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ベター・プレイス、4月27日から日本で実証実験

電気自動車(EV)のインフラ・ベンチャーとして何回か紹介したベター・プレイスですが、気づいたら日本語ホームページができていました。
しかも4月27日から6月20日までバッテリー交換の実証実験をやるとのことです。企業や学術機関の方だけでなく、事前登録なしに一般の人も参加できます。自分も行く予定なので後日報告したいと思います。

バッテリー交換の技術ですが、New York Times Magazineによれば、ロボットが車の充電池を交換するのに必要なのはたった45秒。これならガソリンを入れるのと殆ど変わりがないでしょう。

最初はバッテリー交換ステーションは数が限られると思いますが、ベター・プレイスの車にはGPS付きカーナビが搭載され、一番近いステーションを教えてくれる機能がついてきます。まだ実際の車や充電池交換装置の映像が見つかっていないのですが(イメージならたくさんあります)、見つけたら紹介したいと思います。

ベター・プレイスはもちろんEVインフラを目指す唯一の企業ではありません。サン・フランシスコやシリコンバレーの中心であるサン・ノゼで急速充電ステーションを広げようとしているクーロン・テクノロジーなど、競合他社はいます。EVインフラはどの企業が勝ち残るのか、今後非常に気になるところです。

MJ

Tesla セダンの予約受付開始

Tesla Motorsがいよいよセダンの予約受付を3月の末からはじめました。

基本価格49,900ドルですが、これはアメリカ国内で実施されている、電気自動車に対する7,500ドルのTax creditを受けた場合の値段です。
大人5人と子供2人を乗せられるスペースがあり、収納スペースは通常のステーションワゴンより大きいとのこと。家族層を狙った商品であるため、アメリカでのライバル商品となるSUVやミニバンに匹敵する機能が強調されています。

MJさんが以前書いたように、新興企業Teslaの経営は危険にさらされている面もありますが、シュワルツネッガー知事の肝いりで量産工場をカリフォルニアに作り、世界で始めてファミリー層向けのモデルの電気自動車が発表されたわけですから、量産に値するオーダーがこれからどのくらい集まるか注目されるところです。


デュターム

クリーンテックの研究開発投資:グーグルと米政府エネルギー省

4月1日の書き込みですが、これはエイプリル・フールではありません。この不況下でもアメリカでクリーンテック投資を増やそうとする動きがあります。

グーグルがベンチャー投資部門、グーグル・ベンチャーズを設立します。以前何度かこのブログで触れましたがグーグルはGoogle.orgという部門ですでに色々なクリーンテックの会社に投資してきました。今後はグーグル・ベンチャーズがこういった投資を担っていくようです。今後12ヶ月で約98億円(1億ドル)を投資していくとのことです。投資先はITやバイオ、そしてクリーンテック(エネルギー)のようです。

またアメリカのエネルギー関連の研究開発投資(R&D)が大幅に増えます。景気刺激策の関連法案の中に様々な研究投資の増額が含まれているのです。エネルギー省の研究開発投資は2008年には40億ドルに満たないものだったのが2009年にはなんと倍以上の100億ドルに迫ろうとする勢いです。実際にどのように使われるかは今後の動向に注意しなければなりませんが、多くの研究論文と、またその実際の研究を担う大学院生と研究員(ポスドク)がアメリカで沢山生まれようとしているのは紛れもない事実のようです。

MJ

追伸
グーグルの投資部門については日本経済新聞でも報道されましたね。