30代なかば女性のちよこと申します。出産経験・希望はありません。
これまでの子宮内膜症の治療歴を順番にまとめています。
今回は、2021年8月に服用したヤーズフレックスについて、服用中の体調急変で救急窓口を駆け巡った話を記載しました。
- ディナゲスト編(副作用でうつになり中止)
- ヤーズ配合錠編(3年続けるも謎の体調不良で中止)
- サプリメントなどの自然療法編
- ヤーズフレックス編(服用5日で体調急変により中止)
- 番外編~救急窓口を渡り歩いた話
ヤーズフレックス服用5日目にして、突然の体調不良
ヤーズフレックスを飲みはじめて、倦怠感…というか、もはや虚脱感レベルのだるさや、血の気がうっすら引く感じ、めまいなどを感じていましたが、「副作用は1~2ヶ月で慣れるから」という話を信じ、服用を続けていた5日目のこと。
昼食後、歯磨きをしていたときでした。
貧血のように、サーーッ、と血の気が引いていく。
気持ち悪い。
だるくて立てない。手足に力が入らない。
「これ、やばいかも」
…ソファに倒れ込みました。
バイエルの相談窓口~婦人科へ連絡
幸いパートナーがテレワーク中だったので、助けを呼んで、ふたりで対策法を考えました。
救急車を呼ぶべきか迷いましたが、
まず、パートナーがヤーズフレックスの販売元、バイエルの相談窓口へ連絡。
かかりつけの婦人科医に連絡するよう言われました。
……まあ、そうですよね……やっぱり。
それで、今度は私が震える手で婦人科にかけました。
めちゃくちゃ具合が悪いので、先生に指示を仰ぎたい旨受付に伝えると、
本人確認のため受診番号と生年月日を言ってほしいと。
ア・ホ・か!!!!!
こっちは起き上がれず、横になりながらかけてるというのに、診察券の番号なんかわかるかい!!!
極めつけは、
「先生は現在診察中なので、15分後におかけします」
と。
こっちは、血栓症かもしれないということが頭をちらついていました。
だって、ヤーズフレックスの説明チラシには、
「手足がだるいなど急激な虚脱感がある場合は、至急医師に連絡してください」
と書いてある。
でも、受付ではそれ以上どうにもこうにもできなくて、「わかりました」と電話を切ると、15分後に電話はかかってきませんでした……。
もう二度とその婦人科には行きませんでしたよ……
救急ダイアルと救急病院へ連絡
その後、自治体の救急ダイアルにかけました。
救急車を呼ぶべきか迷ったときにかける、♯7119 の番号です。
おっとりとしたおばちゃんが応対。
ゆる~く、近所の救急病院を紹介されました……。
ピルを服用していて、という説明を長々しないといけなくて、ムダに時間を浪費。
その間、結局、パートナーが自分で救急病院を調べて、かけてくれていました。
1軒目は、「すぐには診られない。普通の診察と同じように、順番待ちになる」
とのこと。
2軒目も、同じ対応。
「近所の内科にかかったほうが早いかもしれませんよ。まあ、お昼時なんで休み中かもしれないですけどね(笑)」
……。
医療機関って、こんなにポンコツなの?????
こっちは、けっこう意識が朦朧としている中で、
それでも、意識があるから救急車は呼ばなくて大丈夫なのか、
じつは一刻を争うのか、
必死に電話しているんです。
それを、誰も真剣に取り合ってくれない……。
すごく、歯がゆかったです。
もっとも、私に意識があって、電話をかけられるくらい「体調が良かった」と映っていたのかもしれません。
医療従事者からしてみたら、私は「なんてことない」のかもしれません。
でも、血栓症なんて突然意識が飛んだりするらしいし、
こっちはいかんぜん、言葉ではうまく表現できないけれども、とにかく具合が悪かったんです……
後日友人のこのことを話したら、
救急病院で働いている知り合いのことを話してくれました。
病院には、日々瀕死の人が運ばれたり、亡くなったりしている。
人の生死に慣れてしまうんだそうです。
まあ、そうでしょうね……
そうじゃないと、辛くてやっていけないですもんね……。
医療は、「一人ひとりに寄り添った対応」なんて土台ムリなんだと、痛感しました。
結果、近所の内科で診てもらう
それで。
結局、お昼休み時間が終わった、近所の内科に行きました。
倒れ込んでから3時間弱経過していました。
なんとか歩けるようになったけれども、とにかく力が入らない。息が苦しい。背筋がサーッと血の気が引く。吐きそう。
相変わらず具合が悪い状態でした。
パートナーに運転してもらい病院に到着。
本来は予約優先でしたが、「めちゃくちゃ具合が悪い」と伝えると、
お昼休み明け一番に診てくれました
この日、唯一まともな対応をしてくれた病院でした……。
酸素濃度と血圧を測られ、数値を見ると緊急性はなさそうとのこと。
血液検査をして、明後日結果が出るから、そのときにまた来るように言われました。
ヤーズフレックスは中止。
もし耐えきれない頭痛とか胸の痛みがあったら、迷わず救急車呼んでください。
と言われました。
私が救急ダイアルで言ってほしかったの、この言葉です。
どういう症状が出たら、救急車呼べば良いのか。
素人には、その判別がつかない。
だって、めちゃくちゃ辛いのは変わらないんだもん……。
そのお医者さんは救急病院で働いていた経験があるそうで、テキパキ診てくれました。
翌々日血液検査の結果を聞きに行く
ヤーズフレックスをやめて2日後、病院へ。
当日ほどではなかったにせよ、変わらず具合は悪かったです……。
後日血液検査の結果を聞きに行くと、
膵臓に炎症があるかもしれない、ということがわかりました
血糖値の調整がアホになっている → 食後に急に具合が悪くなった??
ということなのだろうか……。
ピルを飲んでいると、こういうことがたまにあるそうです。
ピルのリスクについては、婦人科ではなかなか取り上げられませんが、
いろいろ調べたことを本ブログでまとめました。
ピルに反対!というわけではなくて、
簡単に考えず、注意して飲むべきものだ!と思っています