令和6年4月の土曜日の朝。
不安定な天候が多い年ですが、
この日は朝から晴れ。
ちょっと遠出したくなる気分です。
 
かと言って、賃上げもなく物価高の続く生活ではそれほど
遠くへも行けません。
そう言えば、四国・高知へは9ヶ月近く行ってませんので、
「高知に行かない期間」新記録です。
 
ちょい悪親父ではなく、
「ちょい日帰り旅行」ということで、
島根県益田市へと向かいました。
 
朝6時過ぎに出発。
着いた先は先日発見した「セボン」という喫茶店です。
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開店が遅い喫茶店が多い中、

「セボン」さんは朝7時にオープンです。

 

 

 

店内に入ると、

まだ他のお客さんはいらっしゃいませんでしたので、

席を自由に選ぶことができました。

 

注文する品は、

「モーニングセット」の中から「普通トーストセット」500円です。

この物価高の中、500円は安いですよね。

 

窓ぎわのテーブルに座り、

ぼ~としながら料理が来るのを待ちます。

 

出入り口付近には、

自家製パンも販売されています。

 

しかも保存料なしのオーガニックパンで、

値段は250円。

某高級パンは1,000円近くするのに・・・

普通食パンを一斤、買って帰りました。

 

そして、こちらがモーニングの料理です。

コーヒーに・・・

 

自家製と思われるヨーグルト・・・

 

キュウリとミニトマト、レタスのサラダと目玉焼き。

 

自家製のポテトサラダまで付いて、これで500円。

 

ゆったりとした時間を眺めながら、

土曜日の朝食を楽しむことができました。

ちなみに、モーニングのコーヒーは1杯までおかわりがサービスとなります。

 

 

「セボン」で約1時間過ごしたのち、

向かったのは、山口県長門市にある「道の駅センザキッチン」。

建物が大きく、駐車場も広い道の駅です。

 

朝から駐車場は満杯。

というのも本日はイベントがあるからです。

 

駐車場の奥では地元の少女たちの合唱が披露されていました。

 

そして、この道の駅を訪れた一番の目的は・・・

 

金子みすずの看板の下で、

道の駅スタッフらしき女性が給仕している姿があります。

 

「あら汁」です。

この日、無料で配られていました。

 

「あら汁」を食べながら、

先ほどの合唱団のところへ戻ってみると、

太鼓をたたく女性の姿に出くわしました。

 

その後、

青島から来たという女性司会者と着物姿の女性が現れ・・・

 

この地方の踊りと民謡を太鼓に合わせて披露していました。

 

地元民芸を楽しんだのち、

小高い山の上へ移動します。

 

眼下には山と長門の海が広がっています。

 

やってきたのは、

「日置農村活性化交流センター」という長々しい名前の施設。

別名「黄波戸温泉」です。

ちなみに「黄波戸」は”こわど”と読みます。

難しい読み名ですね。

 

入浴料400円を支払い、中へと入ります。

このあたりの民芸品や野菜が販売されていました。

 

浴室は内風呂と露天風呂が備えられており、

海が見える景色を楽しむことができます。

湯質はさっぱりとした感じですが、

かすかに硫黄の匂いも漂っていました。

約1時間ほど入浴し、

無料の休憩施設で休みます。

お弁当を食べる利用客もおり、

かなりリラックスできる感じでした。

 

外に出ると、駐車場の車が増えてきていました。

地元の方に人気のある温泉なのでしょう。。。

つつじがキレイに咲いていました。

 

山を下りると、

長門の海が見えました。

 

「青島」と呼ばれる観光名所らしさが感じられる、

美しい海と島々が見えます。

 

土曜日の休日。

泊まり旅行でもなく、何か特別なものを見た訳ではありませんでしたが、

気持ちのいい休日の過ごし方となりました。

 


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