芋名月 (月に自分の運命が映る) | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 “芋名月というのは八月十五日のことで、むかし宮中では、月見の宴を催し、女官たちは芋を箸につきさして、その穴より月をのぞいて見たものである。月にいろいろの自分の運命がうつるというのである。これ、芋名月の名のおこる所以。(大正十五年十月)”

 

(出口王仁三郎述・加藤明子編「如是我聞 水鏡」天声社より)

 

 

・島本覚也先生 (酵素農法(微生物農法)の確立者)

 

 “ある日、一人のちょっと変わった風体の人が私を訪ねて来た。その訪問客は、自分の両手の握りこぶしを両眼にあて、そのこぶしの小さな穴から私の顔を凝視した。そして、さも驚いたように語って曰く、「今あなたが行なっている仕事こそ、あなたの人生における、ほんとうの仕事である」と。

 それは、農場を開墾して微生物と酵素の専門農場として、ニ、三年目のことであった。

 さらにこの人は語りつづけて曰く、「今まであなたの行っていた事業はあなたのほんとうの天職ではなかった。これからの仕事こそ、あなたの天命的天職である」云々と。

 筆者は実に驚いた。そうしたことが人相によってわかるものとみえる。まさに筆者の考えもその通りであった。地方に旅行し旅館に泊まっても、いつも職業は製薬会社とは書けなかった。農業と書いたものであった。筆者は四十七歳まで、自己の天職は何かをさがしていた。それが終戦とともに、すべてが破壊された後、新しく日本と共に生きる道を農業に求めた。それが筆者の天職であることを、この時自覚した。世に如何なる達人、知者、天才といわれる人達でも、その職が天職、いやその人に天から授けられた職分、その人の性にあった職でないとほんとうの成功はむつかしいものだ。”

 

(島本覚也「玉手箱」(酵素の世界社)より)

 

*島本覚也氏(元大本滋賀主会長、元愛善みずほ会副会長)は、終戦後、出口王仁三郎聖師から「酵素は天国の肥料である」と教えられて酵素の研究に取り組み、大本教から分離した世界救世教のEM農法よりはるか前に酵素農法(微生物農法)を確立された方です。残念ながらマーケティングが力不足であったようでEM菌ほどの知名度はありませんが、農文協の「現代農業」を古くから購読しておられる方はご存じだと思います。島本氏によって設立された、(株)酵素の世界社(本社・滋賀県)では、バイエムコーソ等の酵素食品や酵素堆肥など様々な酵素製品を取り扱っており、通販でも購入できます。

 

*確か、松谷みよ子さんの本だったと思いますが、異界のモノの正体を見究めるには、腕を額のところまで上げて、袖を透かして見るとか、後ろを向いて上体を前に屈め、股下から逆さまに見るとよい、とか書いてあったのを覚えておりますが、どうやら通常とは異なる視点、見方で見ると、普段見えないはずのものでも、見えてしまうことがあるようです。特に満月のときは霊能が高まるらしいので、明日の夜天気が良ければ、試してみてはいかがでしょうか。もしかしたら自分の運命を見ることが出来るかもしれません。

 

 

・エドガー・ケイシー

 

 “……テレパシーのみならず他のすべての超感覚的知覚の現われを論ずる際に、エドガー・ケイシーのリーディングがいくつかの同じ論点を繰り返し強調していることがわかる。それはまず第一に、真の目的に関して内省せよということであり、二番目は内なる神聖なもの、すなわち宇宙意識に帰依する必要性をはっきりと自覚せよということである。終始強調されたことは、宇宙意識が建設的なものであり、破壊的なものではないことである。”

 

質問—三 この力は順当に、そして自然に発達するのでしょうか?それともわざわざそのために計画的な努力を払わなくてはいけないのでしょうか?

 

解答—三 要するに、この力の発達に身をさらすことだ。それも無理にそうするのではなく、瞑想に入り―― 線系統を通して原動的影響力の影響が強まりつつさまざまな中枢へと及ぶようにさせることによって。すなわち、まず自分自身を浄め、次に⦅必要なものを……訳者⦆求めている一人一人の人間のために完成された者となるうえで必要となる例のものを―― 象徴やしるしを通して―― 獲得するために瞑想に入るのだ。

 

質問—四 私には病をいやす能力が備わっているでしょうか?

 

解答—四 こうした能力は発達させることができる。この能力は万人のためになるが、例の唯一つの原因に由来するものでなくてはならぬ。それ故に、ほかならぬあなた自身の人生をこのような力の行使に値するような生き方で送るがよい。あなた自身の栄光のためではなく、およそ善と完全無欠さを備えた一切の賜物を与えてくださる神の栄光のために。(三〇八三-一)

 

(H・L・ケイシー「エドガー・ケイシーからのメッセージ 精神生活ガイドブック」たま出版より)

 

 

 “「意識的テレパシーの原則と技術を教えてください」とある人が頼んだ。

 

 「永遠不変なる神の存在の意識である」というのがその答えであった。「なぜなら、神はすべての力であり、すべての思想であり、すべての質問に対する回答であるからだ。神の存在の意識に同調一致すればする程、神から啓示されたことの影響を知ろうとする欲求が高まり、この結果、意識が物質的現実面に働くようになるのだ」

 

 「先ず人間同志の間で始める。特定の時間を決めて、その時互いに相手が何をしているかを書き留めるようにしなさい。これを二十日間行えば、あなたはテレパシーへの鍵を手に入れたことに気づくであろう」”

 

(マリー・エレン・カーター「エドガー・ケイシーの予言 アトランティスの教訓」たま出版より)

 

 

 

 

 

 


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