フランスの現状は平均月収1600€程度。
ワインの国でフランス人がどのくらいワインにお金を使っているのか、不明ですが、間違いなく10€前後のワインが一番飲まれているに違いない。
フランス人は倹約家で(おそらく)、普段の生活で如何に節約して、如何にバカンスへのお金を貯めるか。ここぞというばかりに勝負をかけている。そんなことを見ていると、国が異なるだけで価値観の主流が全く異なることが非常に面白いです。
・・・なんの話か。
さて、仲田氏ワイン、ルーデュモンのフィサン09を飲んでみました。
いやー、美味しいですね。フィサン。良い出来だと思います。
イチゴジャムのような甘い煮詰めた赤いベリーの香りを始め、甘い香り。味わいも至極ナチュラルで、同じドメーヌのシャンボール07やジュブレに感じた濃い感じもなく、するするといけてしまいます。最初のアタックも優しく、そしてフィニッシュまできれいな液質。開け始めはややスパイシーでしたが、収斂味もなく、後半は落ち着きます。
・・・とほめすぎかもしれませんが、村名だとすれば十分合格。
フィサンって、あまりメジャーではないけども、実は美味しいものが多いような気がします。
これまで、たくさん購入したせいか、ルー・デュモンのワインを村名までほぼ飲みましたが(ニュイサンジョルジュとヴォーヌロマネは飲んでません)、多分フィサンは1, 2を争う出来だと思います。
それ以上に、個人的にはシャルドネの扱いが美味いのではないかなと思っています。なぜなら、クレマンとブルゴーニュブランも美味しかったからです。
クレマンは非常に素晴らしかったです。下手なシャンパーニュより全然美味しい。ほとんどシャンパーニュです。足りないと言えば足りないのかもしれませんが、クレマンとしては足りすぎています。
ブルゴーニュブランも09を飲みましたが美味しかったです。確か、仲田氏の話によるとシャルドネはマコンから買っているそうですが、だとすればマコンは本当に美味しいシャルドネを造れるのではないかと思います。
いずれにしても、少なくともこのドメーヌ、現在シャンボールやジュブレより、フィサンやシャルドネを使ったワインの方が美味しいと言えるのでは、と勝手に思っております。
