2010年に子宮内膜症(チョコレート嚢胞)と診断されて以来、チョコとの付き合いを続けている30代なかばのちよこと申します。

 

私は、診断された当初から左右に5cm前後のチョコがあり、ディナゲスト→ヤーズ→ピル服用なし→ヤーズフレックス…と試してきました。

そして、来月(2021年10月)には病巣摘出の手術を行ないます。

 

私の治療歴がどなたかの参考になるかも…と考え、何回かに分けて書いている治療経歴の第2弾ですニコ

 

今回はヤーズ配合錠について。

 

  1. ディナゲスト編(副作用でうつになり中止)
  2. ヤーズ配合錠編(3年続けるも謎の体調不良で中止)
  3. サプリメントなどの自然療法編
  4. ヤーズフレックス編(副作用で倒れる)
 

治療記録その2:ヤーズ配合錠による治療

私が内膜症と診断された当初の2011年、ディナゲストはうつになり中止し、次に試したのはヤーズでした。
 
近年使われている「ヤーズフレックス」ではなく、ただの「ヤーズ」です。
(ヤーズフレックスは当時発売されていませんでした)
 
ヤーズフレックスとは違い、28日の服用サイクルの中で4日間偽薬があり、その期間に出血します。
 
ヤーズも副作用が出てしまったのですが、なんとか飲み続けて、内科医のストップがかかるまで3年近く飲んでいました。
 

ヤーズの副作用

1ヶ月~3ヶ月目くらい

当時の記録によると、飲み始めはめまいと吐き気があったと書いていますガーン
 
吐き気に関しては今でもハッキリ覚えていて、胸がムカムカするような気持ち悪さでした。
 
つわりってたぶんこんな感じなんだろうな……と。
 
吐き気に関しては、ヤーズを飲んでいる間うっすらありました。
 
特に最初の2~3ヶ月はけっこう吐き気がありましたあせる
 
ピルの副作用に吐き気はよくあることらしく、病院で吐き気どめを処方してもらったり、市販の酔いどめを飲んだりして凌いでいる方が多かったようです。
 
私も酔いどめを飲んでいましたゲロー
 

6ヶ月目

6シート目になると、生理がとても軽くなった。鎮痛剤不要。量も少なく、4日程度で終わる。
 
……と書かれています(笑)
 
ただ、副作用は相変わらずあると。
 
副作用は、だるさ、眠気、トイレが近い、頭痛、吐き気。
 
トイレが近いのは、ヤーズに利尿作用があるかららしいです。他の副作用もヤーズの副作用として報告されているものでした。
 
生理の辛さはかなり軽減されたけど、副作用が辛いので、プラマイゼロ…とメモしていましたガーン
 
 

1年目

ヤーズ服用から1年後、不正出血が出始めました。
 
痛みや臭いはなく、おりものシートを頻繁に変えなければいけませんでした。
 
医師いわく、「ヤーズは超低量ピルだから、出血はしやすい」のだそうです汗(なにそれ…)
 
また、ヤーズを飲み始めてから免疫力が下がった、風邪を何度も引いた、とメモしていました。
 
あと寝起きの眠気がひどく、朝起きるのが辛い……と。
 
生理は軽くなったけど、やはり副作用の点は気になることが続きました。
 
 

ヤーズ服用3年目で中止

2014年1月、仕事帰りに突然貧血のような症状を起こし、フラフラになりながらなんとか帰宅プンプン
 
倦怠感(というか、虚脱感レベル)、フワフワする感じ、吐き気、不安感
 
こんな症状が出てしまい、病院にかかるも原因不明。
 
そこで、栄養療法(オーソモレキュラー)というものに出会いました。
 
いろいろな原因で、血糖値の調整がヘタになっている。
 
血糖値が上昇・下降するときに、体調が悪くなる。
 
低血糖症、という病気ではないかと言われました。
 
 
その原因が、ピルによる腸内環境悪化と、ホルモンバランスの乱れ。
 
ピルは、コルチゾールというストレスホルモンのバランスを崩すから、できればやめたほうがいい、と医師に言われました。
 
 
子宮内膜症の症状が落ち着いていて、低血糖症?の症状が辛かった私は、ヤーズを中止。
 
そのときの不調はまだ治っていません……えーん
 
 
ピルって、婦人科ではすごく薦められるけど、他の科の先生ってけっこう渋い顔することも多い気がしています。
 
心療内科や内分泌科の医師なんかも、「ピルは身体に悪影響あるからね」と言っていましたゲロー
 
薬でホルモンを補おうとすると、自分でホルモン調整する力が弱くなるので、できれば使わないほうがいいと。
 
もちろん病気の治療でやむを得なく使う分には、リスクとメリットを考えて使う形になるとは思いますが、子宮内膜症をはじめとする婦人科疾患の治療法は、ピル以外の方法も確立されたらいいなあと願うばかりです。
 
 
ピルやめたほうがいいよ、と言ったオーソモレキュラーの医師には、子宮内膜症の治療に対して違う方法を提示され、その方法を試しました。
 
それは、また次回!
 
 
別ブログでは、低血糖症や副腎疲労といった体調不良についてゴニョゴニョ書いています。