令和7年11月。
岡山旅行二日目。
前日はミシュラン一つ星の居酒屋「鳥好」さんで
酒宴を楽しみました。
 
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翌日の朝。
朝食後、日本三大名園の一つ、後楽園へとやってきました。
ちなみに、他の二つの庭園である偕楽園、兼六園は訪れたことがあるので、
今回の訪問で三庭園を制覇したことになります。
 
門前にあう案内図を見ると、
かなり広い庭園であることが分かります。

 

早速、チケットを購入し、

庭園内に入ると・・・

開けた風景が広がっています。

 

回遊式の庭園というのでしょうか、

大きな池がありその周囲を歩くような形です。

またその池から派生した小路を進むと、

個々の景勝地を眺めることができるようです。

 

園内にはところどころに小島へとつながる橋が架かっています。

 

また橋ではなく、対岸へ渡るための飛び石もありました。

この先には小高い高台となっています。

 
 

飛び石を渡り、

小高い山を登ります。

 

頂上へは石の階段が続き、

多くの観光客が登っていました。

 

どうでも良い事柄ですが、

後楽園も観光地のご多聞に漏れず、

外国人の観光客ばかり。

しがも写真を撮っていたら、

後ろから無理やり入ってきたり、

押されたりする始末。

マナーくらい守って欲しいものです。

階段を昇る際にも、

通り路をふさぐように横並びで上がっていました。

お年寄りの方やお子さんを連れた女性の方も

困り顔をしておられました。

 

高台に登ると見晴らしの良い景色が広がります。

後楽園全体が一望できます。

 

高台を降りて、

さらに園内を進みます。

すると、一階部分が壁がなく丸見え状態の家屋が見えます。

 

家屋内に入ってみると・・・

なんと!池の水を引き入れて板の間の部屋がありました。

家の中で水景色を楽しむ、とは風情がありますね。

 

 

 

庭園の端のほうまで来ると、

変わった橋が架かっていました。

 

なんと!

まっすぐな直線ではなく、

途中で直角に折れ曲がった、つづら折りのような橋です。

 

さらにその橋を渡ると、

巨大な岩が見えました。

 

近付いてみると、

複数のおおきなヒビが入った岩でした。

 

説明を見ると・・・

花崗岩を90数段に割ったものを再び組み上げたもののようです。

ヒビがあったのはそのせいですね。

 

園内の端をさらに進むと、

木々が生い茂っていました。

このあたりには、ほとんど観光客も来ていません。

 

珍しいものがないように思えますが、

古風な庵のような建造物もあります。

 

説明には、

山桜やカエデなど眺めるための施設であったと書かれています。

 

しっとりとした落ち着きのある木々の間を通る小道です。

四季折々の風景が楽しめそうです。

こんな道を毎日散歩したいですね。

 

日本三大庭園と呼ばれる後楽園。

天気も良かったので、存分に楽しむことができました。

 

約1時間半くらい庭園を見学したのち、

家路につきます。

岡山市街地の道を進み、

国道2号線を西へと進みます。

 

自宅までの距離は約250キロ。

高速道路を使わず一般道のみで帰ります。

おそらく6時間弱の時間がかかるでしょう。

これも旅の一部で、まだ旅は終わってせん。

ゆっくりと車窓の景色を楽しみながら、

家路へとつきます。

 

令和7年11月。
所用で岡山に一泊の旅に出かけました。

カラフルな路面電車が街中を走っています。


名勝後楽園を見学したのち、

ホテルへチェックインしたのは午後3時。

1時間ほど休憩し、居酒屋へ向かいます。


着いた先は、「鳥好 駅前店」。

ミシュラン一つ星のお店です。


メニューは刺身から揚げ物、ご飯ものまで多彩。


ちなみに我々は夕方4時に、

カウンター席を予約していました。

お客はすでに十数人入っていました。


まずは角ハイボール。

こちらのお店は、サントリー製のハイボール生成機を使っているのだと思います。

なので、とても美味しい。

角ハイボールって、お店によって薄かったり、

濃いかったりでバラバラなんですよね。

濃いのはまだ許せますが、薄いと不味くて飲めません。

でもサントリーの生成機を使う店は、外れなく美味しいんです。

角ハイボールを提供するお店は、

是非生成機を導入して欲しいです。


アルコールのアテには、鳥酢を注文。

岡山名物ですが、

お店によって作り方、味が異なります。


そして、刺身はマグロ。

前回注文した際に美味し買ったので、

再度注文しました。


その他、唐揚げ・・・


鳥もつ煮込み。

大鍋に入れてカウンターに並べらていましたが、

注文が多く、早々となくなってしまいました。


焼き鳥。


再び、角ハイボールのおかわり、

とどんどん食べて飲むペースが早まります。


シメには、鉄火巻き。

このお店、マグロ関係の料理は美味しいのです。


こうして岡山の宵は深まっていくのでした。


おあいそを済ませて外に出ると、

席を待つお客さんの行列ができていました。

さすがミシュラン一つ星のお店です。

開店中は満席でした。


外には岡山の町並みを飲み歩く歩く人々の姿。

ホテルに帰るには、まだ早いようです。


ということで入ったお店は久々のラーメン屋。

減量のため、長らく控えていたのです。


リサーチもなく入ったお店でしたが、

醤油系のラーメンで美味しかったです。


ついでに餃子とデミカツ丼のミニを注文。

デミカツも岡山名物だそうです。


ラーメンにデミカツ、かなりカロリーが高そう。

体重が気になります。


約1時間ほど滞在したのち、

ホテルへと帰りました。

駅前にあるイオンモールのネオンが輝いています。


そして、漆黒の夜空にはお月様が煌々と輝いていました。


今回の岡山の夜は、居酒屋、ラーメン屋ともに当たりでした。どちらのお店も美味しかったです。

気持ちよく眠りにつけそうでした。






車中泊の旅、三日目です。
昨夜は桜島から枕崎市を経て、熊本県にある道の駅美里に泊まりました。

山あいの道の駅はまだ暗く、照明が煌々と輝いていました。





朝7時前に出発。

この日目指したのは日本三大朝一と呼ばれる、佐賀県呼子です。


昔ながらの港の風景が漂っています。




こちらが朝市の並ぶ通りです。

この日は雨予報ため、出店が少なかったようでした。








とある小路ではイカを捌いている方がいらっしゃいました。🦑

どうやら捌いたばかりのイカをこの場で食べられるようです。


捌かれたイカをビールケースのテーブルで食す観光客の方たち。




一匹1,000円で安かったので、我々も捌いてもらいました。一口食べると、活きがよいため吸盤が口の中に張り付きます。新鮮な証拠ですね。


その他、朝市の並びのお店でカニ焼売も食べました。こちらも美味しかったです。


約1時間ほど呼子に滞在しました。

遊覧船でしょうか、派手な色をした船が係留されていました。


いよいよ旅も終わり。

帰路へとつきます。福岡県の糸島市方面へと車を走らせます。

途中、海岸近くの松林を通り、


糸島市では昼食をとりました。

貝汁の定食です。


この頃から外は激しい雨。

帰路につく寂しさを倍増させます。


福岡市に入り、


都市高速を走行します。

色とりどりのビルが並んだ美しい街並みを見ながら、


さらに帰路の道を急ぎます。


都市高速を抜けて福岡インターから九州道に入ります。

しばらく進むと関門橋が見えてきました。

この橋を渡るといよいよ本州です。

そして三日間の九州旅行も終わりです。


おわり。







2025年10月。
車中泊の旅2日目の朝。
鹿児島県垂水市にある道の駅「道の駅たるみず」で目を覚ましました。
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朝6時。

道の駅垂水 はまだオープンしておらず、

静かな南国の朝という感じでした。

 

道の駅の前にある歩道からは桜島が見えました。

独特の噴煙が空へと昇っているようです。

 

道の駅の前には、道路を挟んでお店もあるようです。

薩摩の地らしく「焼き芋」を販売しているようです。

 

道の駅から海沿いには歩道が続いています。

車中泊をすると運動不足になるので、

散策を兼ねて散歩にでかけました。

日常的に毎朝ウォーキングとラジオ体操をしているので、

その代わりといったところでしょうか。

約30分ほど歩きました。

 

歩いていて、ふと気づいたのですが、

コンクリート上にある「砂」の感触がなぜか違和感があるのです。

「砂」より軽い感じがするのです。

 

よく見ると・・・

どうやら砂ではなく火山灰のようでした。

桜島から出る噴煙から落ちてきたのでしょうね。

 

来た道を戻ります。

陽が高くなり、桜島もはっきりと見えるようになりました。

 

せごどん(西郷さん)も見た風景なのでしょうか?

悠久の時の流れを感じます。

 

朝7時過ぎ。

道の駅たるみずを出発し、

桜島本島を目指します。

 

桜島に入りました。

思っていたよりも桜島は大きいようです。

 

桜島の山の頂上を目指して車を進めます。

 

着いた先は「湯之平展望所」。

桜島観測所の近くにある展望所のようです。

 

展望所からは対岸にある鹿児島市が見えます。

 

 

 

そして桜島の噴火口付近を眺めると・・・

噴煙から昇る朝日が姿を現していました。

綺麗ですね。

 

桜島を離れてから約3時間。

鹿児島県の南端にある枕崎市へとやってきました。

ここはカツオの産地として有名な場所です。

 

ということで、

市内にあるカツオ料理を提供しているお店へとやってきました。

注文したのは「ぶえんカツオ」の定食。

「ぶえんカツオ」とは、一本釣りした鰹を船上で活き〆(血抜き)し、

急速冷凍したもので鮮度の良いカツオのようです。

 

活きの良い色をしたカツオで美味しかったのは事実ですが・・・

残念なことにハランボの天ぷらの味が良くありませんでした。

また「ぶえんカツオ」についても、近くにあるスーパーの刺身のほうが

各段に安く、また味の違いはありませんでした。

わざわざ食堂で高いお金を出してまで食す必要はないと思いました。

↓カツオのはらんぼの天ぷら。
美味しい出来上がりとは言えませんでした。

 

枕崎市でカツオを食したのち、

午後1時頃に鹿児島を離れて九州を北上します。

 

着いたさきは熊本県。

今宵の車中泊地は、道の駅美里 です。 

 

 山あいにある静かな道の駅です。

 

 

 

道の駅内にある温泉施設のロビーです。

地元のお客さんで賑わっていました。

 

 風呂上がりの道の駅の駐車場。

 

そして車内。

これからささやかな宴の始まりです。


車中泊の夕飯の写真を撮るつもりでしたが、

飲み過ぎて、うっかり撮り忘れてしまいました。

ぽぽ食べ終わった状態です。


こうして車中泊の旅、2日目の夜は終わりました。明日は最終日。佐賀県を目指します。


つづく。





2025年10月。
8月に夏季休暇を取れることができないまま仕事を続けていましたが、
なんとか中旬の週に取得することができました。
 
「どこへ行くか・・・」
 
普段でしたら四国、高知へ向かうのですが、
宿泊サイトを見ると1万円以上する高額なホテルばかり。
どうやらNHKの朝ドラ「あんぱん」の影響で、
高知旅行の人気が高まっているためのようです。
 
東北旅行も考えたのですが、
昨年も行ったことや、
その結果もあまり楽しいものでなかったため、
別の場所にすることにしました。
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 紆余曲折の結果、決めた行先は「九州」
実はNEXCO西日本のサービスで、

ぎゅぎゅっと九州まんきつドライブパス

という九州乗り放題というものを見つけたからです。
 
これは三日間であれば九州の高速道路の乗り降りが自由というお得なプランです。
 
 
出発は
10月13日(火)朝6時。
九州への玄関口となる山口県下関までは下道を進みます。
 
 
3時間近く運転し、山陽・小野田に着いたのは朝9時頃。
朝食を食べるためにとある食堂へと向かいます。

 

着いたお店は「みちしお」。

全国放送のテレビ番組でも紹介された有名なドライブインです。

 

 

 

店頭にある食品サンプルを見て、

食べるものを決めます。

 

店内に入ると、

保冷庫にたくさんのお惣菜が並んでいました。

 

店内は広く、

テーブルや座敷の席がたくさんあります。

お客さんは少なく、

どこでも座れる状態でした。

近所の人やトラックドライバーの方たちがいらっしゃいました。

 

先ほどの食品サンプルからも分かるように、

このお店は「貝汁」が有名なお店です。

瀬戸内で潮干狩りでアサリが取れるので、

貝汁が有名になったのでしょうかね。

 

ということで、

貝汁の付いている朝定食を注文しました。

数量限定のメニューです。

貝汁のほか、サバの塩焼き、冷ややっこ、漬物といった

純和風の内容でした。

 

お目当てだった貝汁には、

たくさんのアサリが入っていました。

貝から出る出汁がふんだんに効いており、

美味しい!の一言。

 

充実した朝の食事となりました。

 

腹ごしらえも済み、

再び下関を目指して進みます。

国道2号線を西へ西へと移動します。

 

午前10時ごろ。

山陽道下関ICから高速道路に乗り、関門橋を進みます。

この先はいよいよ九州です。

 

関門橋を5分もかからずに渡ると九州自動車道・門司です。

「案外、九州は近いなぁ・・・」と思ったのですが・・・

 

しかし、ここからが長かった。

同じ九州でも北の福岡と南の鹿児島では距離が違います。

門司から6時間たった14時11分時点では

九州中部に位置する熊本県を走行中。

いい加減、車に乗るのが苦痛になってきました。

 

 

そうして、

さらに南下し宮崎県えびのICへ。

ここで降りるのではなくさらに南下。

 

そして着いたのは・・・

鹿児島県の桜島です。

鹿児島市側ではなく、大隅半島側にある「垂水」から見た桜島です。

もくもくと雲と間違えるような噴煙が上がっていました。

 

すでに午後5時。

「道の駅たるみず」に到着。

お店も閉まりかけています。

 

この日の車中泊は「道の駅たるみず」にしました。

温泉も併設しており、車中泊には便利なところです。

浴室内は撮影できませんでしたが、

桜島が見える絶景を見ながら入浴できる施設でした。

約11時間の運転疲れも少しとれた気がしました。

 

入浴後、再び車へと戻り、

車中泊の開始です。

高速道路を下りた霧島市内のスーパーで購入した

カツオ、マグロの刺身で角ハイボールと焼酎で夕食を取りました。

残念ながら疲れていたせいもあり、

夕食の写真は撮り忘れてしまいました。

 

こうして車中泊の旅、初日は終了しました。

明日は、鹿児島県の南端・枕崎を目指します。

 

つづく。