こんにちは、培養部門です。

 

PGT-Aの要件が変更されました。

内容と致しましては、これまで当院でPGT-Aを行っていただいている方が行うことができなくなるわけではなくこれまでより多くの方にPGT-Aを希望していただける要件になりました。

当院ではこれまで多くのにPGT-Aをさせていただいており妊娠、出産を実現していただいております。

これからも、これまでの知識と技術を生かして皆様のお役に立ちたいと思っております。

 

 

PGT-Aの対象者の説明です。

1.反復する体外受精胚移植の不成功の既往を有する不妊症の夫婦

要約:人生で2回以上体外受精胚移植で臨床的妊娠が成立していない方

2.反復する流死産の既往を有する不育症の夫婦

要約:人生で2回以上流死産を経験されている方

3.夫婦いずれかの染色体構造異常(均衡型染色体転座など)が確認されている不育症(もしくは不妊症)の夫婦

要約:夫婦どちらかまたは両方に染色体の構造異常を持つ夫婦

対象にあたる方は、ぜひ当院にご相談ください。

 

PGT-A対象者の詳細です。

 

 

 

 

参考までにPGT-Aを受けるまでの流れを説明させていただきます。

診察の際に詳しく説明させていただきます。

 

 

ご不明な点がございましたら、何なりと診察の際にお申し付けください。

 

PGT-Aについての記事

女性の高BMI( 肥満 )はPGT-A正常胚の出産率を低下させる可能性があります

採卵時に採取できる染色体が正常な卵子の割合は、採卵した卵子が多くても、少なくても変わらない

女性の年齢と染色体の正常な卵子の割合

モザイク胚は本当にモザイク胚?

モザイク胚の妊娠と出産

モザイク胚の妊娠率、出生率、妊娠期間、出生時体重は変わりますか?

 

クリニックママのホームページ

 

不妊治療卒業メッセージとしてたくさんの方からメッセージをいただいております。

是非、ご覧いただければ幸いです。

不妊治療卒業メッセージ

 

お知らせ

 

当院はPGT-A実施施設として日本産科婦人科学会に承認されています。

PGT-Aを行うことによって、複数回の妊娠不成立や流産を繰り返す方に妊娠率の向上と流産率の低下が期待できます。

 

当院でPRP療法を行うことができます。

PRP療法とは再生医療の一つです。

様々な医療分野でPRP治療は行われており、不妊治療分野ではPRP療法を行うと子宮内膜が厚くなるという報告が専門の学会から報告されています。

子宮内膜が厚くなると、移植した胚の妊娠率、出産率が向上します。

 

PGT-APRP療法をご希望の方、ご興味がある方は当院の不妊外来診察を受診ください。

 

文責:培養部門

 〔生殖医療専門医〕古井憲司