こんにちは。高橋ゆりこです。
前回からの記事↓
の続きです。
しつこいようですが、この作業に入る前に、十分自分自身を受け止めることをしてください。
自分のできているところをしっかりと認める。
押さえつけていた感情をや思いにしっかりと耳を傾ける。
悲しかったら、ちゃんと泣く。
むかついたら、ちゃんと怒る。
悔しかったら、地団駄踏む。
怖かったら、ちゃんと怖がる。
嫌いだったら、ちゃんと嫌う。
憎かったら、本気で憎む。
感情をしっかりと出す!
自分の感情や思いに、自分自身がしっかりと寄り添います。
親に対してこんなことを思ってはいけないとか、
子供に対してこんなことを思ってはいけないとか、
常識的に考えていけないことだとか、
そういうのは、一切いらない。
自分の中にある感情と思いを大切にして、共感し、寄り添う。
これを、ひたすら日々の中で、繰り返し丁寧に、行い、
自分を否定したり、批判したり、ジャッジするクセが緩んで来たら、
こころの基礎がずいぶん整ってきたサインです。
そうしたら、次に進みます。
次は、
自分はどんなイメージを持っているのか、
を具体的にしていく作業をします。
この作業をすることで、自分自身が持っている偏った価値観を、客観的に知ることができます。
頂いたメール主さまは、
気配りのできる、謙虚な人ならこんな気持ちにならない。
自分勝手で、わがままで、自慢するような人間に対しては、ものすごい嫌悪感を感じる。
と、書いてくださっています。
この場合は、
気配りのできる、謙虚な人とは、具体的にどんな人か?
自分勝手で、わがままで、自慢するような人間とは、具体的にどんな人か?
行動、言動、態度を、具体的に詳細に、ひとつひとつ書き出していきます。
どちらも、もう出てこないくらい書き尽くしたら、その書き出したものを、それぞれ眺めてみます。
すると、気づくことがあります。
幼いころ、子供のころ、身近にいた、誰かのイメージと、同じなのです。
その人に対して未消化な感情があるから、今でもそういう相手にこころが反応するのです。
イメージの中で良いので、
相手に対して、感じること、思ったこと、してほしかったこと、などをぶつけきります。
しっかりと相手を悪者にして、遠慮なく、未消化な思いをぶつけましょう。
声に出してやると効果的なので、誰もいないときに、ひとりでやると良いですよ。
もう罵詈雑言がひとつも出てこなくなるまで、やりきりましょう。
この作業で、未消化な感情は解放されます。
長くなったので、続きは次回に。
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