3Dプリンター・イナバ物置の戸車(INB-TG002)の3Dデータを公開中 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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廃番になっているので3Dプリンターで自作したイナバ物置の戸車パーツ「INB-TG002」ですが、無事に取り付けできて開け閉てもスムーズになりました。

 

参考リンク:

 

純正のINB-TG002は車輪軸受部にベアリングを使っていないので長く使用していると摩耗してしまいます。そのため、フランジの割れなどなくても回転が悪くなり、開け閉めが重たくなってしまうことを避けられません。そこで、私は車軸を細いものにすることとして「軸受にミニベアリングを使用する」こととしました。

 

image・ベアリングを圧入

 

 

使用したのは上記の「MZ63ZZ」になります。ベアリング外径が6mmで、軸受部内径3mmのベアリングになります。車輪への圧入はM3のボルトとナットで締め込んでいけば簡単にできるので、下手に「叩き込んでしまおう」などと考えないようにしましょう。

やはりベアリングが入っていると回転は滑らかです。おかげで開け閉めも非常に軽くなりました。

 

image・ボルトとナットで圧入

 

という訳で、非常に頑丈で長持ちするイナバの物置でも有ることですし「戸車が壊れただけで物置全体を買い替え」するのも勿体ない。なので、せっかく作った3Dデータですし公開してみることにしました。需要がどれくらい有るかは甚だ疑問では有るわけですが...。

 

データ公開先:

 

フィラメントは「PLA+」を使用することをオススメします。強度的には特に問題はないと思われますが、まだ取り付けて1週間程度なので純正と比べて耐久性に差があるかは未検証です。

また、取り付けに際しては純正のボルトを流用可能ですが、その場合はM6のタップでスレッドを切ってやる必要があります。ボルトを締め込む際は強く締めすぎないようにしないといけません。緩まない程度に締め込めばOKです。

 

 

もし、下記リンクにある「INB-TG002」を使用する物置を使用していて、戸車パーツを探している方は公開しているデータを利用していただければ幸いです。

 

参考リンク: