ワイン好きのリヨン日記。 -24ページ目

ワイン好きのリヨン日記。

France, Lyonからのブログ。ワインを中心に。

シャッサーニュで買ってきた下級キュベ。1本しか買わなかったのですが・・・。

結論から言うと、もっと買っておくべきでした。

色は薄いレモンイエロー、透き通っていてきれいです。

バター、蜂蜜、柑橘の果実、それに白い花が混じり、やや複雑な香りを醸し出しています。
口に含むと、アタックは申し分なくボリューム感があり、でもしっかり酸が引きしめている。スケール感やミネラルに欠けると言えば欠けますが、それは広域レベルでは求めるものではないかなと思います。

いずれにしろ、美味しいです。先日のベルナール・モローと共通するところがありますが、スタイルは違うようです。
また、09の特徴と異なることがわかってきた気がします。2005年以来のグレートヴィンテージだとか言われていましたが、やはり結局は個人の好みによるかと。

万人受けは09は良いと思います。早飲みしても美味しいし、誰が飲んでも美味しく感じる。そういうのが「グレートヴィンテージ」?。

一方で2010は少なくともブルゴーニュブランは非常に良い出来、09との違いはより上品にきれいに仕上がっているような気がします。もっと言えば地域性がより明確に表現されているような(広域もので言い過ぎですが)。09からスリムアップして、ピュアな上品さが10モノでしょうか。

09はボリューム感が2010よりあり、なんだかどこかのシャルドネ好きが好きそうな造りでした(言い過ぎ)。勿論、美味しかったです。散々飲みました。でも、2010はいいです。特に今のところ、シャッサーニュやピュリニーに畑を持つ生産者の下級キュベは良いのではないでしょうか。しかも、多分今飲み頃。


上級キュベはわかりませんが、普段飲みにプチ幸せを感じるのであれば十分じゃないかなと思ったりするわけです。



フランスの現状は平均月収1600€程度。
ワインの国でフランス人がどのくらいワインにお金を使っているのか、不明ですが、間違いなく10€前後のワインが一番飲まれているに違いない。

フランス人は倹約家で(おそらく)、普段の生活で如何に節約して、如何にバカンスへのお金を貯めるか。ここぞというばかりに勝負をかけている。そんなことを見ていると、国が異なるだけで価値観の主流が全く異なることが非常に面白いです。

・・・なんの話か。

さて、仲田氏ワイン、ルーデュモンのフィサン09を飲んでみました。
いやー、美味しいですね。フィサン。良い出来だと思います。


イチゴジャムのような甘い煮詰めた赤いベリーの香りを始め、甘い香り。味わいも至極ナチュラルで、同じドメーヌのシャンボール07やジュブレに感じた濃い感じもなく、するするといけてしまいます。最初のアタックも優しく、そしてフィニッシュまできれいな液質。開け始めはややスパイシーでしたが、収斂味もなく、後半は落ち着きます。
・・・とほめすぎかもしれませんが、村名だとすれば十分合格。
フィサンって、あまりメジャーではないけども、実は美味しいものが多いような気がします。


これまで、たくさん購入したせいか、ルー・デュモンのワインを村名までほぼ飲みましたが(ニュイサンジョルジュとヴォーヌロマネは飲んでません)、多分フィサンは1, 2を争う出来だと思います。

それ以上に、個人的にはシャルドネの扱いが美味いのではないかなと思っています。なぜなら、クレマンとブルゴーニュブランも美味しかったからです。

クレマンは非常に素晴らしかったです。下手なシャンパーニュより全然美味しい。ほとんどシャンパーニュです。足りないと言えば足りないのかもしれませんが、クレマンとしては足りすぎています。

ブルゴーニュブランも09を飲みましたが美味しかったです。確か、仲田氏の話によるとシャルドネはマコンから買っているそうですが、だとすればマコンは本当に美味しいシャルドネを造れるのではないかと思います。

いずれにしても、少なくともこのドメーヌ、現在シャンボールやジュブレより、フィサンやシャルドネを使ったワインの方が美味しいと言えるのでは、と勝手に思っております。

明けましておめでとうございます。

初心者の書くブログですが、お暇潰しに今年も見て頂けたらと思います。



さて、あいにくの曇りで初日の出もなかったので、前日に撮った朝焼けを。






年越しはエグリでした。好みですね。泡は弱めだったのですがそういう造りなのでしょうか。
デコルジュは2010 SEPTEMBRE 38ヶ月熟成。

良いシャンパーニュの香り、ブリオッシュやニッキの香りも。
口に含むとじわじわと旨味が出てきて余韻まで美味しく、良かったです。



年末の駆け込みブログみたいになってしまっているが、今年飲んだものは今年のうちに片付けたい。

が、現実は全てはアップしきれていない状況。1本1本開けたものを記載してコツコツアップしていく方には頭が下がります。
さて、クリスマスの時にフーリエの前にシャンパーニュと白も1本開けています。


頂き物のビルカール・サルモン。実は初めて飲みました。
なんだかセロスを飲んで以来、まともなモノをあんまり飲んでいないせいか、シャンパーニュ自体にどこか物足りなさを感じてしまいます。

まあ、名門?だけあって美味しいのですが、そこ止まり。というか、このクラスにそれ以上を期待してはいけないのでしょうか。でも泡の持続性や細かさを見ると良いモノで美味しかったですよ。

アイス・バッグ

こういうアイテムって、ワインショップいったらたいてい売ってますよね。今までこんなもの買うのであればワイン代に足して良いワイン飲んだ方がいいとか思っていたのですが、使ってみると意外に良いです。

キンキンに冷やしたい場合にも使えますし、氷と水さえあれば多分冷蔵庫に入れておくより早く冷えます。急速に冷やしてワインにいいのかしりませんが。でもこれだったら冷やしながら持ち運べるし、重宝しそうです。




もう1本開けたのがマルク・コランのピュリニー。サン・トーバンで非常に有名になりましたが個人的にはサン・トーバンよりこっちの方が好きです。
柑橘の香りは弱いですが、時間を置くとバターの香りなども出てきて、果実味と後から押し上げてくる酸のバランスが非常に良いです。
細すぎず、スリムな上品なワインです。サッシャーニュと比べるとやっぱりキリッとした酸が和らいでもう少しふくよかな印象があります。
ピュリニーも最近高騰傾向にある中で比較的安いこのキュベはリーズナブルではないかと思います。ちなみにシャッサーニュ村で購入25€でした。

さて、今年最後に向かってまだまだワインを開けて行きます。

すっかり更新が滞って気づいたら今年がもう終わる。。。
開けたのは、フーリエ。クリスマスに開けたもの。なんという怠惰。
しょうがない、仕事が年末まで押していたので、ブログ以外の書き物で手がいっぱいだった。

クリスマスなので、フランス人の真似をして(?)、チキン丸焼き、牡蠣、などを食しました。フランス人はクリスマスが最も重要なイベントらしく、クリスマス前のLes Hallsは人ヒトひと!フォアグラ、フロマージュを買うのに並ぶ並ぶ。ちなみにクリスマスはフランスではNoel(ノエル)。



ブルゴーニュ産のチキン


  

牡蠣とエスカルゴ。

この牡蠣、2種類違うものを6つずつ買ってきたのだが、今まで牡蠣の食べ比べなどしたことなかったけど、全然違うものですね。身が白っぽい方がミルキーでなめらか。一方、黒っぽい方はちょっと味が濃厚で磯の香りもして塩っけが強い。でもどちらも美味しい。どちらもN2(ニュメロ2)。この大きさで十分。

さて、フーリエ。期待していたのだが、香りが弱い。
これは先日のシャッサーニュで購入したもので、状態が悪いとは思えない。おそらくヴィンテージの弱さか?


味もなんとなくパッしない。果実味にも欠けている感じもするし、正直うーんというところ。しかし、良好な生産者に見られる旨味みたいな垂直方向に掘り下げる深みがあり、これがフーリエの力かと思わせる。


3日目まで引っ張ってみたものの香りはやはり開かず、しかし味の深さは衰えず、深みを出すような作りになっている。他のヴィンテージも飲んでみたい。2008を先日一緒に買ったので、開けてみたいものである。



年末も近くなり、記念日や1年間フランスで頑張ったということで(1年はまだたっていないのですが)、リヨンで最も予約の取れないお店と言われているAu 14 Fevrierに行ってきました。全部で12席。こじんまりとしたお店でスタッフ全員が日本人。このお店はミシュラン1つ星を取っています。


実はこのお店への訪問は初めてではありませんでした。それは、リヨンに移住する前に下見に来た1年前の秋、知り合いと旧市街にあるワインショップAntic wineに行った際にたまたまワインを引き取りにきていたソムリエのMoritaさんと知り合いが知り合いで(なんだかおかしな文章?)、なんとワインをお店まで運ぶのを手伝っていたのです。
そのときに、シェフのAraiさんとも挨拶をさせて頂き、今回念願の来訪となったのです。


前置きは長くなりましたが、本題に。さて、結論から言うと素晴らしいプレゼンと良いマリアージュを提供されました。

このお店はメニューはありません。というのもその日の仕入れで内容が変わるという、訪問する側としては面白いと思います。決まっているのは8品は提供されるということだけ。

ワインはボトルで勿論頼めますが、ソムリエのMoritaさんがセレクトしたワインをグラスで3、4、6杯のデギュスタシオンコースがあり、こちらがオススメ。こういう時はお店側のセンスを見るのも面白いです。ということで、4杯のでデギュスタシオンを注文。

お店側に説明された正式な名称は覚えていません。だってメニューがないですから。


先付けのコンソメのスープとラパン(うさぎ)の巻物。

写真ではわからないのですが、スープは試験管のようになっていてそのまま口を付けて飲む、というちょっと斬新なアイデア。ラパンはやはり独特な香りがしますが美味しかったです。

バゲット。とバター。バターは失念。ですが、ものすごく美味しいバターです。エシレのバターより美味しい。バター単体で食べると、バター本来の味と非常にクリーミーな食感から塩分が口に含んで少したってから感じられるようなバターです。これはバターだけでご飯がいける、というくらい。


ワッフルはジャガイモでできています。ふんわりしていてジャガイモとは思えない食感。卵の殻に入っているのはマスタードが入ったソース、一番底に黄身が入っていて何とも絶妙なバランスで美味しいです。


ここからワインが登場。料理は3種類のカブとその上にいくら、一番下にサーモンがしいてあります。合わせるのはダグノーのピュイイフュメ。これがこの日のベストマリアージュでした。ソーヴィニヨン・ブランは良い作り手が造ると本当に美味しくなります。フランソワ・コタのサンセールを飲んだ時も思ったのですが、非常に丸くソーヴィニヨンの概念からかけ離れたワインができる。この日のワインもそうでした。香りはソーヴィニヨンらしい青い香り、でも味は丸く果実味があり、香りと味にギャップがあります。でもこのギャップが重要で、カブの青臭くてちょっと辛い味とソーヴィニヨンの香りがマッチし、その後にソーヴィニヨンの味が丸く納める。このワイン、決して甘いわけではないのですが、カブを食べた後に飲むと甘みが引き出されます。非常に相性が良い。


セップ茸のラヴィオリ。これも香りが素晴らしく、素材のポテンシャルが引き出されていました。合わせたのはピュイイフイッセ。


鮟鱇と人参のソースと焦がしバターのソース。鮟鱇は淡白で食感が面白い。焦がしバターのソースにはセロリがアクセントになっておりソース自体も美味しい。ワインを飲んでしまったので、サンヴェランのグラスをここで追加。


ランド産のフォアグラのソテーと金柑のソース。合わせたのはアルザス、グランクリュのゲヴァルツ。このゲヴァルツはスパイシーでライチというよりシナモンや漢方っぽい香りが出ていました。フォアグラには甘口ワインが王道ですが、金柑のソースが接点になってゲヴァルツとの相性を良くしていたように思います。


この時点でかなりおなかいっぱいなのですが、メイン。ブレス鶏と肝ソース。合わせたのはマランジェのプルミエクリュ。このマリアージュの相性はまあ普通。無難でした。Cote de BeauneとCote de Nuitのピノノワールは最近異なるということがわかってきたような気がします。
ブレスはフランスに来て何度か食べたのですが、ブレスの特徴がわかって来た気がします。
おそらく運動量や飼育環境がそこらの鶏とは異なりますので筋肉の締まりがまず違います。多分、人間で言う体脂肪率が違うはずです。勿論、部位にもよりますがこの日食べた肉は食べ応えがすごい肉質。キッチリ鍛えてきたような筋肉を食べている感じです。ブレスがここで重宝される理由がわかります。



やっとフロマージュ。良いフロマージュのはずなのですが、おなかイッパイ。でも美味しかったですよ。一番左のシェーブルとレモンのコンフィチュールの相性も良かったです。


デセール。



小菓子。


サービスもプレゼンテーションも非常に光るものがあったかと思います。日本人ならではのサービス、きめ細やかさ、そういったものがフランスでも受け入れられて、逆にアドバンテージになっているのではないかと。

こじんまりしたお店にきっちりとした仕事ぶり、美食の街リヨンでも名前が挙がる理由がわかったような気がします。
また、来訪したいとい思います。さらなる進化に期待


シャッサーニュで買ってきた1本。この作り手のブルゴーニュは美味しくて、日本にいるころも何本か09を飲んだことがあります。



実は先日のシャッサーニュでプルミエクリュを試飲していたのですが、ピンと来ませんでした。というか、シャッサーニュの上級キュベになるとやはりちょっと待たなくてはいけないので、2010だったら広域ものは飲めるだろうと。



色はきれいなレモンイエロー、透き通っていてきれいです。香りは強くはありませんが、抜栓直後は蜂蜜などの上品な甘い香り、少し時間を置くとバターのような香りも出てきます。シンプルなのだけど、いくつかのアロマが時間によって変わる、面白いワインです。この辺り、シャッサーニュとムルソーのブドウ由来か!とか思ってみたりするわけですが、どうやらこのブルゴーニュブランはシャッサーニュの若木しか使ってないようですね

飲んでみると、やはり09の印象とは全く違います。09は果実味、旨味、みたいないわゆる凝縮系でボリューム感もたっぷりで、これはこれで美味しかったのですが、酸が欠けていた印象があります。

今回はアタックにボリューム感がありややもったりした、良く言えばクリーミーなんでしょうか。そういう印象がありますが、その後に程よいキレのある酸がワインを引き締めています。今飲飲んでとても美味しい。

このワイン、日本でも2000円以上していた記憶がありますが、今回は10€以下で買えました。コストパフォーマンス抜群です。


せっかくですので、村の中もうろうろ、グランクリュの畑まで歩いて行ってみました。ピュリニーとサシャーニュの村の間隔は約2kim程度。その間にグランクリュの5つの畑があります。

まず、最初に見えるのがビアベニュー・バタールモンラッシェ。
Bienvenuesって「ようこそ」って意味なのですが、ピュリニーから最初のグランクリュの畑だから?


続いて、シェバリエ・モンラッシェ。バタールは・・・忘れました

そして、モンラッシェ。


見てみると、シェバリエとモンラッシェの畑の傾斜がすごいです。シェバリエ・モンラッシェが一番高度の高いところにあるのですが、畑の入り口と一番高いところの高低差は結構なものです。これは畑仕事も大変だなあと思ってしまいました。

オフシーズンなので、誰もいなく、黙ってモンラッシェの畑の中を歩かせて頂きました
 ちょうどこの日は雨が降ったりやんだりで、ちょっと泥濘み気味だったのですが、まるで粘度の上を歩いているような感触でした。この粘性のある土が良いブドウを育てるのでしょうか?


靴に泥がグッシャリ。


まずピュリニーから歩いて行くと、いくつかのドメーヌに出くわすのですが、ちょうどピュリニーの村の出口のところにソゼの豪邸がありました。
かなり大きいお宅で(写真はプライバシーのため載せませんが)さすがという感じ。

村のワインショップでソゼのワインはありますか?と聞いてみたのですが、村のワインショップでさえ既に売り切れ。すぐ売り切れたみたいです。

そんなわけですので、ドメーヌごとに規模が異なるのでその辺りもワインの出来、人気を反映しているのかとちょっと面白かったり。でも、基本的にどこのドメーヌも立派で、お金はありそうな感じでした。

  

  
ピュリニーで発見したドメーヌ群。ポールペルノ、フランソワ・カリヨン、フィッリップ・コラン(シャッサーニュ)


最後にシャッサーニュに寄って、ワインの農協的なCaveaux de Chassagneによって来ました。最初に「白飲みたい?赤飲みたい?」と聞かれて、「白」と答えると試飲でこれだけ出てきます。


シャッサーニュ村なので流石にピュリニーもムルソーも出してきません(笑)勿論、ワイン自体はシャッサーニュ以外にもかなりの数のブルゴーニュが置いてあります。でも試飲でプルミエクリュクラスを惜しみなく出してくるってすごいですね。ワインを購入すれば無料です。
飲んだ中で良かったのはミシェル・ニーロンのClos de la Maltroie '10。って、思ったら値段も一番良かった・・・。

今回の旅で明確にわかったのはシャッサーニュはキレの良い酸と、引き締まったボディを持っているということ。ムルソーは良く言われるバターやナッツの香りがしますが、やっぱりシャッサーニュとは違います。ちょうど真ん中のピュリニーはその中間的なのか、この辺はまだ勉強不足。。。

こうやって、実際に足を運んで畑を見てワインを飲む時間というのはワイン好きにとっては幸せな時間ですが、同時にワインを理解するには重要だなあと(今更?)感じた旅でした。

いやいや、楽しかった






寒空の下のカーヴ見学のあとはお待ちかねのテイスティングランチ。
ホテルのレストランで行います。ソムリエも2名この時間に働いていました。滞在中、少なくとも4名のソムリエ・ソムリエールを見ました。


写真は全て撮れませんでしたが、プレステージコースで以下を試飲しました。
1.Bourgogne Les Setilles 2010
2.Chassagne-Monrachet 2009
3.Meursault 2009
4.Puligny-Monrachet 2009
5.
Chassagne-Monrachet 2009 1er cru Abbaye de Morgeot 2008
6.
Meursault 2009 1er cru Poruzots 2009
7.
Puligny-Monrachet 2009 1er cru Chanp-Gain 2008
8.Corton-Charlemagne Grand Cru 2008
9.Pommard 2009
10.Volnay 1er cru Mitans 2009

結構な量ですね。
テイスティングの内容は在庫等によって随時変わるみたいですね。


Persille de Thon au Chardonnay et Saumon Fume



Fricassee de Volaille et sa Sauce cremeuse aux champignons, Gratin Dauphinois

正直、Saumon Fumeとポテトグラタンは普通。というか、自宅でもできる、と思ってしまう内容。
Fromage

シェーブルとコンテ、それから、ブリーに似たフロマージュだと思いましたが、ブリーではないそうです。
コンテが濃厚で美味しかったです。サヴォワ地方のBeau Fort(美しく強い)というフロマージュに似ていて凝縮感があって美味しい。ただ、ボーヌの赤ではちょっと弱かったかも。

ワインですが、ヴィラージュクラスから芳香性が良いです。プルミエクリュになるとグッと一段と香りを醸し出します。
ピュリニーにある作り手ですが、個人的にはムルソーが好きです。今回は09でしたが、08を飲んだときにピュアリティーに惚れました。清純な美人に出会ったような感じです。09はそうでもありませんでしたが、やはり好みです。でも、いわゆる典型的なムルソーかといったら少し違うような気がするのですが。

シャサーニュはソムリエの説明の通り、キレがありミネラルです。最近はラモネを始め、フィリップコランなどシャサーニュの赤にも注目していましたが、白もやっぱり美味しいかなと思います。
近年の本来キレがあるべきシャブリなんかよりよっぽど良い酸とキレがあるのではないかと思います。


なんで良い白ワインを作っているのに赤も作るの?とソムリエに聞いたら困っていました。これはソムリエにする質問ではありませんでしたね。


さて、次回はモンラッシェを始め、Grand Cruと、Chassagne-Monrachetにもちょっと行ってきたので、それを書こうかなと思っています。



いつも楽しく拝見させて頂いている
Pulignyさんのブログを見て、行ってみたかったピュリニーモンラッシェにあるオリヴェエ・ルフレーヴが経営しているホテルに行ってきました。詳しくはPulignyさんのブログをご覧ください。

リヨンからローカル電車で1時間半、Chagnyから。詳しくはPulignyさんのブログに書かれていますが、シャニーからタクシーを呼んで10分ちょっと。約15€くらいです。

 このタクシー、シャニーにはおそらく1社しかなく、従業員も少ないのでしょうか。シャニー→ピュリニー、ピュリニーからの時も同じ運転手で、オリヴィエ・ルフレーヴからタクシーを呼んだときに、シャニー→ピュリニーの料金も取られました。ご注意。

レストラン。
テイスティングルームも兼ねています。奥にセラーが3つあり、開放的で、とても良い空間。



ラウンジ。ネスプレッソ、ベローナのチョコなど自由に取れて、ワイン雑誌も充実。勿論、ワインも飲めます。この辺りはワインラバーとしては嬉しい限り。

流石に4つ★ホテルだけあります。部屋も落ち着いていて、窓から村の広場が見渡せます。リヨンとは違い、「農村」ですので、とてものどかで落ち着きます。


到着の後は10時より、実際に畑に出て説明をスタッフが行ってくれます。
この日は土曜日。参加者は皆フランス人でした。ですので、説明もフランス語。「フランス語わかりますか?」と最初に聞かれて「少しだけ」と答えるとフランスではアウトです。完全にネイティブのフランス語にしかなりません。手加減なし。


村からプルミエクリュの畑を眺める。

ここに来るまでよく、プルミエクリュがいくらだとか、どの畑が美味しいとか、頭でっかちに調べたり聞いたりしていたのですが、やはり、一見は百聞にしかず。見れば「はあ~」と。ちょうど見えるのはピュリニーの1er の畑達です。傾斜がついてますよね。その手前は言っても、村名止まりな訳です。色が異なったり微妙な傾斜・角度によって日当りとか、全然違うわけですね。ちなみにグランクリュはもっと左手(南)です。そちらがシャサーニュ・モンラッシェの方角です。

この日は寒くて、雨も時より降ったり。でも説明は永遠と1時間以上続き体が冷えてしまいました。



畑を見に行った後はカーヴに当主(パトリック・ルフレーヴ)自ら案内してくれます。

このパトリックさん、ビジネスライクではなく、でもランチもディナーも1つ1つのテーブルを回ってお客さんと話して、こういうスタイルはポジティブな印象を受けます。ちなみに、オリヴィエ・ルフレーヴを日本に入れているエノテカはとても素晴らしい!とおっしゃっていました。日本は彼らに取って第3の輸出国だそうです。

見学途中で見つけたモンラッシェの箱。これ1箱いくらするのやら。。


この後は、ティスティングランチです。
続きます。