ピタゴラスイッチ
秋になると道ばたに落ちているカスタニアン。日本語訳は「栗」なんだけれど、これがちょっと違う。栗の先の尖ったところがないバージョンなのだ。
旦那様曰く、これは食べるとマズいそうなんだが、なぜだか拾っている人が多い。子供だけでなく、大人も老人も拾っている。もしかして密かに美味しいのか・・・誰か知っている人がいたら教えて下さい!
で、今年はこのカスタニアンを使って子供達と遊べないものかと、こんなん、作ってみました♪
キッチンペーパーやトイレットペーパーの芯などを利用。
作ってると意外とハマるハマる。ってか夜2時過ぎてこんなの作ってる私ってアホや(^^;(しかもタンタン6時起き(爆))
旦那様が、夢中になって作っている私を見て
「『ピタゴラスイッチ』の音楽、バックに流そうか?」
だって(爆)あなたもかなり日本通(笑)
注)NHKの子供番組。オープニングに毎回、からくり装置が出てくるんです。意外に大人にウケて、この装置だけのDVDが結構売れているんだとか。
最後でアイデア(も力も)が尽きました(爆)なんかゴぉ~ル!!って感じの最後を作りたかったのになぁ。落ちっぱなし。ツメが甘いのは子供の頃から変わってません(^^;
Richter(子供靴ブランド)のアウトレット
今日は、旦那さまの同僚からのクチコミで知った、子供靴ブランド「Richter」のアウトレットショップ情報です。
オーストリアで子供靴を買ったことがある人なら知っているであろうRichter。
子供靴の中では、かなり高い方のクラスです。あんなにちっちゃいのに平気で50、60ユーロもします。ハッキリ言って私の靴よりも高い(爆)
でもつくりはしっかりしているし、他の靴よりは割とゴテゴテした装飾もないし、やはり子供の足は日々成長しているのだから、安い変な靴で足を傷めるよりかは、しっかりした靴を選びたい。でも何せ高い!
そんなときに、このクチコミ情報は朗報でした。
しかし行ってみたら、なんとまぁわかりにくいことか。
おまけに開いている日も金曜、土曜だけ。
でもお店の中は結構な人でいっぱい!知る人ぞ知る、という感じ。
場所は、リンツ郊外のショッピングモール「Pluscity」の隣にあります。
ちなみにPluscity、知人に言わせるとヨーロッパで売り上げ第2位を誇るショッピングモールだそうな。中にあるのは、オーストリアの典型的なショップだけで目新しいものはないのですが、床もトイレも大理石。赤い革張りのソファがゴロゴロあって、ちょっとリッチな感じの内装。
今回、初めて3歳からの子供を無料で預けられるキッズコーナーに挑戦したのですが、中を見学させてもらってびっくり!女の子のお家から、アスレチックコーナー、映画館(意外に大きい)や工作コーナーまであり、かなり広い。これが無料とは思えない。備品もちゃんとしている。残念ながらぽぽちゃんは10分で泣いてしまったため(爆)お迎えにいかなければならなかったけれど、天気の悪い日はここに預けるために来てもいいかな・・・と思わないでもない(笑)
話が逸れてしまったけれど、Richter Outlet。
そのPluscityをぐるっと回って「Kueche & Nagel」という工場の駐車場に入ります。工場なのでとても大きい駐車場です。

その工場の裏手にひっそりとあります。

ドアの入り口横に、ひっそりと看板があります。

開店時間

金曜日9時~18時
土曜日9時~14時
あまりに場所が分かりにくいので、旦那様が地図に印をつけてくれました。

(クリックすると拡大写真が見れます)
どういう理由でアウトレットになったから分からないので、買うときは、靴の内部にちゃんと手を入れて、突起など痛いところがないかどうか調べるのが大事だそう。
リンツ近郊にお住まいの方、興味がありましたら是非どうぞ。
追記:でも私は個人的には、子供靴は日本のものが好きです。理由はこっちのものがあまりにも重いから。ぽぽちゃんのファーストシューズを日本で見たママさん達がびっくりしていました!でも、こちらの他のメーカーも皆揃いに揃って重いので、何か理由があるのかもしれません。
日本で買って来たもの:無印良品
10月に入ってすぐだと思ったら、月末だった・・・(爆)
そんな今日この頃です。
今さらだけれど、日本で買って来たもの、無印良品シリーズ♪
あたしゃ、日本では無印とユニクロと100円ショップでは、金に糸目はつけませんのよッ!!
(と偉そうに言ったところで大した規模ではないのだが・・・(^^;)
まず、今回一番実用的で気に入っているのがコレ↓


冷蔵庫に磁石でつけれる小物入れ。
大きい方にはメモ用紙やキッチンばさみ、油性ペンなど。
小さい方には輪ゴムやクリップなど。
小さい方は若干実用性が薄いですが、大きい方は便利!
磁石も強力で安心。
今までペンスタンドを置いていた場所がなくなり、スッキリしました。

そしてこのケース、まとめ買い。
小さいものって、どうして増えていくのかしら。
引き出しの中ってどうしてゴチャゴチャしていくんでしょ。
というわけで、キッチンに、デスクに、コレで次々分類しています。
あ~なんて爽快!
しかし分類したは良いが置き場所が・・・。悩みは尽きません。
そしてパットと網。


別に無印ならではというモノでもないけれど、こちらであまり売ってるのを見たことがないので・・。
今は野菜を切っておいたり、揚げたものを乗せたり、クッキーやパンを冷ましたり、使わない日がないほど重宝重宝♪


バックに入るスリム型のお弁当箱だなんて、今さら、という感じだけれど、初めて買ってみたら、こどものおやつに入れになかなか便利。横にしなくていいのが楽。普通にタッパーとして冷蔵庫に入れるにも使いやすい形です。
イマイチだったのはコレ↓

昔からずっと欲しくてやっと手に入れた!という感じの便利グッズだったのにぃ~。
柄の部分が短すぎて、持ちにくいし、容器が小さいと大きい方のスプーンが邪魔になって入らないことも・・・。残念!!
ちなみに、昔から使っているものでオススメですが、

このアク取りは、目が細かくて、お肉の脂だけもすくってくれる優れもの(って他のアクとりもそうだったらすみません(^^;)。
そして最近、無印の化粧品(化粧水などの基礎化粧品を含め)を買う割合が増えています。
単に、地元にデパートがなくて普通の(メーカーの)化粧品が買えないというのもあるんだけれど、ここ数年、無印も化粧品に力を入れているのでは、と思うのは私だけでしょうか?
あ~、次回の帰国も無印に寄るのが楽しみだわ~♪
IKEAで思わず衝動買い
夏が終わり新しいシーズンが始まると、必ずすること。
それは「IKEA詣で」(笑)
以前は特に買いたいものが決まっていないと車を出すことを渋っていた旦那様も、私に感化されたのか(笑)、「新商品見てみようよ」と言うと最近はノってくれるから嬉しい。というか、やはり子連れにはハズせない場所なのだ。
子供がワーワー言っても嫌な顔されないし、育児グッズ、短期だったらこれでもいいかなという家具もそれなりに揃っている(それに他社の製品て意外と組み立てにくくないですか?)。それほど美味しくはないが遊び場つきのカフェ&レストランもついてるし、なんだかんだでプチ買い物もできるから、帰る頃にはちょっとした充実感♪(でも店内は意外と広くて正直なところ毎回グッタリなんだけど(^^;)。天候が悪いとどこにも行けないので、それこそIKEAはちょっとしたテーマパークみたいなものなのだ(笑)
今回、キッズコーナーで一目惚れしたのがコレ。

新商品のおままごとセット。
色に惹かれて思わず衝動買い(^^;
一応陶器なので、3歳以下は扱ってはいけないとあるものの、「本当に使用してはいけない」とは書いてないので、こどものおやつや離乳食などに使っている。
これが便利!

1回分のおかゆをこれで潰したりして毎日大活躍中。
問題はこれらの収納場所がないということかな(爆)
またIKEAに収納グッズを買いに行かないと・・・・(^^;
収納グッズを買う→また余分なものを買う→収納場所がない→収納グッズを買う→・・・
とIKEAの無限ループは続くのであった(向こうの思うツボか!?)。
ぽぽちゃんのどもり
今日の日記は本当ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに長いです(←いつもでしょというツッコミは却下)
お時間のある方、興味のある方のみどうぞ~。
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時期は少し遡るが、9月後半に、ぽぽちゃんは一時期とても「どもる」ようになった。どもると言っても自分の名前だけである。
もともと、何か喋りたくてたまらない!という気持ちが勝るようなときは、
「ぽ、ぽ、ぽぽちゃんねぇ~!!」
と言うこともしょっちゅうあり、もちろん母親である私は自覚していたのだが、旦那様も私自身も、せっかちになるとそういうことはあるし、他人からみて「どもる」と意識しない程度の範囲であった。
それがいきなり。
1週間のうちに、それこそ毎日のように、名前の最初の「ぽ(ここではニックネームなので実名は違う言葉になりますが)」の数が5つくらい増えていったのだ。
もともとどもるときには、「私もね~~!!」と強調して喋りたいときなので、
「ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ・・・・ぽぽぽぽぽちゃんはねぇ~~・・・」
と、だんだん声が大きくなってくる。その度に詰まってくるようで、顔も赤くなってくる。
やっと自分の名前が言えたぽぽちゃんは、ハァハァ息をしながら、その後の言葉を続ける。
そんな姿を見て
「ちょっとこれはただ事じゃなくなってきたかも・・・」
と思った。
ネットで色々検索すると、出てくる出てくる「幼児のどもり」。
ここから先は、私がネット先で見つけた情報を個人で勝手に(かなりおおまかに)まとめたのもなので、それを了承しつつ読んでいただきたいのだが、言葉を発するようになって3歳くらいまでに見られるどもりは、主に
・引っ越しや新しい環境、厳しい叱咤など、さまざまなストレスが原因となるもの
・喋りたい欲求に、発音のテクニックが伴わずにでるもの
に分類されるそう。
そしてほとんどが本人が意識していないもので、気がついたら治っていたというケースも多いらしい。
ここから問題なのが、3歳からのどもり。
本人が「どもっている」と意識しだすと2次性(?)なものになり、それ自体がストレスになったりトラウマになると、克服もだんだん難しくなるそうなのだ。
この3歳という年齢が、無意識下なのか意識下なのかの境目なのだ。
ぽぽちゃんは、今のところ「なんか言いにくい」程度であまり意識していないようだ。
そしてそういう場合の一番大事なことは意識化させないこと。
「もう少しゆっくり喋ってごらん」などとは絶対言ってはダメ!なんだそう。
あくまでも普段と一緒。普通が一番。
それを自分に言い聞かせてその日はベッドに入った(が、ろくに眠れなかった・・・)。
しかし、翌日、事態はさらに深刻に。
ぽぽちゃんが、ついに自分の名前を言えなくなってしまったのだ!
「ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、・・・・ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽぽぽぽぽぽ!!」
もう何十回言っても言えない。本人も悔しがって顔を真っ赤にさせながら、足をバタバタしながら叫ぶ。
ハァハァ息をつきながら
「なんかおかしくなっちゃった・・・」
とぽぽちゃんが呟いたとき、私は泣きそうになった。
実は我が父も、昔、どもりで大変苦労したそうだ。それこそ学校に行っている頃だったので、放課後にどもりを治す教室に辛抱強く通って治したそうだ。
今でこそ、商店街のカラオケ大会など司会をやっているくらいなので、そんなトラウマなどは微塵もないものと思われるが、何かの折にその話を聞いて来たので、ぽぽちゃんのことも他人事とは(当たり前だが)思えない。
しかし、一番考えさせられたのは、ぽぽちゃんのどもり自体でなく、その原因である。
そう、実はその心当たりがあったのだ・・・。
夏に日本に一時帰国したとき、ほとんど自分のペースで行動していた私。二人の子供との生活に加え、自分も買いたいものがある、ばぁばがいない分の家事もある。
リンツではというと、もちろん毎日バタバタ忙しいことは忙しいのだが、基本的には子供ペースの生活にのんびり合わせている。自分が働いていない利点でもあり、ここがオーストリアだからということもあるかもしれない。
自分のペースに子供を合わせるということはストレスが溜まる。自分の計画しているようにことが運ばないので、つい「早く!」とか「~しなさい!」と言うことが多くなる。
住む場所が変わったことのストレスも、子供達にとってなかったと言えば嘘であろう。
しかしぽぽちゃんが「かまって」と言うと、一緒にいるじぃじや兄弟たちに頼んでばかりいた。
それはそれでいろんな人の愛を受けていたので、ぽぽちゃんも嫌がることなく喜んで遊んでもたっていたのだが、リンツに帰って来てからも、私のぽぽちゃんへの厳しさはそのまま緩むことはなく、そして相手をしてくれる大人が私だけになったことで、ぽぽちゃんの精神的負担は大きくなっていたに違いない。
厳しくすることとは、つまり、ぽぽちゃんが言葉を喋れて(100%でないが)理解できているということで、ぽぽちゃんを大人扱いしてしまっていたのだ。
言うことを1回で聞けないこと。タンタンにいじわるすること。食べ物を粗末にすること。など、私が厳しくする点は決まっていつも一緒なのだが、それだけに、それが守れないと激しい剣幕で怒る自分がいた。私が怒ると分かると、ビクッとして「ごめんなさぁい・・・」と泣き出すぽぽちゃん。
分かっているのに、感情が勝つということに逆らわずにはいられなかった。手を出すことはなかったが、それに等しいくらい、威圧でぽぽちゃんに言うことをきかせようとしていた。
それと同時進行で、旦那様とも険悪な雰囲気だったのもある。
実家で、ちょっとの気遣いはあれども、お互い気心しれた親と兄弟たちに囲まれて、毎日笑って暮らした日々。
リンツで、唯一の身内である旦那様が、仕事などでストレスを抱えそれを家に持ち込み、唯一のホッとできる場所でピリピリしなければいけない現状とのギャップ。
まぁ今冷静になって考えてみると、あのとき「旦那様のせいだ」と思い込んでいたものも、彼の甘えだけでなく、それを「そういうもの」として受け止め流すことができない自分の甘えもあったのだが、我慢や葛藤などの精神的な私の「詰まり」が、知らないうちにぽぽちゃんの「詰まり」となって出たのだとしか思えない。
それを確信して次の日から、ぽぽちゃんを叱るのをやめました(キッパリ)。
もちろん、愛情を持って叱るのは大事。でも、私の叱り方は愛情でなかったと認識した。
そして、もう一つ考えさせられたのは、3歳児が本当の悪意を持ってやっていることは少ないのではないかということ。あくまで個人的な意見なのだが。
タンタンをいじめた(と思われるような)光景も、力の加減が分からなかったり、自分より小さいということで好奇心や本能が勝ったりということもあるであろう。本気で殺したいと思っているわけではない(←当たり前)。
以前はそういう光景を見たら、突き飛ばさんくらいの勢いで叱ることでぽぽちゃんに反省を促していた。
でも今は、
「こらこらこら!」
と声はかけるものの、
「ほら、こんなことされたら痛いよ。ぽぽちゃんもされたら痛いでしょ?」
と説明するようにしている。たいていは聞いてくれるし、一生懸命想像しようとしている。
本当に「いけない!」と思ったときだけ、叱ることにしよう。
ぽぽちゃんのどもりは、私をリセットしてくれました。
そしてなんと、それをやめてからぽぽちゃんのどもりも治っていった。
というより、「自分の名前を言うとどもる」と分かったぽぽちゃんは、いきなり自分の名前を言うのをやめたのだ(爆)それでも通用する日本語。あ~このときほど「日本語でよかった」と思ったことはなかったワ~。
そして、興奮すると言えなくなると自覚した彼女は、ささやくように、自分の名前を言うようになった。
「ぽ・・・・」と1回言って、トラウマが勝ちそうだったら一息。
「ぽ・・・ぽ・・・・ぽぽちゃんも!」
と言った具合に。
それでもダメだとわかるときは、「わたしね~」と、自分の名前を言わないで「わたし」で始めるようになった。
親バカかもしれないが、「あーたって凄い!」と内心、拍手喝采した私である。
そうして、どもる回数が減ることでトラウマもなくなり、10月に入った今では落ち着いています。
子供って繊細だねぇ。
子育てって本当に一筋縄ではいかない。
本当にいい勉強させてもらいました。
そうそう、それと旦那様とは仲良く!(笑)
これはいつも努力するしかないですね~。
まだまだ未熟者ですが、子供達と一緒に、成長していきたいと思っています。
