壊れたわけではないのですが、2018年から使っていたMac mini(2014)からM4 Mac mini(2024)に買い替えました。2014もモデルに買い替えたのは「MacBook Pro(2011Late)が壊れた」からだったのですが今回は違います。
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正直なところ、メールチェックしてブログ書いて、STRAVAでアクティビティログを管理してという程度ならまだまだ使えるんですよ。では、何故に買い替え(と言うか買い増し)するのかというと「3DCADソフトのFusionが使えなくなった」からです。
最新のFusionが使えるバージョンのMacOSがインストールできないんですよ、2014年モデル...。
ならば、この先のことも考えてできるだけ長く使えるようにと考えた結果が2024年モデルのM4Mac miniの導入です。
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購入は例によってケーズデンキなので、当初の予定ではメモリー16GBでストレージ512GBだったのですが「店舗在庫なし」で、「メモリー16GB/ストレージ256GB」と「メモリー24GB/ストレージ512GB」の在庫ありということで、メモリー24GBのモデルを選択。理由は、「少しでも長く使いたい」からです。
Mac miniはストレージの換装は可能ですがメモリーの追加、交換ができません。実際、2014年モデルはアダプターを使って「NVMe」のSSDを増設しましたが、メモリーは標準のままです。
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と言う訳で購入したM4 Mac miniですが、例によって壁掛け設置にしています。下記リンクは2014モデルを壁掛け設置した時に書いたものですが、M4 Mac miniは流用で壁掛けはちょっと難しい。なので、3Dプリンターで自作します。
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2014Lateは平置きしたときの高さが36mmだったことも有って、セリアで売っている「インテリアフックモノクロ」というフックを使うと容易に壁掛け設置が可能でした。対して、M4 Mac miniはおおよそ50mmの高さがあります。
市販品でもウォールマウントに使えそうな製品はあるのですが、電源ボタンが押しにくそうなんですよね。
下記の製品は2ピース構造で、オフセットしてVESAマウントに取り付けできるようになっているので電源ボタンを押すのにも支障はなさそうに見えますが、モニター裏に取り付けるわけで無いのでコレは不要。
下記製品は3Dプリンターで作られたモノのようですが、下部の支えのところが不安。
多分ですが、画像で見た感じ「ネジ穴側からプリント」されていると思われるからです。上の2つは金属製のようなので折れる心配はないですが、金型一体成型で無くフィラメントを積み上げていくFDM方式3Dプリンター製品では強度に不安があります。
一応は接合部を太くして面積を稼いでいるようですが、積層に対して横から力が加わると折れる可能性は高い(実体験) 特にPLAやPETGなどの硬質系に顕著で、むしろTPUなど軟質系フィラメントのほうが完成後の強度は高かったりします。
という訳で、作成したものがコチラ。
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フィラメントはeSUNのPLA-Liteを使用してみました。
リンクは2リールセットですが、購入したのは1kg(1リール)です。
側面と底面を大きく開口したのはエアフローを考慮したのとフィラメント節約ため。X状のリブを入れたのは強度確保のためです。また、Mac miniの四隅のカーブ部分を側面の壁と一体化して抱えるように支える構造としていて、Mac miniの重量ストレスで亀裂がはいるのを予防しています。
M4 Mac miniは平置きした時の前面側に2つのType-Cポートがあるので、完全に塞ぐのはよくありません。というか、せっかくのType-Cポートが活かせません。なので、下部を大きく開口しています。
ネジ穴の間隔は75mmなので、VESA75の取り付けも可能と思います。ただし、その場合はネジ穴を加工する必要があるかもしれません。基本的には一般的な有孔ボードのピッチに合わせているので、25mmの倍数になっています。
壁付けした時に上に来る側をキャリーハンドルの様な形状にしたのは「電源ボタンを押しやすくする」のが目的。Appleマークを見えるように設置した時に左上の裏側に来るので、単に電源ボタンを押すためだけならば左上側だけ切り欠きを作れば済むのですが、見た目という点も考えて左右対称にしました。
ただ、これも一発で完成とは行っていません。最初は下記のデザインで作成していますが、サイズのミスでうまく収まりませんでした。
また、プリント時のサポートを除去するに際して一部割れが発生したのと、ネジ穴位置が狭すぎるので改善しました。
実際に設置したのが上記画像。同じく3Dプリンターで自作した石膏ボード用の有孔ボード固定具を使って取り付けているので有孔ボードの裏側にケーブルを通すことが出来ます。
具体的には下記の製品同様のモノを自作して、虫ピンを使って固定具を石膏壁に取り付けました。下記製品と異なるのはM4のスレッドを切ってあるのでタッピングビスでなくキャップボルトを使えることです。
ダイソーで売っている「石膏ボード壁面取り付けパーツ」でも良いのですが、ダイソーのは十字形なので固定のネジを四隅に配置できません。四隅配置だと取り付けパーツが見えてしまいます。自作できない方は上記リンクの4個セットを買われるのが良いかと思います。























































































