前回、ヤーズ服用3年後に体調を崩してしまったことを記載しました。

記事はこちら

 

今回は、薬に頼らず治療を行っていた時期の記録です。

 

  1. ディナゲスト編(副作用でうつになり中止)
  2. ヤーズ配合錠編(3年続けるも謎の体調不良で中止)
  3. サプリメントなどの自然療法編
  4. ヤーズフレックス編(副作用で倒れる)

 

栄養療法の医師に薦められ、自然療法を試す

ピルは身体にとってあまり良くない作用があると医師に薦められ、私は違う方法で内膜症にアプローチすることになりました。
試したものは、以下の治療方法です。
 
  1. 食事
  2. エストロゲンに作用する大豆やプラスチックに注意する
  3. サプリメント
  4. プロゲステロンクリーム
  5. 布ナプキン・オーガニックナプキン使用
 

1. 食事~小麦や乳製品、良くない油を避ける

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)は、身体の炎症でもある。
 
だから、なるべく炎症を起こす食品を避けたほうが良い、と医師に言われました。
 
具体的に避けるべき食べ物は、
 
  • 小麦粉
  • 乳製品
  • 大豆製品
  • マーガリン、ショートニング
  • 砂糖・合成甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム)
などです。
 
・・・でも、これらを避けるとなると、現代は食べるものがない!!!!ゲロー
 
めちゃくちゃ意識高い人とか、お金ある人とか、マメな人ならともかく、小麦や砂糖をなくすのはかなり難しいです。
 
私は一時まじめにやっていましたが、ストレスが溜まって基準をゆるめました。
 
なるべく避け気味にする。
たまには摂っても良い。
 
という感じです。
 
ただ、マーガリンやショートニングに関しては、身体に良くないので海外では禁止されている国もあると聞いたことがあります。
 
なので、私は極力避けるようになりました。
 
また、砂糖の中でも精製された白砂糖は料理から料理から撤廃。
 
代わりにみりんを使うようにしています。
 
砂糖に関しては、ココナッツシュガーとか、ラカントとか、てんさい糖とか、代用品がけっこう多いと思います。
 
 

2. エストロゲンに作用する大豆やプラスチックに注意

子宮内膜症はエストロゲンが多すぎることが原因という話を、本で読んだことがあります(『医者も知らないホルモンバランス』)。
 
本では、「プラスチックを可燃すると、環境ホルモン=疑似エストロゲン(エストロゲンに作用するホルモン)が分泌される」と書かれていました。
 
なので、なるべくラップとか、スーパーやコンビニのお弁当は、そのまま温めないようにしています。
 
(ラップは、100均に売っているシリコンラップで代用)
 
また、エストロゲンを増やす作用のある大豆は少し避け気味にしています。
 
大豆は賛否両論で、遺伝子組み換えモノはまずNGだとか。
 
他にも、腸管が薄くなる(リーキーガット)可能性があると医師に言われたことがあります。
 
 

3. サプリメント

「ピクノジェノール」と「オメガ3系の油(月見草オイル)」については、子宮内膜症や月経困難症に効果がある、という研究が出ています。
 
手前味噌ですが、以前別ブログでまとめた記事がこちら。
私はどちらも効果があって、ちゃんと飲んでいた時期は鎮痛剤の量が減るorいらなくなるレベルまで回復しました!
 

4. プロゲステロンクリーム

ピルは合成・人工のホルモンなのですが、プロゲステロンクリームはヤムイモを原料としている、天然のホルモンです。
 
天然なので人の分子配列と似ているため、副作用などの心配がとても少ないとか。
 
ただ、クリームなので塗るのが面倒くさいニヤニヤ
 
1~2年くらい続けていたのですが、症状も改善していたし、まあいっか、と思ってやめてしまいました…。
 
症状悪化してから、再度見直しています。
 
 

5. 布ナプキン・オーガニックナプキン使用

 
上に記載したとおり、プラスチック製品はホルモンに作用する可能性がある…ということで、膣に直接当たるナプキンは、布ナプキンかオーガニックナプキンを使用しています。
 
オーガニックナプキンのパイオニア、NaturaMoonを筆頭に、最近はいろいろなメーカーがオーガニックナプキンを出しています。
 
市販のケミカルナプキンをやめて、布ナプキンやオーガニックナプキンに変えただけで、経血量が減ったとか、生理痛がラクになった、と口コミしている人が多い印象です。
 
 
ただ、布ナプキンは「洗濯する」という手間が発生するので、使い捨てナプキンと比べて面倒なことがデメリット。
 
オーガニックナプキンは、ケミカルナプキンと比べて高いことがデメリットです。
 
 
なので、私は、布ナプキンとオーガニックナプキンと市販ナプキンを併用しています。
 
 
余裕があるときは、布ナプキン。
 
面倒なときは、オーガニックナプキン。
 
終わりかけで経血量が少ないときは、市販のおりものシート(おりものシートは100%コットンのものも多いので、コストが安い)。
 
 
という感じ。
 
私はケミカルナプキンをやめて、食事にも少し気をつけるようになってから、経血量が減りました
 
なので、3日目以降はおりものシートや小さめの布ナプキンで対応できるし、夜用ナプキンは要らなくなったので、コストが高いとはあまり感じていません。
 
 

まとめ

生理痛に悩む方のツイートを見ていると、ピル飲んでいるのに痛いという人や、ピルを飲んでいなくて、鎮痛剤効かないほど痛い、経血量が多い、という方をけっこう見かけます。
 
そういう方に比べると、私はピルを飲んでいないのに、経血量は夜用ナプキンはいらないくらい(3日目以降は少ない)ですし、鎮痛剤もきちんと効きます。
 
ピクノジェノールとプロゲステロンクリームをやめてしまって、食事とケミカルナプキン廃止はずっと続けていましたが、上記のような状態でした。
 
 
本来は、ピクノジェノール等続けつつ、きちんと婦人科に通うべきだったのですが、引越し先の婦人科が本当にひどいところで、トラウマになって通えていなかったのが本当に反省点です…。
 
(「生理痛がつらい?ピルの副作用が辛くて飲めないなら、何もできることはない。鎮痛剤飲めば?」と言われ、検査さえしてくれなかった)
 
急に生理痛が辛くなり、違う婦人科に行ったところ、チョコレート嚢胞が1~2cm大きくなっていました(7cm弱)。
 
 
なので、婦人科に通いつつ、上記のように生活習慣から変えるところに取り組めば、かなり良くなる方もいらっしゃるんじゃないかな…と思います。
 
婦人科だとピルのことしか教えてくれませんが、ピルで改善しない方はぜひお試しください!!