サタンはこんな人です。エロヒムの重要なメンバーの一人です。
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ルシファーのおかげで、あなたも私も今生きているのです。地球人類を創造する積極的推進者でした。 | ラエリアン・ムーブメント:"前の”アジア大陸代表のブログ (ameblo.jp)
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しかし、このように重要なメッセージをこれらの人たちに託たく す前に、彼らが その創造者たちに対して忠実であり、彼らに話すことの内容については裏切ら ないことを確かめる必要がありました。こうしてエロヒムは、サタンに預言者 を試ためす任務を与えたのです。
では、彼ら預言者たちの忠実さはどうやって試すのでしょうか。それはまず、 エロヒムの使者によって、彼らがエロヒムの預言者となることを告げさせます。 次いでサタンあるいはその使者が、将来の預言者に会い、エロヒムの悪口をさ んざん言って創造者たちを中傷するのです。そして、将来のメッセンジャーが その父たちを否定し、例えば物質的な利益と引き換えに、裏切るように仕向けるのです。 ところで、「中傷者」とはギリシャ語で何と言うのでしょうか。それは「ディ アボロ」(diabolos)です。ここから例の、悪魔(ディアーブル:diable)という 言葉が出てきたのです。しかし彼は、角つの も蹄ひづめ も持っていません。
例えばイエスは、40日にも及んだ砂漠での奥義おくぎ 伝授に際し、「悪魔(ディアーブル)」と会って、イエスがその父を否定しないかを試ため されています。
「さて、イエスは御み霊たま によって荒あら 野の に導かれた。悪魔に試こころ みられるためである。」『マタイによる福音書』4章1節
この記述は、明らかに次のことを意味しています。
「さて、イエスは砂漠に導かれた。中傷者に試されるためである」
こうして、「ディアーブル」によって課せられた多くの試みが、聖書に書き残 されることになったのです。まず、ディアーブルはイエスに、石をパンに変えることによって神の子であることを証明せよ、と言いました。
「もし、あなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じて ごらんなさい。」イエスは答えて言われた、「人はパンだけで生きるのではな く、神の口から出る1つひとつの言葉で生きるものである」と書いてある。『 マタイによる福音書』4章3・4節
イエスはサタンに答えました。食べる物があるということよりも、エロヒム に忠実であることのほうが大切であると。これが「ディアーブル」の試みであるのは、イエスが長い間、断食をしていて、空腹の極きわ みにいた時にそれを言っ たからです。 次にイエスは、神殿の頂上に連れて行かれました。サタンはイエスに、飛び 降りるように命じて、言いました。「神の天使」が、イエスが傷つかないよう に落下のショックを和やわ らげてくれるであろうと。
「もし、あなたが神の子であるなら、下へ飛び降りてごらんなさい。『神が あなたのために御み 使つかい たちにお命じになると、あなたの足が石に打ちつけられ ないように、彼らはあなたを手で支えるであろう』と書いてありますから。」 イエスは彼に言われた、「主なるあなたの神を試こころ みてはならない」とまた書 いてある。」『マタイによる福音書』4章6・7節
イエスはディアーブルに答えて言いました。自分は不必要に創造者たちを試ためすために地球に遣つか わされたのではないと。こうしてイエスは、自分の支援のために、創造者たちによる介入をいつも求めるものではない、ということを示したのです。
次にサタンは、イエスを高い山に連れて行き、イエスに、地上の強大で裕福な王になることを提案しました。
「次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々 と、その栄華とを見せて言った、「もし、あなたが平ひれ 伏ふ して私を拝おが むなら、こ れらのものを皆、あなたに与えましょう。」するとイエスは彼に言われた、「サ タンよ、退しりぞ け。〝主なるあなたの神を拝はい し、ただ神にのみ仕つか えよ〟と書いて ある。」そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御み 使つかい たちが身許みもと に来て 仕えた。」『マタイによる福音書』4章8〜11節
イエスはここで、エロヒムへの忠誠を示し、強大で裕福になることよりも、 エロヒムに仕つか えるのを望んでいることを示しています。因ちなみ に、イエスが中傷者 を彼の名で呼んでいることに注意しましょう。というのは、イエスは彼をサタンと名付けているからです。試みは成功に終わり、エロヒムの使者である「天使」たちは、奥義おくぎ 伝授を終えるためにイエスの方へやって来ました。
「ディアーブル」の試練に晒さら されたのは、イエスだけではありませんでした。 ヨブもまた、サタンに試ため されています。『ヨブ記』の始まりは、特にそのことを雄弁に物語っています。そこには、ヤーウェとサタンとの良好な関係、友愛的と言ってもよい関係が描かれています。
「ある日、エロヒムの子たちが来てヤーウェの前に立った。サタンも来て、 その中にいた。ヤーウェは言われた、「あなたはどこから来たか。」サタンは ヤーウェに答えて言った、「地を行ゆ き巡めぐ り、あちらこちら歩いて来ました。」 ヤーウェはサタンに言われた、「あなたは、私の僕しもべ ヨブを心して見たか。彼 のように全まった きで、かつ正しくしてエロヒムを畏おそ れ、悪に遠ざかる者の世にな いことを。」サタンはヤーウェに答えて言った、「ヨブはいたずらにエロヒム を畏れましょうか。あなたは、彼とその家、及びすべての所有物の周りに隈くま なく、間垣まがき を設けられたではありませんか。あなたは彼の勤労を祝福されたので、その家畜は地に増えたのです。しかし、今あなたの手を伸べて、彼の すべての所有物を打ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたを呪のろ うでしょう。」ヤーウェはサタンに言われた、「見よ、彼のすべての 所有物をあなたの手に任せる。ただ、彼の身に手をつけてはならない。」サ タンはヤーウェの前から出て行った。」『ヨブ記』1章6〜12節
ここには、明らかにヤーウェが、サタンよりもランクが上であることが記しる さ れています。しかしヤーウェは、サタンがいわば「野党的」行為を続けることを認め、サタンにヨブを任せました。こうしてサタンは、エロヒムを深く尊敬 して心から愛している人間が、不幸や破滅、病気などに襲われると、エロヒム を憎にく み始めることを示そうとしました。
事実、サタンは完全にヨブを破滅させたのです。しかしヨブは、エロヒムを 愛して尊敬し続けました。
「この時、ヨブは起き上がり、上着を裂さ き、頭を剃そ り、地に伏ふ して拝はい し、そして言った、「私は裸で母の胎たい を出た。また裸で彼処かしこに帰ろう。ヤーウェが 与え、ヤーウェが取られたのだ。ヤーウェの御名みなは讃ほむべきかな。」この事 においてヨブは全く罪を犯さず、またエロヒムに向かって愚かなことを言わ なかった。」『ヨブ記』1章20〜22節
しかし、サタンは諦あきら めませんでした。そして彼は、不死会議の議長にその報 告書を提出するのです。
「ある日、またエロヒムの子たちが来て、ヤーウェの前に立った。サタンも またその中に来て、ヤーウェの前に立った。ヤーウェはサタンに言われた、 「あなたはどこから来たか。」サタンはヤーウェに答えて言った、「地を行ゆ き 巡めぐ り、あちらこちら歩いて来ました。」ヤーウェはサタンに言われた、「あな たは、私の僕しもべ ヨブを心して見たか。彼のように全まった きで、かつ正しく、エロヒ ムを畏おそ れ、悪に遠ざかる者の世にないことを。あなたは私を勧すす めて、故ゆえ なく 彼を滅ぼそうとしたが、彼はなお堅かた く保って、己おのれ を全まっと うした。」サタンはヤ ーウェに答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、 その持っているすべての物をも与えます。しかし今、あなたの手を伸べて彼 の骨と肉とを打ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなた を呪のろ うでしょう。」ヤーウェはサタンに言われた、「見よ、彼はあなたの手に ある。ただ彼の命を助けよ。」『ヨブ記』2章1〜6節
この時ヤーウェは、サタンがヨブの健康を害するのを許しました。ヨブが常 に、創造者を愛し続けることができるかどうかを知ろうとしたのです。それで も、ヨブはエロヒムを尊敬し続けましたが、彼はヤーウェにこう問い始めまし た。こんなに不幸で苦しめるのなら、なぜ私を地上に生まれさせたのですか、 と。
とうとう、ヤーウェは介入して、何が起こったのかを簡単に説明し、ヨブが 生きていることを嘆なげ き、自分を試練の渦中へ投げ入れた者を裁さば こうとするのは 間違いであることを示して、その後ヨブに、健康と、彼が破滅される以前に持 っていたもの以上の財産を与えたのです。
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