令和5年9月末。
秋です。
昨日は、中秋の名月でした。月見
我が家もお月見をしました。
綺麗なお月様でした。月見

 

翌30日。 

家の中にいるのはもったいないと思わせるような

晴天の秋空です晴れ

 

松尾芭蕉ではありませんが、

「旅に行きたい」と、気持ちもそぞろですおねがい

「秋の四万十は綺麗だろうなぁ~」と思いながらも、高知まで出かける金銭的な余裕はありませんショボーン

 

でも近場なら・・・

ということで出かけたのは、

蕎麦の花が見頃という広島県八幡高原。

蕎麦の花というと普通は白色ですが、

こちらの蕎麦の花は「赤色」と、

変わった蕎麦として知られ、

「赤蕎麦」と言われているのです。

私も初めてなので興味もあり、出かけてみることにしました。

 

スキー場のある大佐山を上がり、

国道186号線を逸れると、さらに山へと続く道路に入ります。

 

車線のない道もありましたが、

澄んだ秋空と、ススキなど秋景色を眺めながら、

気持ちよくドライブができました。ラブ

 

[秋ですね~]月見

 

自宅を出て約1時間半。

たどり着いたのは、八幡高原「かりお茶屋」。

「手打ちそば処」と書かれています。

 

早速蕎麦を・・・

といきたいところですが、お店前に行列ができていたので、

時間をずらして行くことにしました。

幸い隣接して古民家の展示があったので、

見学をして時間をつぶします。 

 

 この地方(芸北)の民家を再生したもののようです。

 

昔ながらの、襖や 障子を開けると大広間になる造りです。

こういう造りって、風通しが良くて、夏も涼しいんですよね・・・風鈴

蚊取り線香が似合いそうです。

 

さて、20~30分ほどしてから、

いよいよ蕎麦屋に向かいます。

 

大きな看板も掲げられていました。

期待大です。OK

 

中に入ると券売機がありました。

お目当ての「赤蕎麦」を探すと・・・

 

が~ん・・・びっくり

そこには「赤そば、売り切れ」の文字が・・・

 

「そりゃあ、ないぜジョニー」えーん


はじめての赤そば、楽しみに来たのに。。。

残念。

 

ということで、他のメニューを探します。

そこには、うどん、カレーカレー、ピラフ、おむすびおにぎり

という一般食堂にあるメニューが並んでいました。

 

悩んだ末に選んだのは、

「盛りそば」1,000円でした。

 

売機で券を買って、食堂内へと入ります。

店内はこのような様子下差し

 

約15分ほどして、

盛りそばが届きました。

「蕎麦のかりんとう」も付いていました。

 

 

 

食べて見ると・・・


「うまい!」100点


喉ごしが良く、するすると食べる感じです。

島根県出雲地方の割子蕎麦は、

蕎麦が堅く「噛み切る」という感じですが、

こちらの蕎麦は「飲み込む」という感じです。

 

「蕎麦のかりんとう」はパリッとしていました。

そば湯と食べるとおいしいです。

 

そば湯は、電気クッキングヒーターにかけられたヤカンから、

セルフで自由に汲むことができます。

熱々のそば湯でおいしかったです二重丸

 

こちらのお店、

店外でも食べることができるようです。

天気が良ければ、自然を眺めながら蕎麦を食べるのもいいですねニコニコ

 

食堂を出ると、

同じ建物内に何やら展示されているスペースがありました。

こちらは、「芸北 高原の自然館」という施設です。

 

芸北の動植物に関する展示がされています。

 

中にはクマの剥製も・・・くま

 

近づいて見てみると、

目が結構怖い。

  

牧野富太郎に関する展示もありました。

 

どうやら牧野富太郎が、

この八幡高原に調査で訪れたようですね。

image

 

実物の牧野富太郎が、

この地を訪れた際に撮った写真も飾られていました。

牧野富太郎って、朝ドラの主人公と同じく、

小柄なようですね。

 

イラストもありました。

植物の他、採集道具なども描かれています。

 

朝ドラの中でも出てきた、牧野万太郎の妻・寿恵子にちなんで命名された「スエコグサ」も描かれていました。

 

そして、牧野富太郎の直筆をレプリカした掛け軸も展示されています。

朝の連ドラ「らんまん」が終わったはかりなので、

興味深い展示でした。

image

 

 そして、この後は、

赤蕎麦の花が咲いている蕎麦畑へと向かいました。 

 青空の下、中国山地に伸びる一本道が続いています。 


途中、牧野富太郎の句碑を通り過ぎると、 


目的の蕎麦畑が見えてきました。 

 

赤い蕎麦の花が咲き乱れています。 

 

 

 

 普通は蕎麦の花は白色なので、

赤色とは珍しいですよね。

 

 蕎麦畑の花の鑑賞を終え、

帰路に着きます。

  

八幡高原の秋はもう終わりそうです。。。

 

 

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