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Photograph to Life ~生活に写真を~

●日常の一部を写真で表現、出来たらいいなと言う意味で...
●デジタルなデバイスの(独断と偏見による)話題と感想もあります
●100円ショップ製品の紹介と活用(工作)方法の話題なんかしたりもします

とてつもなく久しぶりでリアルライドしてきました。乗れない理由は色々あるんですが、ここで書いても仕方ないのでそれは書きません。まぁ、体調不良の時もありましたが現在乗れないのは別な理由です。

 

さて、この2年ほど台湾ブランドのDuro StingerHRを愛用してきたのですがここに来て入手不能となりました(´・ω・`)

 

参考リンク:

 

StingerHRは安価であるのに超軽量。25Cで200gしかなく、それでいてパンクしやすいと言うこともなかったので継続して使っていこうと考えていました。安価なのにグリップは良いし、転がり抵抗も大きくないので非常にコスパのいいタイヤだったのです。

 

という訳で、まだ大丈夫ではあるのですがそろそろ予備をと思いモノタロウで注文しようとしたら2ヶ月くらい前から「取り扱い終了」となってるんですね。

 

参考リンク:

https://www.monotaro.com/p/6870/6164/

 

そこで、かわりにと言ってはなんですが同じDuroのDoradoとと思って注文したところコレがキャンセルorz

 

参考リンク:

https://www.monotaro.com/p/6870/6243/

 

やはり取り扱い終了になってしまったようです。ちなみに、注文時点では在庫あり扱いだったんですよね。微妙なタイミングで取り扱い終了となったようです。

 

さて、こうなると次のタイヤをどうするかということになってしまいます。使い慣れていると言うことであればContinentalのGP5000なんでしょうけど、いかんせん価格高騰しすぎ。良いタイヤなのは分かってるんですけど、自分の乗り方でそこまで必要かと言うと、StingerHR使ってみて「GP5000クラスでなくても良いなぁ」と。

 

 

で、候補にしているのがパナレーサーのアジリスト。

 

 

Duroから比べると、StingerHRの3倍、Doradoの2倍ほどな訳ですが、GP5000と比べると2/3で買えます。また、25Cで200gと言う軽量さは魅力的。

今年は参加できずにいるんですが、ヴェレールさんの朝練参加者で使っている人がいたので聞いたところ「良いですよ」と言っていたのもアジリストに興味を持った理由。まぁ、「パナレーサーはパンクが多い気がする」とか書いているブログやレビューも有ったりはしますが、実際に使ってみないとわからないですし、一度試してみるのも良いかなと。

ちなみに、パナレーサーのタイヤはMuddyFox(MF26-EXP-F)と息子が乗っていたTR-2で使ってます。26インチのHEですし、ワイヤービードだし、耐久性重視のタイヤではありますけれど。

 

あと、価格ですね。GP5000をメインで使っていた頃は2本セットで1万円位で買えたんですよ。で、一時期WOLF PACKが少し安価で買えた(2本8000円くらい)のと創業者の経歴も有って選んでいたのですが、WOLF PACKもほぼ入手不能なんですよ。トライスポーツ取り扱いのタイヤ関係って意外と入手性悪い気がするのは気の所為でしょうか? 愛用していた軽量ブチルチューブのルベナライトもほぼ買えませんし...。それ故にRideNowのTPUチューブに手を出したとも言えるんですけれど。

 

 

このRideNow、出始まりの頃に「怪しい中華TPUチューブ」とか書いているところが有りましたが、少なくとも私はハズレ引いてません。実際の不良品率は不明ですが、やたらパンクするとか最初から空気漏れしたは未経験です。

 

何故か、私が愛用している製品って終息製品になってるの多いんですよね。知ったのが製品として末期だったりするのかもしれないですが、WOLF PACKタイヤは新興ブランドでしたしあまりにも手に入らなくなるのが早かった気がします。

8月に作成したATOTO F7XEのディスプレイ金具を隠すカバーですが、PLAで作った為か熱で歪んでしまいました。実は、少し形状を変えつつ3回ほど作成して、更に改良しておきたいなと思っていた次第。
 
最初に作ったモノは上記リンクで見て貰うとして、2回目以降は金具全体を見えなくできるような形状に変えています。ただ、形状の関係なのか簡単に熱で歪んでしまいます。車のダッシュボードはかなり高温になるので仕方ないといえば仕方ないんですけどね。何しろ、物置の戸車パーツですら歪みましたから。
 
参考リンク:

 

という訳で、素材を変えて作り直すことにしました。今度はPETGで作ります。

 

 

Facebookの3Dプリンター関連グループの投稿を見ると「PETGの方が高温に強い」らしいと言うのが選んだ理由。実際にどうなのかは来年まで確認のしようもありませんけれど。

 

・ニューバージョン

 

新しく作ったものは上記画像の通り。少しだけ以前のものと変えています。

 

・側面

 

変えたのは側面の、ディスプレイ金具と噛み合う部分。ディスプレイ側金具を隠す、下まで伸ばしているところとほぼツライチまで前方に伸ばしました。取り付けはタイトになって脱着しにくくなりますが、どのみちそうそう外すものでもないのでこの方がずれなくて良いとの判断です。

 

ちなみに、PLAで作ったものと比較すると下記画像のような感じ。思いっきり歪んでますね、PLA製...(´・ω・`)

 

 

もちろん構造的な問題も有ったわけですが、2ヶ月ほどでこれだけ歪んでしまったわけです。やはり高温になりやすいところにPLAは向いていない様です。

 

・これを隠す

 

私の使っているF7XEは、フローティングディスプレイ故に上記画像のように金具が見えてしまいます。ネジもむき出しです。

ここはせめて黒に塗装しておいて欲しかったところですが、無塗装なのはコストダウンの意味もあるのかもしれせん。

 

・取り付け

 

取り付けは上から被せるだけです。割とタイトな作りなので熱で歪まなければズレてくることは無さそう。素材と製造方法の関係から光沢のある表面ですが金具むき出しよりはマシと考えています。

 

・上から

 

近くでよく見るとアラが目立つ部分もあるのですが、遠目には金具が見えなくなっていい感じです。あとは、PLAの様に夏の暑さで歪むというのが無いことを祈るだけですね。

6月の時点でアクセス不能となっていたチャリビューですが、一向に改善される様子が有りません。

 

参考リンク:

 

一応はアカウント登録している身ですので、今月はじめに問い合わせメールを送ってみた(開封確認付き)のですがそれも放置された状態です。まぁ、なんでアクセス不能になってから3ヶ月も放置して問い合わせしたのかと言うのもアレなんですけれどw

 

X(旧Twitter)のアカウントにメッセージしても基本放置ですし、そもそもXでポストすらしてない訳で...。

 

チャリビューの運営さんが個人なのか、それとも企業なのかは全く不明。そもそも、稼働していたときも運営者の情報は記載がありませんでした。

例えばですが、下記のコミュニティサイトは英国のリサーチ企業が運営であると記載されています。

 

参考リンク:

 

海外の投稿が見られないですが、日本国内についても細々とではあるものの反応があるので放置されているということは有りません。最も、サイクリング環境に関するリサーチ目的のサイトでもあるので基本的にトピックは運営者から提供されて答えるという形式です。

 

チャリビューのサービス自体と同等の事は、例えば「STRAVAで代替えできる」ので使えないからと言って困ると言うほどではなかったりします。ただ、登録ユーザーは複数名(実数不明)いたのは間違いない(最小だと2名w)ので「閉鎖するならするでX垢で閉鎖を表明するなりしてほしい」ところです。

ロードバイクで100km以上をライドするようになると補給食を携行する訳ですが、どうしても「ゴミが発生」するようになります。できるだけゴミが少なくなるようにして携帯するのですが、個包装されている為にゴミの発生は避けられません。

今までは小さいビニール袋をジャージのバックポケットに入れていたのですが、その都度取り出してゴミを入れるのは面倒。なので、時々ですがそのままバックポケットにゴミを入れてしまうなんてこともありました。

 

ゴミ入れとしてだけでなく、補給食入れとして下記リンクの製品など使っている方もいるというのは知っていますが、私の感覚的には「膝が当たりそうで邪魔に感じる」というのがあります。

 

 

実際につけてみれば膝が当たるということはないのかもしれないですが、下記のペットボトル1本が入るサイズでもあるので結構な大きさがあります。

 

 

ボトルケージ台座が1箇所しか無いフレームならともかく、2箇所以上のボトルケージ台座があるならハンドルバーに付けたいとは思わない大きさなのです。

 

という訳で、なにか良い代替え品はないかと思っていたところに見つけたのが下記の携帯ゴミ入れ。

 

 

コレ、100均で売っているモノで私はセリアで買いました。大抵の場合は釣り用品のコーナーに置いてあると思います。実際にみつけたのは結構前で、少なくとも1年くらい前には気になっていました。

 

下記画像を見てもらうと分かるように、蓋を開けずにゴミを押し込めます。なので、私が補給食にしている羊羹やアンパンなどの包装を小さく畳んで押し込むのに便利そうです。

 

 

蓋は結構大きく開くので、中身を捨てるときにも面倒がなさそうです。

 

 

釣具と同じコーナーにあるという事で、本来は自転車用ではありません。基本的にカラビナフックでベルトループなどに吊るして使うモノです。形状からすればベルトなどに挟むためのクリップが付いていても良さそうですが、吊り下げて使うにも蓋についているタブの穴にカラビナをつける以外の方法がありません。なので、自転車に取り付けるには改造が必要です。

当初、3Dプリンターで固定具を作ろうと思って設計したのですが、「前照灯を2灯付けている」事もあってハンドルバーにはめ込み式で取り付けるホルダーは付けられないと判明(´・ω・`)

 

そこで思いついたのがラバーバンドで固定する方法。幸いにも、ほぼ使い物にならないということで放置状態だった下記のライトホルダーが有りました。

 

 

このライトホルダー、ライトの向きを変えられるのが売りなのですが「ボルトの頭がライトやハンドルバーに当たる」構造なので使いにくい。なので、これを分解して携帯ゴミ入れに取り付けようというわけです。

 

・ホルダー取り付け

 

ボルトとナットで留めているだけなので角度は自在に変えられます。ただ、台座部分がナイロン樹脂なので塗装の柔い部分には取り付けないほうが無難。

 

・ナットは内側
 
元々はナットが外側になる方につく構造でしたが、取り付けた時にハンドルバーに当たるだろうことからナットを内側にしました。この方が取り付けがラクだったというのもありますが...。

 

・ハンドルバーに

 

取り付けると上記画像のようになります。実際に乗ってみないとなんともですが、見た感じ膝が当たりそうに感じるという印象はありません。

 

・蓋を開けてみる

 

蓋を開けて使う場合もハンドルバーへの干渉はありません。これはホルダーの取り付け位置でどうとでもなる部分です。

 

この携帯ゴミ入れを使う最大のメリットは「洗いやすい」ということでは無いかと思います。材質がポリプロピレンで、ホルダーを固定しているボルトとナット以外に金属が使われていません。なので、内部が汚れても気にせず水洗いできます。ボルトのサビが気になるというのであれば樹脂製のボルトも売られているのでそれに変えればサビの心配は皆無です。

 

見た目に関してはあまり良いとは言えないですが、100km程度のライドであればこのくらいのゴミ入れがあれば困らないのではないかと思います。

少し前になるのですが、以前からマスターしたいと思っていたので振れ取り台を購入しました。

 

 

購入したのは上記の製品。ミノウラのモノで、比較的安価です。センターゲージもセットになっているので入門用として定番っぽい。まぁ、1万円ほどの出費で購入できるので「持っていて困ることはないかな」というのが購入した理由です。あと、「WH-R500のハブで手組みしてみたい」と言うのがあるのも理由。

 

ただ、手組みでホイール組むのはハードル高い。なので、まずは振れ取りの練習から始める予定です。幸いにも多スポークの26インチが2セットあるので、それを使って振れ取りの練習をする予定。

 

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Amazonのレビューで「段ボール箱に緩衝材なしで入ってきた」というのがあったので覚悟はしていましたが、実際に緩衝材なしのの梱包でした。特に歪みとか傷とかは無いみたいなので、レビューでこの点を問題視していた方は「ハズレ品に当たってしまった」か「一度返品された物」が届いた可能性もありますね。Amazonの場合、稀にですが返品されたものを再販することもあるみたいなので。

 

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この振れ取り台は収納時の足跡が小さいのがメリットです。販売ページの画像と一部異なりますが、おそらくは台座部分が改良されてこの形になったのだろうと思います。安定性は意外と悪くありません。

 

image・台座は三角形

 

フレを調べるための爪の部分が左右にありますが、これは両方がリンクして開閉するので「右側(左側)だけで調整しよう」というのはできません。まだ実際に使ってみてはいないのでなんとも言えませんが、この点もマイナス評価しているレビューが結構見られます。

片側で調整できたほうが便利なのだろうとは思いますが、まずはこれで慣れてからグレードアップしても良いかなと思っています。

 

という訳で、セットになっているセンターケージ「FCG-310」を壁面に固定して収納するためのマウントを作成しました。

 

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例によって3Dプリンターで作ったのですが、ついでにと言ってはなんですが「ディレイラーハンガー曲がりの修正器具」用マウントも作成。

 

 

こちらは、手持ちのパイプクリップで対処できないかと思ったのですがサイズが合わずで自作です。

 

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センターゲージは上記画像のように嵌め込んで固定できるようにしました。ハンガー修正器の方も同様です。

 

image・有孔ボードに

 

壁面収納すると言っても、壁に直付けはしません。上記画像のように有孔ボードに取り付けてけてから壁面に取り付けます。ホルダーは有孔ボードの穴ピッチに合わせてネジ穴を開けたので簡単にネジ固定できます。

 

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仮にですが、収納時は上記画像のように固定されます。きちんと壁に固定されれば脱着は非常に簡単です。

 

センターケージ(FCG-310)ホルダーの方は下記リンクで3Dデータを公開していますから、必要な方はDLして使っていただければと思います。

 

参考リンク:

 

昨年12月に入手済みだったハスラー純正のスチールホイール、ようやくアルトに組みました。
 
HA36Sアルトの場合、15インチにするときは「155/60R15」か「165/55R15」が選択肢になります。ターボモデルなら165/55R15一択で良いのでしょうが、我が家のアルトはNAです。なので、当初の予定では155/60R15で考えていました。
ブランドはブリジストン一択みたいなところがあるので調べた結果、PLAYZ PZ-XCに該当するサイズが有ると分かりました。

 

 

ところが、私が利用しているタイヤショップは「ミスタータイヤマン」で現在はPLAYZの取り扱いが無いとのこと。なんでも「タイヤ館専用」になっているらしい。

となると、165/55R15を選ぶということになります。このサイズだと、下記に3つが選択肢ということになりました。

 

 

 

 

 

 

NEWNOは「NEXTRY」の後継モデルで、2023年から販売されているタイヤです。

 

 

REGNOの方は、以前は小型車向け以上のブランドだったのが軽自動車サイズも追加されてモノです。グレード的には圧倒的にREGNOが上です。

 

ただ、我が家での乗り方を考えるとREGNOのグレードは正直不要。それならECOPIAをとなるのでしょうが、実はDEデミオの時にECOPIAとNEXTRYの両方を履かせた経験があるのでNEWNOでも十分と判断してNEWNOで決めました。

 

image・NEWNO + ハスラー用ホイール

 

ショップに向かうときは入手段階で組まれていたグッドイヤーのオールシーズンタイヤで行ったのですが、何分にも摩耗がすごくて1本はコードの一部がうっすら見えている状態でした。正直、「雨にならんでくれよ」と祈りながらの運転でした。

標準装着の145/80R13から履き替える時に「エア圧低いだろうな」ということで自転車用のフロアポンプでエア圧上げました。意外といけちゃうものですね。もちろん、自転車のタイヤみたいには行きませんが、そもそもが指定空気圧が自転車より低めなのでめちゃくちゃきついということもありませんでした。

 

 

私の使っているフロアポンプはエアゲージ付きで、バルブヘッドがフレンチと米式の両対応(自動判別)なので自動車用タイヤにも使いやすくて便利です。

ぶっちゃけた話、軽自動車用サイズのタイヤならエアゲージ付きの自転車用フロアポンプでも規定値までエア圧上げられると思います。ポンピングの回数は自転車の場合の比ではないですけどねw

 

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ハスラー用ホイールとHA36Sアルトは非常に似合うと思います。同じスズキのハスラー用なのでハブ径もインセットもベストマッチで問題が出ることもありません。

というか、同じデザインで14インチを標準にしてくれないものかと思いますね。似たデザインはデイトナという社外品がありますけど、ナットの掛かりが良くないというようなレビューも見るので積極的に選びたいという感じでないんですよ。デザインだけなら「NASCARのバセットみたい」でカッコいいんですけどね。

 

 

ハスラー用ホイールの良いところは「ホイールキャップが不要」ということです。というか、ハブ部分のキャップしかつけられないデザインです。標準の13インチはホイールキャップを付けるのが前提のモノですが、今年の春にスタッドレスから履き替えた時にシャシーブラックで塗装してホイールキャップレスで乗っていました。

あと、「スチールなのに軽い」ということです。多分ですけど、アルミホイールで組んでいる155/65R14のスタッドレスと同等か少し軽いのでは無いかと思います(交換前のグッドイヤーとの体感比較)

 

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上記の画像見るとわかるのですが、145/80R13と比べると締まって見えます。タイヤの外径は変わっていないのですが、ホイールのインチアップとガンメタのカラーでそのように見えるのでしょう。

 

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ボディカラーは「アーバンブラウンパールメタリック」なのですが、ガンメタのホイールが意外と似合ってます。ガンメタと言っても薄めのカラーだから似合っているのかもしれません。これが32GT-Rのボディカラーみたいな濃いめのガンメタだと似合わないと思います。

 

NEWNOに関しては、実際の走行での感触はかなりいい感じです。転がり抵抗は標準の145/80R13(DUNLOP ENASAVE)より低いのではと言う感じ。それでいて直進安定性は向上しているので非常に乗りやすくなりました。

155/65R14と比べると1.7倍ほどの出費(先日ワゴンRのタイヤを換えた)ですが、同じタイヤでも扁平率が変わると乗り味が変わります。アルトはワゴンRよりも車重軽いですし、それも軽快感に一役買っている感じですね。

 

攻めた走りをするというのでなければNEWNOは非常にコスパのいいタイヤだと思います。

 

以前から作ろうと思っていたATOTO F7XEのディスプレイ金具のカバーを作成しました。

 

参考リンク:

 

HA36Sに取り付けているF7XEは10インチディスプレイモデルで、ディスプレイを取り外し可能になってる関係で金具が見えてしまいます。その金具も「黒」であるならむき出しでも良いのですが、金属地金そのままなので見た目にも取ってつけた感が強く感じてしまいます。

 

image・この金具が見える

 

という訳で、以前から何らかの方法で隠そうと思っていたのですが、ようやくカバーを作成しました。ただし、基本的にはHA36Sに取り付けた場合専用ですし、私が取り付けたディスプレイ高さ専用に設計されています。採寸についてはノギスで大雑把に測定しましたので結構誤差が大きいのは仕方ないと妥協しました。

 

設計するにあたっては上からと横から見たときに金具が見えないようにすることを念頭に置きました。ですので、取り付け易さと金具を適度に隠せるというのを両立させるようにしています。

また、汎用性は持たせていません。上記画像の高さでディスプレイを固定している場合にのみ対応する設計です。要はHA36Sアルト専用w

 

3Dプリンターでの作成なので作成過程は端折って完成形。

 

・ロゴ入りw
 
取り付けてしまえば見えないのですが、一応はロゴ入りにしました。ロゴの側がディスプレイの背面に当たるように付けるのでロゴは隠れてしまいます。

 

・背面側
 
形状の関係でサポート材必須だったので耐水ペーパーで研磨しています。まだ完全な完成形でないので研磨跡がすごいことになっています。が、この状態で取り付けテスト。
単純に取り付けるとカタカタうるさそうなので、隙間埋めのフェルトシートを裏側に貼っています。

 

・取り付けてみる
 
上からの写真しかありませんが、遠目には金具を見えないようにできました。実走行してみないとなんとも言えませんが、走行中に外れることはないでしょう。
被せているだけなので脱着も容易。他の車に移植する場合も何ら問題なく取り外しできます。
 
機能面だけで言えば特に隠さなくても良いんですが、やはり取ってつけた感が強いですからね。せっかくの3Dプリンターですし、見た目良く隠せるパーツを作れるならば自作してみるのは良いと思います。

追記:
ちょっとピンぼけですが、横方向からの写真を追加します。



 

 

 

 

映画化されて話題になっている「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(以下あの花が咲く丘で、)」ですが、映画のあらすじを読んで感じたのが猛烈な既視感でした。「かなり昔に似た話を読んだこと有るなぁ」と感じたわけです。

※ネタバレありなのでその点を留意の上お読みください。

 

「あの花が咲く丘で、」はAmazonプライムビデオ見ることが出来ますが、私自身は未見です。

 

 

ただし、原作の小説の方はAmazon Unlimitedの読み放題サービスで読んでみました。

 

 

映画の方のレビューもそうですが、酷評する人のそれはまぁ結構な言いようですが「戦争が題材」ではなく「戦争時を舞台とした恋愛もの」としてみれば酷評するほどのものでも無いような気はします。私的には物足りなさを感じはしますが、人の出会いと別れをメインにした作品としてみれば悪くない。ただ、戦争とその時代を描いたものとしてみれば物足りないという感じ。

 

という訳で、読んだことが有るような気がして時点で、ネット検索でいろいろと調べて見つけたのが下記の作品。

 

 

戦後50年にあたる1995年に漫画家で小説家の「折原みと」さんが発表した、「あの夏に・・・」という現在で言うところのラノベ作品です。当時は集英社コバルト文庫など、10代少女向けの小説などが多くあったのですが本作は講談社の「ティーンズハート」から刊行されたものです。

 

という訳で、自分の記憶になる作品が「あの夏に」だったのかといえば「別の作品だった」訳で、私が読んだのは何に掲載されていたのかも思い出せないものとなっています。記憶にあるのは「10代の少女が戦争中の日本にタイムスリップ」し「目を覚ました部屋に掛けられたカレンダーが戦争中の年代」「新聞だったか、ポスター文字だったか横書き文字が右から左に読むように書かれている」 最初は「少女は部屋の主は古いものを集めるのが趣味の人なのかと思った」というような描写があったことですが、「あの夏に」にはそのようなシーンは書かれていません。

読んだ時期は遅くとも90年代と思うので、可能性としてあるのは当時愛読していた「SFマガジン」あたりに短編として掲載された読み切り作品ということくらい。気にはなりますが作者もタイトルも、掲載誌すらも不明とあっては探すのは困難でしょう。

 

さて、「あの花が咲く丘で、」と類似の作品が少なくとも30年くらい前にはあったと思われると感じた事と「あの夏に」がその作品だったのかが気になったのでそれぞれを読み比べて見るために「あの夏に」をAmazonで購入しました。

 

image・中古本しか買えない(´・ω・`)

 

どうやら「あの夏に」は絶版になっているらしく、中古本しかヒットしません。中古本って作者には利益がいかないのでちょっと残念に思うところがあるのですが、それしか買えないのでは仕方有りません。

実際に読んでみないと「自分の記憶にある作品なのか?」「あの花が咲く丘で、との違いは」ということが確認できなわけですから。

 

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カバーイラストも著者御本人が描かれているのは漫画家でも有るからです。漫画も小説もというだけでも多彩な方だなと思うのに、防災士も目指しているとのことで実に活動的な方のようです。

まぁ、いかにも少女漫画的なカバーイラストは50代のオッサンが電車の中で読むのにはちょっと気恥ずかしい絵柄ではありますねw

 

肝心の作品の方ですが、先にも書いたように自分の記憶に有るものでは有りませんでしたが、序文の部分から「あの花が咲く丘で、」がなんとなく似ている感が強くなりました(下記画像参照)

 

image・あの夏に

image・あの花が咲く丘で、

 

ただまぁ、どちらも恋愛要素を含んでいるので似るのは仕方ない気はします。時代背景も似たもので、「あの花が咲く丘で、」は戦争末期の陸軍特攻隊(海軍の神風特別攻撃隊ではない)の隊員が描かれ、「あの夏に」は原爆投下1ヶ月前の広島が舞台。

 

主人公は、「あの花が咲く丘で、」は(原作では)14歳の中学生(映画では高校生)で、「あの夏に」では16歳の高校生でモデル兼女優。共に「シングルマザーの家庭」で、「あの夏に」の方は主人公の属するタレント事務所の社長が母親で父親がアメリカ人のハーフ。

 

image

 

そして、両作ともにタイムスリップ前は「ナマイキで斜に構えた」態度が目に付くというキャラクター付け。

 

image

 

戦争に関する部分では、「あの花が咲く丘で、」の方は「特攻隊員の青年」が相手役ですが、「あの夏に」の方は主人公が演じるはずだった少女の恋人が「特攻隊に志願」となっている。

 

タイムスリップのシーンについては、かなり異なる。「あの花が咲く丘で、」の方は「母親に反発して家を飛び出し、防空壕跡で一夜を明かすと昭和20年の時代へ」となっていて、「あの夏に」の方は「原爆投下のシーンで焚かれたストロボの光にのまれて気がつくと原爆投下1ヶ月前の広島の街に」となっている(元の時代に戻る時の伏線でもある)

 

タイムスリップシーンの描かれ方は「あの夏に」の方が意味合い的に納得しやすい設定と感じる。原爆投下直前の広島が舞台の映画の撮影、タイムスリップした先が原爆投下1ヶ月前の広島と舞台を一致させている為かもしれない。対して「あの花が咲く丘で、」の方は「防空壕跡で一夜を明かした」という点以外は戦争との接点がないし、タイムスリップ先で出会うのが特攻隊員という必然性も感じられない。あえて言えば、授業を放棄して教室を飛び出す前に受けていた授業が社会科の歴史で、太平洋戦争の部分であったことくらいか。

そもそも、舞台となったところがどこなのかすら不明です(おそらくは鹿児島の知覧辺り)

 

類似点に関しては他にも見られる。例えば下記のシーン。

 

image

image・あの花が咲く丘で、から引用

 

主人公が警官に殴られそうになるのを相手役の青年「佐久間彰(さくまあきら)」が庇うシーンです。これと似た描写が「あの夏に」にも有るんですね。

 

image

image・「あの夏に」から

 

「あの夏に」の方は、身を寄せている家の青年「三島暁人(みしまあきと)」を侮辱されたことに腹を立て警防団長に食って掛かって殴られそうになるシーン。全く同じではないものの、反抗的な態度の為に殴られそうになるという点では一致しますし、タイムスリップ時に助けてくれた青年が身を挺して殴られるのを防ぐという点も同じです。しかも、「彰(あきら)」と「暁人(あきと)」としたの名前も類似。更に書き加えると、「あの夏に」の三島暁人は特攻隊に志願するも訓練中に脚を怪我して除隊しているという設定です。

 

他にも何点か類似点はあって、「あの花が咲く丘で、」は百合の花が咲く丘にヒロインを連れて行くシーンがありますが、「あの夏に」では「ホタルの見られる川に行く」シーンがあります。

 

あと、ヒロインの名前ですが、「あの夏に」の方は画像で既に出してしまっていますが「主演映画での役名が宮本百合花(みやもとゆりか)」で、「あの花が咲く丘で、」の方は「加納百合」

「あの夏に」では、撮影中にタイムスリップだったために「ブラウスのモンペ姿」「ブラウスの身元票に宮本百合花の名前入」であるので、宮本百合花として生活する事となる。

最も異なるのは、「あの夏に」の主人公の方が当初は現実的な判断をしていることでしょう(下記参照)

 

image・あの夏により

 

台本のほかにも戦争の記録などを読めと言われて不貞腐れる様な主人公ながらも状況判断は的確。原爆投下の一週間前まで三島暁人の家族にも伏せている。

 

未来から来たと明かすシーンでは、単に告白だけでなく「切り札となるあるモノ」を見せて説得する。そのあるモノは1冊の本。撮影小道具のカバンに入れていたおかげで一緒にタイムスリップ後も持ったままだった1冊の本には原爆投下後の広島を写した写真も載っている。その本に載っている「産業奨励館(=原爆ドーム)」の姿を見て三島暁人とその姉「佐和子」は主人公の言葉を信じます。

単純に言葉だけで信じたということにしない点でプロットがしっかりしています。

 

また、焼夷弾による空襲の場面や墜落した米軍機のパイロットに対する人々の行動など、戦争というものの狂気も少なからず描かれている点も少女向けの文庫作品としては珍しいかもしれません。そもそも、ライトノベル初期の時期の作品ですからね、「あの夏に」って。

 

この2つの作品を読んでみての感想ですが、作品としての完成度は圧倒的に「あの夏に」のほうが高いと感じます。特に、主人公が現代に戻るシーンの描き方は「あの夏に」の方が説得力が有る。

何しろ原爆投下のシーン撮影時のフラッシュ光の中で過去にタイムスリップし、原爆投下の爆発光で現代に戻る。どちらも「光」というトリガーでタイムスリップを引き起こしている。過去へと現代へと「猛烈な光というトリガー」を利用することで瞬間移動させるという手法。

 

対して「あの花が咲く丘で、」の方は過去へと現代へのタイムスリップのきっかけに統一性がない。過去へは「防空壕で過ごした一夜」で、現代へは「(おそらくは)特攻に向かう佐久間彰が投げた百合の花の薫り」がトリガー。過去へも現代へも百合の花の薫りがトリガーで有るならばタイムスリップのトリガーとして統一性があって良かったと思うし、百合の花の咲く丘のエピソードとも絡んで良かったのではと感じます。

 

更にいうと、「あの花が咲く丘で、」のラストは「佐久間彰の生まれ変わり?」を思わせる転校生が登場しますが、これって蛇足感が強く感じるんですよ。

その点で、「あの夏に」の「共演者の親族だった」というラストの方が人と人の縁を感じさせる。ちなみに、エリカの共演者「秋元祐(あきもとたすく)」の祖母の弟が「三島暁人」で、祐は祖母から聞かされていた戦争中に出会った少女の話の事を確認したくてオーディションに参加して合格したという設定。祖母が語った話では「宮本百合花」で聞かされていたけれど、映画の役名が「宮本百合花」と知ってオーディションに応募というのもなかなかに凝った設定ではないかと思う。無理矢理感の有る「生まれ変わり登場」よりは自然です。

 

今回、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」の映画が話題になったことで自分の知らなかった作品にふれることが出来たのは幸いだと感じています。と言うか、何故に絶版になっているのか不思議です。

 

 

2024/08/19追記:

「折原みと」先生のオフィシャルブログの「あの夏に・・・」を取り上げた記事の検索結果をリンクで貼っておきます。

 

 

実家にあるイナバ物置の戸車、廃番部品となっていたので3Dプリンターで互換品を作った訳ですが「気温の高さに耐えられずに変形」したので再度作り直しました。

 

参考リンク:

 

作成したのは「INB-TG002」という部品なのですが、元の部品形状に寄せて作ったのが良くなかったようです。

実際の画像をみてもらうと分かるのですが、ものの見事に変形しています。

 

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下側が以前に作った物で上が今回改良したモノ。下側のは車輪の付く部分が弓なりに変形しているのがわかります。変形した分、引き戸が下に下がるので開け閉めがスムーズでなくなっていました。

 

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ぴったり並べてみると変形しているのがより分かりやすいですね。

 

という訳で、車輪はそのまま流用することとしてフレームを作り直した次第。上面側切り欠きをなくしたので変形することは無いだろうと思います。

 

image

 

先日交換してきたので、しばらく様子をみて不具合が有るようならばまた対策を考えないといけません。いざとなっららフレームのみアルミ板で作成しますかね。

 

3Dデータは下記記事に有るリンクで公開しているので必要な方はお使いください。

 

参考リンク:

 

3Dデータは公開していますが、作成代行や販売はいたしませんので必要な方はご自身で作成していただけますようお願いします。

久々で土日が休みだったのですが、土曜日の明け方に右脇腹が激痛レベルで痛くなって救急搬送されました。

 

最初は軽い腰痛という感じで、その後に脇腹の痛みへと変わってきたので「尿路結石」「腎盂炎」「虫垂炎」のどれかではという感じはあったのですが、流石に痛すぎて自分で119番できずカミさんに119番してもらいました。

 

救急隊の見立てでも「尿路結石では?」ということで、泌尿器科のある病院をあたってくれていたのですが対応できる病院が無く、外科の有る自宅近くの病院が受け入れてくれるとのことで搬送されました。

 

搬送されてすぐにCT撮影して、やはり尿路結石だろうということで痛み止めの座薬を使い、短時間眠っては痛みで目を覚ましを繰り返しながら2時間ほどで痛みが収まり、医師から説明を受けました。

CTの画像を見ると、右側の腎臓から膀胱までの途中に白く結石と思われるものが写っています。ただ、専門医では無いので早めに泌尿器科を受診されたほうが良いだろうとのアドバイスを受けました。

 

幸い、土曜日に診療している泌尿器科が見つかったので午前中に受診し、エコー検査と尿検査で尿路結石で間違いないだろうということで少し多めの座薬の他にロキソニンを処方してもらいました。まぁ、どちらも痛みが出なければ使わないで済むわけですけれど。

当面、自宅で痛みが出るときは座薬を使い、仕事中を含め自宅外で痛む場合はロキソニンを飲むということで対処です。その上で、2週間後に再受診することとなりました。

 

尿路結石で痛む理由ですが、結石が尿管の中で動くから痛いのではないらしいです。なんでも、「尿管を結石が塞ぐ」「尿が腎臓から出ていけない」「腎臓に尿が溜まってしまう」ということで痛むとのこと。結石が完全に尿路を塞いでいない状態であれば隙間から尿が膀胱に流れるので痛まないらしいです。

結石の大きさも1〜3mmくらいだろうということで、自然に排出されるのを待つしか無いとのこと。

 

こんな事にならなければ土曜日は久々でリアルライドして、日曜日は実家でお盆の買い出しの予定だったのですが完全に予定が狂いました。

現在は、痛みはほぼ無いですし尿の色も無色に近いので遠からず結石が排出されるのかなと思うのですが、まぁしばらくはZwift含めて自転車に乗るのは無理っぽいです。お盆明けまでは自転車はお預けですね。