lunch_09-26-2015
次回の食事会は明後日12日正午、四谷になります。

YT80%ランクが60-65辺りの学校だと、学部の先取りをしようとしても8割方は潰れてしまうということを前述しましたが、これは父兄にも言える話で、このレンジだと中学受験時には介入していた父兄も、入った途端に中身は一切触れようとしなくなることが大半です。

例えば科学オリの価値を説いてもどうせ物好きの趣味だろくらいに思ってる父兄は多い手応えです。その先の学びにつながる試みであり挑戦であるということが、やはりわかっていないんですね。競争力を養う上でも良い舞台であると認識できていない。

結局中身が分からず、自身もsenseが養われていないので無価値とみなす土壌が蔓延しています。合格実績や校風にばかりこだわるのも、それが可視化された情報としてわかりやすいものであるということもあるとは思います。

子供が育つためには親も理解を示せなければ育つものも育ちません。自身が生きていた時代に大事だと言われていた学習内容が、今では無価値になっているものも多くあります。換骨奪胎し、時代のトレンドを取り込んだ学びを実践させるためには、父兄側にも相応の学習と度胸も必要です。


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指導の概要説明及び大学生スタッフとの懇談会の場として、定期的に首都圏で実施している食事会を、10/10-12(土)に渋谷&海浜幕張にて実施いたします。食事会の場では教育周辺の話題を共有したり、参加者の皆さんの関心と、大学での学びの接点を探しながら指導の可能性を広げる場としても機能させています。

毎回予算は1000円程度となります。
中高生と大学1,2年生を主な対象としています。

概要&お申し込みは以下のページから可能です。
http://www.classoncloud.jp/party/

海浜幕張は渋谷へのアクセスが困難な千葉の学生を主に想定しています。現在開成・渋幕・櫻蔭の現役生・卒生と調整中です。

これまでお越しいただいた学生の在籍・出身校;
灘・筑駒・開成・櫻蔭・渋幕・渋渋・JG・神女・豊島岡・駒場東邦・海城・栄光・聖光・浅野・明の星・学芸大附属・洛南・大阪星光・四天王寺・早稲田本庄・SFCHS・ICUHSなど

ClassOnCloudでは、「受験指導をなるべくせずに、結果的に受験に通る」を主な方針として、科学オリ・哲学オリや甲子園、学部や院での学習内容や指導要領外の経済学・プログラミング・哲学等に関心がある子を主な対象とした、リベラルアーツを志向する高品質な指導を提供しています。


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lunch_09-26-2015
西宮ガーデンズでの食事会より。
次回は四谷で12日になります。

cocでは大手の予備校や某衛星予備校がターゲットとしている、「まあとりあえず理科大MARCHくらいを抑えられればいっかな」くらいの層を対象にはしていません。

正規分布知ってる人間ならだれでも分かることなんですが、いわゆる偏差値も正規分布に由っています。よく偏差40-60の間で一気に学力が「驚異的に伸びた」と喜ぶ場合が多いんですが、そもそもこのゾーンに母集団の2/3が収まっている団子状態で、少し点数が変われば一気に偏差が上がることもしょっちゅうです。

全国の「普通の」一貫校のほとんどはこのレンジに収まり、そして科目を絞ってたたき上げで早慶文系やMARCHに嵌めていく中堅の一貫校に多いのがこのボリュームゾーンです。そして残念ながら、この層に学部以上の内容の先取りを植え込むことはまず困難です。手元の指導要領の知識を植え込むので精いっぱいで、無理をさせると精神が不安定化してしまうこともあります。

対してcocでは基本的に駿台70前後が出る学生なり、現状の学力が最低でも駿台60程度出る層を主に想定して指導を提供しています。まず駿台模試を受ける層が学力上位層であり、更にその中で偏差70というラインは母集団の上位2%に当たります。

なぜここまでターゲットを絞っているかと問われると、現在抱えている大学生の競争力を一番活かせる層であるためです。

60前後をうろついている学生は、とりあえず一通りの成果が出て安堵していることが多い層です。JG渋幕の平均がこの水準であり、東邦大東邦・浅野・六甲・四天王寺辺りだと上位2-3割辺りの席次につけている層がこれに当たります。そしてここからもう一段上を望もうとすると、理Ⅰ・Ⅱや下位国立医でとりあえず勝負できる65に持っていく必要がありますが、ここの壁が厚く、大手のmass productionの指導では到達できません。

65を安定して超えることが出来る進学校の学生でも、これとは裏腹に主に対人コミュニケーション能力を犠牲にして学んでいることも多く、独学で自分の世界に没入しっぱなしだと、今度は人格形成で難が出始めることが通常です。


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khanacademy的なことをやりたいと思っている子がポツポツいるようなので、少し所感を述べておくと、まず教育格差は経済格差が生み出している前提を認める必要があります。

金を積めば才能が付いてくるわけではありませんが、経済面での余裕が生活の余裕をもたらし、深く緻密に考えるための環境が整います。従って経済格差の問題から逃げて養育を考えることは不可能です。絶対に不可能。

khanacademy的なことをやろうとすると、かならず財団法人なりNPO化する必要がある。流行りのいわゆる反転授業ですが、まず映像講座をfreeで提供する必要があるため、ここから利益は上がらない。なので寄付なり直接間接の投資を受けることでここから利益を上げる必要がある。加えてkhanacademyをはじめとする反転授業は補修には向いてますが尖ったことには向いてません。映像なのでマニュアル化には向いてますが、ワンポイントでその都度指示を出していくことができないのが致命的な欠点です。

教育は医療と同じく公益事業なので、本来ならば国が一括してしっかりとしたものを提供したほうがいい。すべての人たちに等しく機会を提供する。でも実際のところは教育投資を上乗せすることで、我が子だけは頭一つ抜け出す余裕をもたせたい、と考えるもので、民間事業が国と同様に、例えば所得スライドの形で授業料を徴収し、富の再分配をしますと言おうものなら不満が頻発する。

表面的には映像を上げて後悔すればいいじゃないか、という話としてkhanacademyを捉えてる子は多いかと思います。でも実際のところは利益を生み出す仕組みがないと何も回りません。
僕がやりたくないなと久しく思っていることの一つには、地方の痩せた土壌から金を巻き上げて、都市部の恵まれた学生を特待で囲い込み、実績はそこ稼ぐというモデルです。某衛星予備校がとってるスタイルですが、公益事業としての本来のあり方を考えれば最悪です。

cocでは所謂できる子を主に集めつつ、一切特待適用はしていません。受ける前の状態であれば、中身を触れることもほぼできませんし、はっきり言って面白くないと思います。

そしてできることならば、地方の経済環境で恵まれない学生には割引を適用して受講してもらいたいと考えていますが、そこまではまだ行っていません。

話の対象がずれますが、これが地方分散の考え方です。最近はやりのグローバル化ですが、得体の知れないグローバル化の前に教育は学びの対象に対してuniversalであることが前提で、周辺への理解を示せるからこそ学際領域で価値を生み出すことができるようにもなれば、そのためにはlocalな環境間での格差が生じることはuniversalな交流を拒絶させる温床にもなり、望ましくないわけです。

これを理解するには、まず肌身で地方の痩せた土壌なり惨状を理解した上で、地域文化を超えて、互いにそこで生活する人達を肌身で感じるコミュニケーションを通じて、互いを支え合うことが共に益することを実感する必要があります。

大きく勘違いしている子が多いですが、社会保障は弱者救済がその原理ではありません。経済格差や教育格差を解消し、社会を安定化させることで互いの信頼を確保し、資金循環と投資を促し、豊かさの底上げを図ることが最大の目的です。「俺私には見知らぬ人間のことなど関係ない」というスタンスで、あるいは「点数にならない、バカバカしい」と言う発想でこうした現状を見ている限りは受験勉強のラットレースで生き残ろうが、所得の地盤沈下を起こし何も変わりません。


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shibumaku_2015_fes


取りあえずパンフだけ。
渋幕文化祭でした。渋幕は知ってる現役生が少なく中々縁を繋げないのですが、相変わらず感じのよい子が多いですね。
現役生の皆さんはお疲れさまでした。
ちなみに今日は渋渋も回るつもりだったんですが、一般公開が土曜のみと知ったのが今日で無理でした。残念。


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Persepolis: The Story of a Childhood/Pantheon

¥2,029
Amazon.co.jp

現在中3・高1を主な対象として、下記テキストを利用した読解クラスの設置を検討しています。
お問い合わせはエントリー下の体験授業のお申し込みのページからお願い致します。

担当はTOEFL100+ホルダーで安全保障が専攻の大学生となります。


以下はamazonの商品説明から転載;

商品説明
マージェイン・サトラピの『Persepolis』は、アート・シュピーゲルマンの古典的名作『Maus』の作風を踏襲する、典型的な自伝風長編漫画だ。イラン革命の時代を舞台とした本書の主人公は、裕福で献身的な2人のマルクス主義者の6歳になる娘、サトラピ。サトラピは、革命やイラクとの戦争が、家庭や家族、学校にもたらした影響を目の当たりにしながら成長していく。

『Maus』と同様、『Persepolis』の強みは、政治の物語がそのまま個人の物語として通用するところにある。ひとりの子どもの目を通して語られる物語は(サトラピのシンプルながらも表現力豊かなモノトーンの挿絵に反映されているように)、幼いマージェインがどのようにして家族の歴史を学び、それがどのようにしてイランの歴史とからみ合っていくのかを示すと同時に、自由主義を信奉していたサトラピの両親が、権力を得るにつれ厳格さをましていく原理主義体制に対抗していく様を見守る様子がうかがえる。率直で聡明なマージェインは、特に独立心がめばえる十代へと成長するにつれ、イスラム法の解釈が徐々に保守化していくイランに対するいらだちの色を隠さない。ただその一方で、マージェインが好感の持てる女性であることには、変わりはない。

『Persepolis』は、読者に、国内的文化的革命と血なまぐさい戦争に苦闘する国の、かなり個人的な状況における日常生活の一端を示す本だ。いかにも人間くさい歴史が、美しく、同情的に物語られている。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)


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先日の食事会より。

最近、コミュニケーション能力に対する認識として、passiveなものとactiveなものと、性質が大きく分かれるものを同質だと認識している学生が多いのではと感じています。

所謂進学校の学生には、普段から扱う情報量が多いせいかpassiveな子が多い。他方で共学の大学附属をはじめとする学校の子はactiveな子が多い。

passiveなコミュニケーション能力というか、相手の意図を正確に意図する力に長けている,という意味合いです。またそのせいか自身の意識も複雑になり過ぎて表現出来ない事も多い印象です。ただ外形的には腰が引けてる構図である事には変わりないので、褒められた話でもないとは思います。

activeなそれは、入ってくる情報は少ないものの、表現が豊かな事が多いように思います。また異性を過剰に気にして情報を不必要に生産する事も無く、変な障壁が立っていないのでストレートに動ける子が多いのかなとも思います。

結局方向の違いだとは思いますが、互いに互いを排除する傾向があると感じられるのは以前書いた記憶があります。コミュニケーションがチームを作る上でのインフラと言うのはドラッカーの言葉ですが、互いへの敬意を引き出したい所でもあり、もう少し生産的な関係を互いに築いてほしいとも思う所です。


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top of the topの進学校の層をそれたらしめている最大の要素は、理系科目、特に数学に対する絶対的な強さにあります。

言語がメソッドで身に付くのに対し、数学はゼロから自分で考え続ける力が無ければどうにもなりません。なんでもそうですが、白紙の状態で手渡され、自分で全部組み立てろ、と言われる問題の難しさは、常に孤独を強いられる点です。理系科目から多くの学生が逃げ出す、大きな理由の一つです。
更に数学の場合は、それを理解する考え方が言語化出来ない事が通常である点です。量的なイメージを養い、空間(時には動的なイメージ)を頭の中で描かないといけません。多くの時間を割き、問題と向き合う要求に耐えれなくなる事が、数学を鍛え続ける事が出来ない学生が量産されているもう一つの理由です。

数学は自然科学を記述する言語だとは言えますが、その言語という意味は文脈をとらえるという意味でのそれではなく、法則や原理を記述する言語、程度の意味合いです。そして日常会話とは異なり、概念や量的なイメージを式に落とし込むようになる為には、かなりの時間と労力が要求されることになります。

数学をはじめとする理系科目が強い子は、軒並み延々と集中し没頭する力を持っています。一日という単位でもあれば、一年という単位でもあります。才能の面もありますが、習慣で身に付ける事が出来るレベルのものも多くあります。少なくとも東大理科で理Ⅰ・Ⅱ合格者平均点を確保する程度の力は、余程向いてなければ訓練によって身につける事が出来るとは言えます。つまり「数学が出来ない」子の大半は、そもそも向き合う事が出来ていないと言えます。

数学の問題一つを考えるにも数時間延々と考えぬいたり、自分の手を動かして試行錯誤する力は、手元の訓練を継続する事で初めて出来るようになります。計算ミスが多発している間は、やはりこれが大幅に足りていない証拠でもあります。

繰り返し伝えている事ですが、科学は頭で理解するリテラシーを身につけるだけでは、それを自分のものにする事は出来なければ、科学に対するリスペクトの表層的なものとなり、遅かれ早かれ価値を生み出すにあたっても空回りをはじめます。

技術革新の源泉になる為には、科学から逃げる事もまた許されない。ここ30年GDPが停滞し続けている事の大きな理由の一つが、理系進学者が減った事です。経済成長の源泉は技術革新だからです。

つまり文系科目だけで逃げ切ろうとするその姿勢そのものが、いずれ貧しさを生み出す事を意味しているといえます。4強(灘・筑駒・開成・櫻蔭)のポジションを他の学校が崩せない最大の理由はここにあります。理系科目に対する理解の深さを問いただす事で、底力の差は浮き彫りになります。


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今年に入ってから地道に続けている食事会ですが、昨日はキャンセルが相次ぎ4人という規模でした(過去最小人数)。夏休みの間は多忙な子は多く、意外と時間が取れなかったりします。また今日は東大実戦でもありましたね。

ただ今回はこれまで縁のなかった学校との縁を繋げそうな手応えを、これまでの中で最も感じられたのが収穫です。直前の写真はその一人の猪俣くん。彼はクラウドファンディングや友人のベンチャーに関わっているので、ものの見え方も平均的な大学生よりも、多くの視点を持っているように感じられました。

cocでやっている事は、外形的には単なる遠隔指導なので、表面を真似しようと思えば誰でも出来ます。他方で、その意図する所なり理念を共有するには、適応出来る子の層もまた、限られると日頃から感じています。cocを受講してくれる子は、言語と数学の学力のバランスがそれなりに取れてる子が多いのですが、まずこれが一つの障壁となります。

認識の幅の広さなり、多角的なものの見方、それ自体を養いたいと思っています。その後の伸び幅なり、出来る事の選択肢の数も増えて行きます。そしてこれが出来る人間はそんなにはいません。言語と数学、認識と俯瞰、そういう大局の認識の仕方なり、トレードオフの関係なりを包括する知的許容量を要求する事になる為です。頭だけではなく、心にもゆとりが無いといけません。

そうした子達を丁寧に拾いながら、「あ、ここはちょっと違うな」という認識を、皆さんにも持って頂けたならばと思っています。あるいは今はバランスが悪くとも、食わず嫌いせず、何でも丁寧に取り組める子を、多方向に伸ばして行く場でありたいと思います。


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