我が家の隣地が分譲されることになり共用の位置指定道路が舗装されたわけですが、それに伴って数カ所ですが側溝に「グレーチング」が設置されています。全体的には「L型側溝」で施工されているので「落ち葉の堆積」や「泥づまり」は発生しないのですが、グレーチングの部分は「浸透桝」になっているので落ち葉など入ると雨水溢れの原因になります。
グレーチングの落ち葉対策用品としては下記リンクの製品など有るのですが、クルマが頻繁に乗るなど無ければもっと安価に対策が可能です。
要は「水を通す」ことと「異物が入らない」を両立できれば良いわけですから、目の細かい網状のものであれば条件を満たすわけです。目の細かい網状で、加工がラクでしかも安価なものと言えば下記のモノが有ります。
そう、網戸の網ですw しかもですね、ダイソーでも売ってるんですよ張替え用ネット。
というわけで買ってきました。一応「防虫網」になっているようです。ダイソーの張替え用防虫網は20メッシュ(200円税別)と24メッシュ(300円税別)が有ったので20メッシュを買ってみました。ステンレス針金はグレーチングに固定するために使います。
我が家では白のモッコウバラが植えてあるのですが、花が終わった後に上記画像の様に地面に落ちます。これがグレーチングのところに落ちると浸透桝の底に溜まってしまいます。そこで対策が必要になるわけです。
張替え用ネットをグレーチングに合わせてカットし、ステン針金で留めていきます。針金を通す部分は折り返して2重にしています。今回は9箇所ほど針金で留めました。
ブロック塀側は縁石部分が被っているので針金では留めていません。手前側と両サイドを留めています。
色はグレーを選んだおかげでいかにもネットを被せていますという感じには見えません。まぁ、先行き汚れてくると別でしょうけれど。
近くによってみるとネットを被せているのが分かりますね。これをやっておくことで落ち葉などが浸透桝に入るのを防げます。材料費は300円(税別)で、少なくとも4箇所くらいのグレーチングに対策できるので1箇所あたり100円かかりません。
まぁ、手間は別ですがグレーチングを外さないならネットをグレーチングより大きめに切ってから、隙間にネットの縁を押し込んでいくという方法でも大丈夫です。隙間が大きいと外れやすいので、そのときは3重くらいに折り返して差し込んでやると外れにくくなります。
隙間に差し込むだけの方法の場合は、ダイソーのDIYコーナーで売っている「カーボンヘラ」を使って押し込んでいくとキレイに仕上げられます。
グレーチングを外して掃除することなど考えると縁を押し込んでいく方法の方が便利かもしれません。作業時間も圧倒的に早くてすみます。共用道路の側溝でグレーチング部分の掃除が面倒と感じているなら網戸の張替え用ネットで対策してみると良いと思います。