薄味好き
串刺し定食…昼食は、お野菜だけ頂いて、やめにした。
普段から体重過多も気にしていたが、長い入院で、出されるままに食べているとカロリーオーバーする。
いえ、病院は、ちゃんとカロリー計算したものを出してくれる。
カロリーオーバーは、自分のかつての経験からだ。
出産で入院した病院食、カロリー計算されているからと、安心して全部頂いていた。
オマケにおやつに有名店のケーキまで出る!
妊娠中、ずっと体調が優れなかった体が、産後ケロッと軽くなり、食べたい物が抵抗なく食べられる嬉しさと、カロリー計算されている安心から、全部食べていたが、1週間後、ビックリするほど体重が増えていた。
その経験から、全部食べてはいけないと考えた。
それに、今回の入院は本当に反省していた。だから、反省している人間が、さらに太ってはいけない!ありえない!という気持ちが大きかった。
よく病院食は薄味で…なんて話をよく聞くが、内科の病棟ではなかったからだろうが、そんなウンザリするような物ではなく、むしろ薄めの味付け、野菜多めの内容は好みだった。
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普段から体重過多も気にしていたが、長い入院で、出されるままに食べているとカロリーオーバーする。
いえ、病院は、ちゃんとカロリー計算したものを出してくれる。
カロリーオーバーは、自分のかつての経験からだ。
出産で入院した病院食、カロリー計算されているからと、安心して全部頂いていた。
オマケにおやつに有名店のケーキまで出る!
妊娠中、ずっと体調が優れなかった体が、産後ケロッと軽くなり、食べたい物が抵抗なく食べられる嬉しさと、カロリー計算されている安心から、全部食べていたが、1週間後、ビックリするほど体重が増えていた。
その経験から、全部食べてはいけないと考えた。
それに、今回の入院は本当に反省していた。だから、反省している人間が、さらに太ってはいけない!ありえない!という気持ちが大きかった。
よく病院食は薄味で…なんて話をよく聞くが、内科の病棟ではなかったからだろうが、そんなウンザリするような物ではなく、むしろ薄めの味付け、野菜多めの内容は好みだった。
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床擦れ&串刺し定食
急患ばかり集められた病室から、一
般病棟へ移された。
検査などでどこに移動するにもベッドごと。
天井ばかり見ての移動は方向感覚が弱まり、どこに移ったのか、へたするとエレベーターに乗せられても上がっているのか下がっているのか怪しい。
移動先は、8階と、看護師さんが案内して下さった。
そこは本来は6人部屋なのだそうだが、今は4人部屋として使っている。
一人一人のスペースに余裕があった。
部屋に入ると、看護師さんがなれた様子で、「よろしくお願いしま~す」と大きな声で、挨拶して下さった。
慌てて私も「よろしくお願いします」と続けた。
天井しか見えてないので、どんな方がいらっしゃるのか正直わからなかった。
ベッドは、寝たきり用のベッドを用意して下さった。至れり尽くせり。
しばらく動けないから、床擦れが心配と言う理由だった。
「床擦れがそんなに?大袈裟な!」
なんて思ったが、早い人は数日で床擦れが始まるそうだ。
マットレスの下に、空気で僅かに膨らんだりしぼんだりする装置がセットされていた。
普通にしていてもわからないほどの微動だった。
しばらくすると、昼食の時間になった。
入院当初から、「串刺し定食があるから、食事は心配ないですよ」と聞いていたが、想像がつかなかった。
いざ、配膳されて判った。
「串刺し定食」の響きが、なんともモヤモヤ感が湧き、気になっていた。
動かせない体の上にある、ベッド用のテーブルの上から、こちらに向かって串の持ち手が並んでいるのが見えた。
恐る恐る1本持ち上げてみると、ほうれん草がグサグサと刺さっていた。
!!
何か、可笑しい。でもスッゴくありがたい。
他の串にも、魚など主菜副菜が、やはりグサグサ刺さっていた。
白飯も、蓋付きの丼ぶりをそっと開けると、小さくオニギリになっていた。
これなら、仰向けのまま、口元に運んで食事ができる。
串刺し定食に、特別にありがたいと思うのは、ワケがある。
今はもう亡くなった祖母が以前、とある病院の整形外科病棟で入院していた時の事だった。
向かいのベッドの患者さんは、「起き上がり禁止」の札が下がっていた。
食事の時間になると、看護師さんがトレーを運んできたが、ベッドの足元のテーブルの上に黙っておいて、立ち去ってしまった。
そこの病院は、基本的に看護師さんは配膳も食事の介助もしない、という決まりだ。
一見、無愛想な気もするが、運んでくれただけ親切だったのか…。
見かねた母が、患者さんに声をかけ、枕元にトレーを置くと、横になりながらゆっくり食事を始めていた。
別の日、また同じように食事の時間に、その患者さんのテーブルの上に食事がおいてある。
「起き上がり禁止」の札は、下がったままだ。
人見知りで、多感な年頃だった私は、気にはなったものの、声をかける勇気はなかった。
暫くすると、食事を下げる時間を過ぎていたのだろうか、看護師さんは、その患者さんに「食べないの?下げますよ」と聞いた。
その患者さんは、ウンウンと頷いて、それ以上の会話はなかった。
食事は下げられた。
もしかしたら、食事をあまりとりたがらない患者さんだったのか、端から見ると、不親切に見えてしまっただけで、病院側も周知の事だったのかもしれない。
事情は判らないが、とにかく寝たきりは、想像以上に食事が困難だというのは思い出としても印象的だった。
串刺し定食は、他人の手を借りずに食事できる優れた方法で、本当にありがたかった。
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般病棟へ移された。
検査などでどこに移動するにもベッドごと。
天井ばかり見ての移動は方向感覚が弱まり、どこに移ったのか、へたするとエレベーターに乗せられても上がっているのか下がっているのか怪しい。
移動先は、8階と、看護師さんが案内して下さった。
そこは本来は6人部屋なのだそうだが、今は4人部屋として使っている。
一人一人のスペースに余裕があった。
部屋に入ると、看護師さんがなれた様子で、「よろしくお願いしま~す」と大きな声で、挨拶して下さった。
慌てて私も「よろしくお願いします」と続けた。
天井しか見えてないので、どんな方がいらっしゃるのか正直わからなかった。
ベッドは、寝たきり用のベッドを用意して下さった。至れり尽くせり。
しばらく動けないから、床擦れが心配と言う理由だった。
「床擦れがそんなに?大袈裟な!」
なんて思ったが、早い人は数日で床擦れが始まるそうだ。
マットレスの下に、空気で僅かに膨らんだりしぼんだりする装置がセットされていた。
普通にしていてもわからないほどの微動だった。
しばらくすると、昼食の時間になった。
入院当初から、「串刺し定食があるから、食事は心配ないですよ」と聞いていたが、想像がつかなかった。
いざ、配膳されて判った。
「串刺し定食」の響きが、なんともモヤモヤ感が湧き、気になっていた。
動かせない体の上にある、ベッド用のテーブルの上から、こちらに向かって串の持ち手が並んでいるのが見えた。
恐る恐る1本持ち上げてみると、ほうれん草がグサグサと刺さっていた。
!!
何か、可笑しい。でもスッゴくありがたい。
他の串にも、魚など主菜副菜が、やはりグサグサ刺さっていた。
白飯も、蓋付きの丼ぶりをそっと開けると、小さくオニギリになっていた。
これなら、仰向けのまま、口元に運んで食事ができる。
串刺し定食に、特別にありがたいと思うのは、ワケがある。
今はもう亡くなった祖母が以前、とある病院の整形外科病棟で入院していた時の事だった。
向かいのベッドの患者さんは、「起き上がり禁止」の札が下がっていた。
食事の時間になると、看護師さんがトレーを運んできたが、ベッドの足元のテーブルの上に黙っておいて、立ち去ってしまった。
そこの病院は、基本的に看護師さんは配膳も食事の介助もしない、という決まりだ。
一見、無愛想な気もするが、運んでくれただけ親切だったのか…。
見かねた母が、患者さんに声をかけ、枕元にトレーを置くと、横になりながらゆっくり食事を始めていた。
別の日、また同じように食事の時間に、その患者さんのテーブルの上に食事がおいてある。
「起き上がり禁止」の札は、下がったままだ。
人見知りで、多感な年頃だった私は、気にはなったものの、声をかける勇気はなかった。
暫くすると、食事を下げる時間を過ぎていたのだろうか、看護師さんは、その患者さんに「食べないの?下げますよ」と聞いた。
その患者さんは、ウンウンと頷いて、それ以上の会話はなかった。
食事は下げられた。
もしかしたら、食事をあまりとりたがらない患者さんだったのか、端から見ると、不親切に見えてしまっただけで、病院側も周知の事だったのかもしれない。
事情は判らないが、とにかく寝たきりは、想像以上に食事が困難だというのは思い出としても印象的だった。
串刺し定食は、他人の手を借りずに食事できる優れた方法で、本当にありがたかった。
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生体反応
さて、病院でこれから入院生活を送ることになった私は、少し検査をする事になった。
背骨が潰れるほどの衝撃を受けた体が、他のダメージを受けていないか、特に内臓をチェックするとのこと。
そうか、私の怪我は内臓も心配されるほどの衝撃だったのか。
超音波で確認してもらうも、異常なし。一安心だ。
他にも検査を受けたかもしれないが、正直記憶が曖昧だ。
キツく巻いたコルセットが苦しい。
どうやらこの頃に、熱が上がってきてたから体全体がしんどかったようだ。
生体反応だそうで、手術を受けたり、体に大きな衝撃を受けたりすると熱が上がり、下がるまで数日かかると。
今日は、ひとまず急患ばかり集められた部屋に移動した。
痛みと熱で、寝付けない。
看護士さんが、痛み止めを持ってきてくれた。
珍しくあまり効いてない。それほどの痛みだった。
部屋には既に数人が休んでいた。
入院になれているのか、飲み物に氷を入れてと氷の量まで指定し、トイレに勝手に行こうとし注意されたりで、全然寝ない女性がいたり、大きないびきの男性がいたり、辛そうに、うなされる人もいたり、本当にいろんな人がいた。
でもさすがに、深夜にはウトウト眠ることができた。
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背骨が潰れるほどの衝撃を受けた体が、他のダメージを受けていないか、特に内臓をチェックするとのこと。
そうか、私の怪我は内臓も心配されるほどの衝撃だったのか。
超音波で確認してもらうも、異常なし。一安心だ。
他にも検査を受けたかもしれないが、正直記憶が曖昧だ。
キツく巻いたコルセットが苦しい。
どうやらこの頃に、熱が上がってきてたから体全体がしんどかったようだ。
生体反応だそうで、手術を受けたり、体に大きな衝撃を受けたりすると熱が上がり、下がるまで数日かかると。
今日は、ひとまず急患ばかり集められた部屋に移動した。
痛みと熱で、寝付けない。
看護士さんが、痛み止めを持ってきてくれた。
珍しくあまり効いてない。それほどの痛みだった。
部屋には既に数人が休んでいた。
入院になれているのか、飲み物に氷を入れてと氷の量まで指定し、トイレに勝手に行こうとし注意されたりで、全然寝ない女性がいたり、大きないびきの男性がいたり、辛そうに、うなされる人もいたり、本当にいろんな人がいた。
でもさすがに、深夜にはウトウト眠ることができた。
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