[満室経営 NO.83] 結局、割高なリフォームになっていないか | 『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


大家さんからよく聞く言葉に、


「うちは昔から世話になっていて、物凄く安くやってくれる


リフォーム業者さんがいるんだわ」


というものがあります。



そうですね、長く賃貸経営されていると、


お付き合いの長い、お値打ちに工事していただける業者さんが


いらっしゃると思います。



これは、素晴らしいことなのですが、


ここで大切な注意点があります。



それは、


今の時代、一昔前のリフォーム内容では、「差別化」は図れず、


入居者はなかなか決まらない・・・ということです。



今お付き合いのある、リフォーム業者さんが、


今の時代の賃貸ニーズを積極的に勉強し、


新たな提案をしてくれると問題ないのですが、


そうでない場合は、


今の業者さんよりも多少コストが高くなっても、


「入居者を決めるリフォーム」ができる業者さんに発注する必要があります。



リフォーム費用がいくら安くても、


入居者が決まらなければ、「結局割高」だという意識を持つことが重要です。



そうは言っても今までのお付き合いがあるので、急に変更はできない、


という場合は、とりあえず、1室だけを実力のある業者さんにお願いし、


その部屋を参考に、他の部屋を今の業者さんにお願いする・・という手もあります。




リフォームは空室対策のカナメです。




しっかり考えて実行しましょう。







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