役者・パフォーマーぎつをのブログ

2012年のはじまりやで!


今はひょっとこ乱舞という劇団の『うれしい悲鳴』 演出助手をやってますよ。

お前に質問がある!って方、INTERVIEWS ってサービスで匿名で質問できるぜ。

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ってなわけで、ストリートパフォーマンスアカデミー

当日だったらいろいろ書きたいことあったんだけどな。やっぱ、思ったことはその日のうちに無理しても書かなきゃ温度が下がるよね。はい、しもとりです。

というわけで、東京芸術劇場主催のストリートパフォーマンスアカデミーがはじまりました。

以下、引用。
東京芸術劇場は、劇場前広場を持ち、また池袋西口公園に面した立地を活かし、実際に屋外でパフォーマンスする場を提供しながら、ストリートアーティストのレベルアップを支援したいと考えています。
本当に“おもしろい”パフォーマンスを、一緒に創り上げていく為のアカデミーです。


本当に“おもしろい”パフォーマンス。。。
・・・ごくり。

お、俺もおもしろいパフォーマンスつくってやるんだ。
めらめら。

と期待を胸に初日へ。

最初はちゅうさんのパフォーマンス。in西口公園。
はじめてみた。


んで、芸術劇場に移動してプロデューサーのレクチャー&ちゅうさんのワークショップ

・・・生徒、みんな現役ばっかりやないかい!
そして、憧れていた人とか目標にしてる人とかもいたりして、
「すげ。あれだけのものを作っても自分たちのパフォーマンスに対して疑問を持ち、さらなる進化を求めているんだ。俺もはやく追いついてやるぜ」なんて思ったり。

んで、はじまって・・・

以下、何個か引っかかった言葉。
「すごいやつはいっぱいいるんだ。
でも、おもしろい人はほとんどいない。」

「技の魅力よりやっている人のおもしろさで勝負するのさ。」

外の無言と計算された舞台の無音
街の雑踏音は日常そのもの、その中に異物というか非日常の人間がいるからこその面白さが大道芸の勝負どころ。
だから大道芸でウケてたことを劇場でやってもそんなにウケなかったりする。
それは、舞台という空間が持ちうる虚構性、なんでも起こる場という想定の範囲内ゆえだったりする。
・・・確かに!
4月の舞台to R mansionでさえ劇場でやると空間に溶け込んで異質物感が路上より薄まるんだ、ってことが衝撃だった。

・下手くそをキープしてるストーンズ ←そうなの?
僕は一生懸命やってる人だけど所詮たいしたことができないキャラというのがやりたい。
できないやつが一生懸命やってやっぱりできないっていう世界をやりたい。そして、人間はそれでも生きてるんだという真実。それが出発点。


これだけでも十分、頭をかち割られたような言葉の数々だったが、
さらに価値観の転換を強いられた。

音に関して。
元々はまずサイレントでできあがった作品に効果音をつけたのであり、音ありき、音に頼っての作品作りは亜流。
音を土台につくると音の世界観に支配されるし、音にあわせなきゃ成り立たなくなる。
80年代くらいまでは音を自由に使えなかったし、自由に編集したりすることもできなかった。
光洋さんとか40代超えの大道芸人はそこのとこで勝負してきたんだから俺も音をベースにしない作品作りをしてみたい。
もちろん、音と技で演出する力も必要だけど、「音が使えなきゃできません」は三流だろ。

ぬぬ。おっしゃる通りやがな。でも、でも、俺、音使いたいよ!

続く。

なにがしたいんだ、俺。

日がたつのははやいね。はーい、しもとりさんですよー

俺、今なにしてるの?って言われて言葉につまる毎日は嫌だ。

ってことで本格的に街中ゲリラ用のパフォーマンスをつくっています。

たぶん、どんなに生活に追われようが、自分の生き方なので人前で何かをすることに関してはやめないと思います。

僕も26歳。30代が足音を鳴らしてどんどん近付いてきます。

役者やってみようかな。と思ってた8年前。
今ではあの時望んでいた未来とは別の世界が見えています。

最初は映画と演劇の演技の違いも分からずに日芸の演劇学科の演技コースに入って。
俺、演劇学科だし。っていう自意識で映画よりも演劇をたくさん見てきて。
プロとアマチュアの違いに悩んで。
今ではだいぶ、その違いも自分の考えができたけど。
やっぱり演劇を望む人たちがいるから公演が成り立つわけで。
じゃぁ僕の場合、知り合いがあまり関係ない公演は観に行かないか
というと決してそんなこともなくて。
役者目当てではなく劇場に向かう理由はやっぱり新しい表現に出会いたいわけで。

表現を志す上でそれは僕にとって必要不可欠で、見たくて見たくてしょうがないものだから観に行くわけで。
やっぱり常に新しい表現を探したいし、何本かに一本は本当に自分の心を揺さぶる作品に出会うし、
テレビやインターネットでは得られない隠れ家的なその場にいることの優越感と満足感
だから今、どこぞの団体の公演に出演者として出演するというモチベーションは2、3年前の自分に言ったら信じられないと思うほどない。

それよりは衝撃を受けた作品の作る過程に興味ありあり。そんなわけで広田淳一氏の元で半年修行できたことは財産でしたね。

この話長くなるからこの辺で一旦切ろう。



半年ぶりだね。

おっす。超久しぶり。しもとりゆうです。

前回のエントリーから半年も間をあけていましたが、ちゃんと生きてましたよ、笑。

ざっくり今年の活動を振り返ってみますと
1~3月、ひょっとこ乱舞『うれしい悲鳴』演出助手
5、6、8月、ひょっとこ乱舞改めアマヤドリ『幸せは~』演出助手と照明操作←え?
7月、利賀村演劇人コンクール、広田淳一の演出助手とか音響手伝ったり照明捜査したり。

と、それはそれはいろいろ吸収してきました。一回のエントリーじゃ語れないくらい。
というか俺のこと知ってる人は突っ込みどころもあるだろうけれども。

半年分の内容はそのうち書くとして、今はストリートパフォーマンスアカデミーってところで修行してます。
今日はその初日だったわけで。久しぶりにこれは書かなアカンやろと東京生まれの俺が思わず関西弁になってしまうほどの衝動に駆られたんですが、長くなりそうなんでまた今度にします。

アメブロをやめて独自ドメインを取得しようかとうだうだ考えてるうちにこんな間空いちまった。
そのうち引っ越すかもしれないけど、これからもよろしくお願いします。



1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>