
Kenneth Woods指揮
Orchestra Of The Swan(オーケストラ・オブ・ザ・スワン)
交響曲 第 3番 イ長調 作品62 2010年録音
交響曲 第4番(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏交響曲)作品105 2011年録音
レーベル:Avie
ケネス・ウッズ&オーケストラ・オブ・ザ・スワンに拠るオーストリア生まれの作曲家、ハンス・ガル(Gál, Hans 1890-1987)の交響曲全集のDisk2です。(全集は2枚組CDです)
Disk1 交響曲 第 1番 / 第 2番もご参照下さい。
演奏



(評価は5つ星が満点です)決して亜流な感触ではないのですが、交響曲第3番には、1番、2番で感じた『毒のないマーラー』を感じます。
ガルの生きた時代(1890-1987)としては驚くほど、明るく爽やか、そしてある種の無邪気さが感じられますが、それは4種の楽器がソロとして扱われる第4交響曲に強く感じます。
第4交響曲にはマーラーらしさを匂わす部分は少なく、演奏もソリストの張り切って、そして楽しげに演奏する様相が想像できるもので、オーケストラの演奏も活き活きとしています。
録音



(評価は5つ星が満点です)室内管らしい見通し感の良さが好ましい録音ですが、コントラバスの響きなどにはかなりの量感、波動が感じられます。
第4交響曲で活躍するソロ楽器達へのフォーカス感とバランスもとても良く、楽曲の妙がしっかりと掴め楽しめる録音に仕上がっていると思います。
全体的な静寂感にも問題はありませんが、気のせいか暗騒音は高いようにも聴こえました。
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