チョコレート嚢腫、再再発…だけどやっと副作用がマシなピルが見つかったかも!?
中学生のころから生理痛と付き合い、かれこれ20年くらい子宮内膜症に悩まされているちよこと申します。ホルモン治療は副作用がひどく、かなり悩まされていたのですが、今までの中で一番、副作用がマシなピルに出会えました!!それが、「セラゼッタ」というミニピルです。先月婦人科を受診したところ、ジェミーナによって消失していたチョコレート嚢腫が再発…。かといって、ジェミーナを再開するのは副作用が怖くて、どうしたものかと思って飲み始めたのがセラゼッタです。セラゼッタってどんな薬?通常のピルとは違い、エストロゲンが配合されていません。そのため、血栓症のリスクがピルより低めとされており、片頭痛の人や40代以降の人も飲める「黄体ホルモン薬」です。セラゼッタの子宮内膜症への効果私はオンラインのクリニックで処方してもらったのですが、「量が少ないので、子宮内膜症に効果が出るかはわからない。でも、生理痛や月経困難症には効果が期待できる」と言われました。セラゼッタは排卵を抑える効果があるらしいので、排卵によって悪化するという説もある子宮内膜症には、仕組み的には効果があるのでは…?というあわーーーーい期待を込めて飲みました。というのも、ジェミーナ、ルナベル(フリウエル)、ヤーズ(ドロエチ)など主要な子宮内膜症の薬で副作用が出てしまったので、それらが飲めないなら「もう出せる薬はない」と主治医に言われてしまったからです…。「自費でもないですか?」と聞いても、「ない」と。でも、アスクドクターズやGooなどの医師に相談できるサービスで聞いてみると、他にも選択肢はあるようなんです。ミニピルもそのひとつでした。とある婦人科の先生に話を聞くと、婦人科はほんっっとに知識がまちまちだ、とおっしゃっていました。SNSでは「日本の婦人科は100年遅れてる」というお話もありました(すごいよくわかる…)なので、もはや自分で試行錯誤していくしかない!と奮闘し、今回ミニピルを試すに至りました。セラゼッタの効果飲み始めて10日ほどなので、効果はまだわかりません。もともと生理痛はそこまで重くなかったので、生理痛への効果はあまり期待していないのですが、チョコレート嚢腫に効いていると良いのですが…。次回3ヶ月後に受診するので、とりあえず悪化していないことを祈ります。セラゼッタの副作用3日目までくらいは眠気がすごく、なんとなーーく抑うつっぽい気配もして、「あー、こりゃダメかなぁ」と思ったのですが、10日目現在、徐々に薄らいできています!また、どんなピルもムカムカするような吐き気があったんですが、セラゼッタにはそういう吐き気はありません!いまのところ、他のどのピルよりも副作用が少ないです!!子宮内膜症の黄体ホルモン薬というと「ジエノゲスト」(ディナゲスト)がもっとも有名でよく使われますが、私には副作用が重く、抑うつ、倦怠感、眠気、下腹部痛、などがしんどく続けられませんでした。いろんな方の話を伺うと、ジエノゲストは副作用に悩む人が多く、大半が不正出血(8~9割)で、私と同じようなうつ、気分変調、頭痛、むくみ、吐き気、白髪・抜け毛…など多岐にわたるようです。そんなジエノゲストの黄体ホルモン(プロゲステロン)の量が、1000μg~2000μgです(0.5mgを1日2回か、1mgを1日2回)。一方で、このセラゼッタのプロゲステロン量は75μg。約1/13です。含有量が少ない、というのが副作用の少なさにつながっているのかもしれません。セラゼッタの料金私が購入したオンラインクリニックでは、3,300円でした。超低容量ピルの場合と体感そんなに変わらない気がしています。診察代と手間と時間と交通費を加味するなら、むしろセラゼッタのほうがオトクかも。ただ、ミニピルのように容量が小さいものはさておき、血栓症等々副作用のリスクがあるピルがオンラインで手軽に買えるのってどうなのかなぁ、とも思ったりしています。(お医者さんがちゃんとフォローしてくれるかというと、そうでもなさそう)さいごに子宮内膜症以外にも、月経困難症等々ではまず超低容量ピルやジエノゲストが第一選択になります。でも、その中にミニピルの選択肢を入れてもいいんじゃないかなー?と思うのです。まずは容量が小さいものから試していく、というのは、副作用で悩む人を減らして生活の質を上げるのにもいいんじゃないのかなぁ。効果のほどは、またブログで書きたいと思います。