当院の不妊外来を初めて受診される際にお電話での予約が必要な理由

こんにちは、培養部門です。

今回は当院の不妊外来を初めて受診される際はお電話での予約が必要な理由を説明します。

初めて受診される（初診）際は、先生に現状を相談するため、精液検査を希望するため、一通りの検査を希望するため、人工授精や体外受精を希望するため、他のクリニックから転院するため（受精卵や精子の移送も含む）など、さまざまな理由があると思います。

当院の初診は医師より、受診された方のご相談事やこれまでの治療歴（治療歴がある方）をしっかりと確認した上で治療方針を決めさせていただくこと、またこれから必要となる検査やその必要性、今後のおおまかな治療スケジュールを丁寧にお伝えしたいため通常の診察時間より長い診察時間を設けております。

そのため、患者様と十分にお話しさせていただくことができる時間を予約の空き状況を確認しながらご相談の上で決定する必要がございます。

お電話にてのご予約はお手間を取らせてしまい大変申し訳ございませんが、最初に詳しく患者様のご希望や患者様の背景を確認することで最適で最短な治療をご提供できると考えております。

ご容赦いただければ幸いでございます。

可能な限りご希望に沿ったお時間でのご予約をお取りさせていただきます。

当院の電話番号 0584-73-5111にお電話していただくと、音声ガイダンスが流れます。

初診予約をご希望の方は３番を押していただければ初診予約の専用ダイヤルにお繋ぎさせていただきます。音声ガイダンスの流れている途中でも番号を押していただいて構いません。よろしくお願い致します。

当院の公式インスタグラムからもお電話することができます。

初診予約以外の方も使用することができますので、音声ガイダンスに沿って番号を押していただければと思います。

採卵された方や不妊治療卒業メッセージとしてたくさんの方からメッセージをいただいております。

是非、ご覧いただければ幸いです。

お知らせ

当院は不妊治療に関わる先進医療を行なっております。

当院はPGT-A実施施設として日本産科婦人科学会に承認されています。

PGT-Aを行うことによって、複数回の妊娠不成立や流産を繰り返す方に妊娠率の向上と流産率の低下が期待できます。

↓詳しくはこちらをご覧いただければ幸いです。

※PGT-A対象者の方で当院に胚盤胞を凍結保存している場合、採卵を行わずに保存してある胚盤胞を用いてPGT-Aをすることができます。

PRP療法とは再生医療の一つです。

様々な医療分野でPRP治療は行われており、不妊治療分野ではPRP療法を行うと子宮内膜が厚くなるという報告が専門の学会から報告されています。

子宮内膜が厚くなると、移植した胚の妊娠率、出産率が向上します。

先進医療、PGT-A、PRP療法をご希望の方、ご興味がある方は当院の不妊外来診察を受診ください。

文責：培養部門

〔生殖医療専門医〕古井憲司