こんにちは、培養部門です。

 

自宅から15km以内に不妊治療を行うクリニックがある方は自宅から60km以上離れた場所にクリニックがある方に比べて人工授精や体外受精を行う回数が多いことをオーストラリアの研究グループが発表しました。

オーストラリアと日本では少し事情がことなるかもしれませんが、距離が長くなると心や体の負担が大きいことが分かります。

 

当院から15km圏内を地図で表してみました。複数の幹線道路( 主要な地域を結ぶ大きい道 )がクリニックママの近くに通っていることがわかります。クリニックママはご自宅から15km以上の距離であっても比較的通い易い位置に立地しています。

 

 

当院のことを調べていただいて( PGT-Aなどのより専門的な治療や安全な医療技術を希望されているなど )遠方より来られる方も多くいらっしゃいます。午前の早い時間の診察や午後の遅い時間の診察などに来院が難しいときは、その旨をスタッフにお伝えいただけると調整することが可能です。ぜひ、スタッフにお申し付けください。

遠方でなくても、お仕事やご家庭の都合で診察日や診察時間に制限がある場合も、治療中のご自身のお体の状態にもよりますがスタッフにお申し付けいただければと思います。

 

1階階段下の予約システムの横にご意見・ご要望をいただくボックスがございます。

ボックスの横に紙をご用意しておりますが、書式に指定はございませんので、ご意見・ご要望がございましたら投稿していただくかスタッフにお知らせいただければ幸いでございます。

 

培養部門も通院してくださる皆様の環境が向上するように、技術面はもちろんのことホスピタリティ( 予約の取りやすさ、通院のしやすさ、快適さなど )の向上に努力しつづけます。

 

参考:Residential proximity to a fertility clinic is independently associated with likelihood of women having ART and IUI treatment. Hum Reprod. 2022

 

お知らせ

 

当院の初診について

当院の不妊外来を初めて受診される際にお電話での予約が必要な理由

 

当院は不妊治療に関わる先進医療を行なっております。

当院の不妊治療に関わる先進医療の種類と効果

 

大垣市在住のご夫婦を対象として、自費診療でAMH( 抗ミュラー管ホルモン )検査、精液検査を実施した場合に大垣市から助成金を受け取ることができる制度が開始されました。

当院で行うことができます。お電話にてご予約をお願い致します。

大垣市在住のご夫婦を対象に妊活検診費( AMH検査・精液検査 )が助成されます

 

当院はPGT-A実施施設として日本産科婦人科学会に承認されています。

PGT-Aを行うことによって、複数回の妊娠不成立や流産を繰り返す方に妊娠率の向上と流産率の低下が期待できます。

↓詳しくはこちらをご覧いただければ幸いです。

PGT-A( 染色体異数性検査 )の要件が変わりました

 

※PGT-A対象者の方で当院に胚盤胞を凍結保存している場合、採卵を行わずに保存してある胚盤胞を用いてPGT-Aをすることができます。

 

当院でPRP療法を行うことができます。

PRP療法とは再生医療の一つです。

様々な医療分野でPRP治療は行われており、不妊治療分野ではPRP療法を行うと子宮内膜が厚くなるという報告が専門の学会から報告されています。

子宮内膜が厚くなると、移植した胚の妊娠率、出産率が向上します。

 

先進医療、PGT-A、PRP療法をご希望の方、ご興味がある方は当院の不妊外来診察を受診ください。

 

文責:培養部門

 〔生殖医療専門医〕古井憲司