20150323


John Eliot Gardiner指揮
English Baroque Soloists(イングリッシュ・バロック・ソロイスツ)
Monteverdi Choir(モンテヴェルディ合唱団)
Angharad Gruffydd Jones (S), Daniel Taylor (C-T), James Glichrist (T), Stephen Varcoe (Bs)

教会カンタータ 第  6番『わがもとにとどまれ、はや夕べとなれば』 BWV6
教会カンタータ 第134番『時は日と年を作り』 BWV134
教会カンタータ 第145番『わが心よ、われは生きて汝を慰めん』 BWV145

2000年録音
レーベル:SDG

ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ教会カンタータ全集のDisk14です。(全集は56枚組みBox)

Disk1 教会カンタータ 第 63番 / 第191番
Disk2 教会カンタータ 第143番 / 第41番 / 第16番 / 第171番
Disk3 教会カンタータ 第153番 / 第58番 / 第65番 / 第123番
Disk4 教会カンタータ 第154番 / 第124番 / 第32番
Disk5 教会カンタータ 第155番 / 第 3番 / 第 13番
Disk6 教会カンタータ 第72番 / 第73番 / 第111番 / 第156番
Disk7 教会カンタータ 第26番 / 第81番 / 第14番 他
Disk8 教会カンタータ 第83番 / 第82番 / 第125番 / 第200番
Disk9 教会カンタータ 第144番 / 第84番 / 第92番
Disk10 教会カンタータ 第18番 / 第181番 / 第126番
Disk11 教会カンタータ 第22番 / 第23番 / 第127番 / 第159番
Disk12 教会カンタータ 第182番 / 第54番 / 第1番
Disk13 教会カンタータ 第4番 / 第31番 / 第66番もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

Disk14は比較的小編成のオーケストラ、合唱で演奏されているように思えます。
愛らしささえ感じられる明るい楽曲が並んでいて、ソリスト達の歌唱も楽しそうです。
管弦楽の構成にも手の込んだ部分は少なく感じられ、合唱も登場が少ない楽曲だけに、ソリスト達の主役としての存在感が際立ちます。
やはりカウンター・テナーには若干の違和感を否めない私ですが、歌唱そのものは素晴らしいと思います。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

小編成と思われるだけに、その音場の見通し感はかなり良い印象を受けます。
潤い感のある静寂、場の雰囲気ですが、定位も良く音の輪郭も明瞭です。
ややソリストが右に定位するようにも思えますが、不自然に感じるほどではありません。
毎度同じことばかり書いて申し訳ないのですが、本当に毎週収録場所を変えて録音をしているというのに、高いレベルでその音響結果もブレないこのシリーズ、本当に素晴らしいと思います。

現在、ボックス・セットはHMVでは取り寄せ不可のようですが、Amazonでは購入出来るようです。
J.S.バッハ : カンタータ全集 ~ 巡礼 (2000) (Bach Cantatas / .../SDG
¥38,435
Amazon.co.jp

Disk13に収められた楽曲を含む2枚組CDはHMVでも取り寄せ可能のように掲載されています。
(下記画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)