽しんでしまいました。
奥沢神社秋の例大祭の9月11日(土)に厄除けの大蛇お練に出かけた。
大蛇お練りは10時からということなので、早めに出かけ、昼には教室に帰ろうという魂胆。
自由が丘からiPhoneのマップをナビにして歩くとすぐに見つかりました。
石の鳥居には昨年の大蛇が巻きついていますが、近くで見るとユーモラスな顔です。

神社の一角では笛や太鼓のお囃子で雰囲気が盛り上げていますが、上手なお囃子です。

まずは本殿に参拝。目の前に今年の大蛇が鎮座している。近くで見るとかなり大きい。

10時きっかりに大蛇は担ぎ出され、神主のお祓いを受けたのち、境内を練り歩き始めた。
大蛇はおおよそ長さ10メートル、直径25センチ、重さ150キロもあるそうです。
蛇行をするように担ぐので、ファインダーを覗いていると、鼻先まで来ていることがある。

やがて大蛇は鳥居をくぐり奥沢の街に繰り出す。先導する神主さんが紙吹雪をまき散らす。

所々で大蛇は大きく蛇行し、頭としっぽが大声で冷やかしあい、見ていてなかなか面白い。
この街ではお年寄りと若者のいい関係が保たれているのがわかるような気がします。

祭りの衣装を着た子供の顔が恐怖に引きつり、ついに号泣する。あ母さんは大笑い。

途中で町内ごとに担ぎ手が代わるようだ。東京の高級住宅地だけあって担ぎ手もいい男。
右の写真は、大蛇の尻尾を振ったり引っ張ったりしてちょっかいを出すオチャメなおじさん。
『大蛇の尻尾が取れたらどうするの!』 と止める世話役とのやり取りが実に愉快。

そのせいか、各町内で設定された厄除祈願の場所で、尻尾の補修が始まった。

大蛇の行列の前になり後ろになりと、写真を撮りながら走り回っていたので結構疲れました。
ここらあたりで見物を終わり、奥沢駅に。電車が出たばかりでしばらく待たされる。
やっと電車が来たので乗ったら、反対方面に走っていることに気が付いてガクゼン。
でもなんとか昼までに教室にたどり着きました。チャンチャン。
今月も神戸に母を見舞いに行った帰り、大阪の『空堀商店街』に行ってきました。
古い大阪の風景がいまだに点在するちょっと面白い場所です。
商店街の入り口には赤い文字で はいからほり と書いてある。大阪らしいダシャレがきつい。
商店街筋が尾根のようになっており、両側が低くなっているので、横丁には階段や下り坂が
続いています。 尾根なのに堀とは此れ如何に?

横丁をのぞきながら進むと、 家政婦・看護婦紹介所 という昔懐かしい看板がかかった家。

思わずその横丁に入り、角を曲がると場違いにおしゃれな店の一角がありました。
でも、その店の向かいはこんな家。いろいろな風景が混然一体となった摩訶不思議な空間。

ここらあたりから、商店街そのものよりもその両側の横丁を中心に見て歩きます。
昔神戸で住んでいた家を思い出す何か懐かしい気がする家。
お稲荷さんが家の番をしているように見えます。

古くて由緒のありそうな、面白い形の家。確か空堀商店街の紹介のページにも載ってた家。

この家の横は、奥に抜けられる通路になっています。表札の横には からほり推奨建物
書かれた立派な金属プレートが貼ってあります。(下の拡大写真参照)

同じ構造の建物があちこちにあります。

左は家を路地が貫いているが、これも空堀様式かな。
右は商店街のそばにあった公衆トイレ。金属プレートないとトイレとは分かりません。

商店街に戻り、端まで通り抜けたら、立派な道路標識。  へ?、ここが熊野街道なんだ。

標識に従って近松門左衛門の墓へ。黒御影石に写っているのは半ズボンをはいた私の足。

・・・てなわけで、空堀商店街を中心として古い家の残る面白いところでした。

帰りは地下鉄で戻りましたが、JR大阪駅までは地下街を延々と歩きます。
その途中に、『二度づけはあきまへん』で有名な串カツ屋を見つけました。

入りたかったけど気後れがして入れませんでした。まだまだ立ち飲みの修行が足りません。
そのうちいつかの楽しみということで・・・。