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『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


新年あけましておめでとうございます。


いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。



昨年は、大きな災害もあり、辛い思いをすることが多かった1年ですが、


今年は、良い年にできるよう、自分にできることに全力で取り組みたい


と考えております。



ブログの更新も、もっと頻度高く行ない、少しでも皆様のお役にたてるよう


頑張ります(新年の決意です)



本年もよろしくお願い申しあげます。





名古屋での賃貸経営・管理のご相談は

CLASS ONE(クラス・ワン)まで

http://www.classone.co.jp/


昨日、うちの会社に


「某上場企業が、大型オフィスを探してる、建築済みの情報が無ければ、


新たに建築してもOK、当初設定賃料で30年借上げる」


という情報が入りました。



もちろん、このブログで詳しい情報は出せませんが、


重要なのは、この情報が有益かどうかではなく、



「不動産会社には、この手の情報が頻繁に入っている」ということ。


当たり前ですよね。



誰だって不動産を探す時は、不動産会社に相談します。



問題はこの後で、


不動産会社の営業マンは、この手情報が入ると、日頃懇意にしている


大家さん、地主さんに優先的に情報提供し、話をまとめようとすることです。



では、有益な顧客情報を得ようとすると、無理にでも営業マンと仲良くならないと


いけないのでしょうか・・・そうではありません。



営業マンは、物凄く仲の良い大家さんでなくても、


大家さんが所有している土地情報をおおまかにでも把握できている方


であれば、優先的に情報を提供します。



ポイントは、


信頼できる営業マンには、定期的に連絡を入れ、


自身の資産(賃貸住宅、土地)の現況をおおまかに伝えておき、


自分の活用意志を話しておくことです。




ただし、「信頼できる」営業マンに限りますよ。


自分の成績のことしか考えていないような営業マンに資産の話をすると


大家さんの意志を無視して、ピントはずれな土地活用提案をしつこくされて


辟易することになります。




人の見極めは重要です。






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2011年も残りわずかとなりました。



「今年も終わりか、早かったなぁ」と感慨にふけるのも良いですが、


年が明けたらすぐに、「春のシーズン」が始まります。



実際、仲介会社には来年入居の問い合わせが増え始めています。



皆さんの物件は、年明けすぐのシーズンに対応できる状態になっていますか


お客様に魅力を感じていただける準備はできているでしょうか?



戦略的に賃貸経営を行なっている大家さんは、リフォーム工事の追い込み等、


今まさに、忙しく活動されています。



リフォームの完成や、クリーニングはもちろんですが、


室内の状態だけではなく、募集条件の見直し等の相談も


年内に仲介会社、管理会社としっかり打ち合わせしておきましょう。



長引く不況の影響もあり、


数年前と比べると「春のシーズン」といっても爆発的な反響は期待薄ですが、


それでも、年内で最もお客様が多い時期であることに変わりありません。



この時期を逃さないための準備をしっかり行ないましょう。



万全の準備を整えて、新たな気持ちで新年を迎えましょう。




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先日、ある住宅研究機関の方に聞いたお話ですが、


「自分の住んでいる物件に知り合いが住んでいると転居しずらい」


というデータがあるそうです。


なるほど、納得感ありますね。



昔と違い今の賃貸経営では、


「いかに長く住んでいただくか」が経営成功のポイントと言われています。



このことから、最近は、


住民間のコミュニケーションが発生する工夫がされている物件が増加しています。



例えば、共用部分に屋根つきのベンチスペースを設けたり、


なかには、大家さんがイベントを主催したり・・・・・



効果的な方法はいくつかあると思いますが、


ここで重要なことは、


「無理やりコミュニケーションを発生させようとしても、矢敗する」


ということです。



あくまでも、自然にコミュニケーションが発生するキッカケを提供する。


というスタンスが大切。



あまり大掛かりなことを考えずに、まずは、「スペース」の提供から


始めるのが良いと思います。


そして、そのスペースがどう活かされているのか、を確認して、


次の仕掛けを考えていきましょう。



この時代、良いと思うことはどんどん実行です。


是非トライしてください。




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大家さんからよく聞く言葉に、


「うちは昔から世話になっていて、物凄く安くやってくれる


リフォーム業者さんがいるんだわ」


というものがあります。



そうですね、長く賃貸経営されていると、


お付き合いの長い、お値打ちに工事していただける業者さんが


いらっしゃると思います。



これは、素晴らしいことなのですが、


ここで大切な注意点があります。



それは、


今の時代、一昔前のリフォーム内容では、「差別化」は図れず、


入居者はなかなか決まらない・・・ということです。



今お付き合いのある、リフォーム業者さんが、


今の時代の賃貸ニーズを積極的に勉強し、


新たな提案をしてくれると問題ないのですが、


そうでない場合は、


今の業者さんよりも多少コストが高くなっても、


「入居者を決めるリフォーム」ができる業者さんに発注する必要があります。



リフォーム費用がいくら安くても、


入居者が決まらなければ、「結局割高」だという意識を持つことが重要です。



そうは言っても今までのお付き合いがあるので、急に変更はできない、


という場合は、とりあえず、1室だけを実力のある業者さんにお願いし、


その部屋を参考に、他の部屋を今の業者さんにお願いする・・という手もあります。




リフォームは空室対策のカナメです。




しっかり考えて実行しましょう。







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