役者・パフォーマーぎつをのブログ -2ページ目

きよが結婚する。

今回は至極個人的なエントリーなので、俺の過去に興味ない人は別に読まなきゃいいじゃん。

さっき、きよから電話がきて「単刀直入に言う。俺結婚するわ。」
「どっしぇー!!マジで」なやりとりがあっていてもたってもいられない思いなのでなんとなくキーボードにこの思いをぶつけてみることにする。

小学校の友達の話だ。

俺は6年の間、東京都品川区立芳水小学校に通ってた。
まぁ64人しかいないから遊ぶメンバーも固定してた。
どんなメンバーがいたっけ。
あき、きよ、みぞ、つよし、クボ、いいぼー、こんち、キム、まっきょ、マイケル、シュガー、竹林、しゅん、
あと受験組でゆうと、こちゃん、サグ、アトム、さいぴー、がたまにきてた気がする。(全員男よ)
だいたいそんなメンバーで来る日も来る日もひたすら外で遊んでた。
きよん家(マンション)の下がなんとも言えない城みたいな場所で、まぁそこはみんなに「キヨシタ」と呼ばれていたんだけど、放課後はそこへ行けばだいたいみんないた。
(東京に住んでる小学生の遊び場はコンクリートなんだぜ。確かに不幸と言えば不幸かも知れない)
ひたすら飽きることなくずっと鬼ごっこ、マンホール踏み(缶けりみたいなもん)、けいどろ。
なんであんなにやってたのか不思議なくらい猛烈にその3つだったなぁ。

特にあきときよとは6年間クラスが一緒だったからとりわけ特別な存在だった。
あきはボーイスカウトでも一緒だったし、
きよは高校も一緒だった。
(みぞはそのうちこのブログでもでてくるだろうからここでは省略する。)

千葉先生のクラスで濃い2年間を過ごし、
宮内に反骨精神を燃やして、
故鷹合先生のなんでも平等主義に疑問を感じ、
久米の子供扱いにイライラし
梅津先生に立派に育てられた6年間を一緒に過ごしているのが上の2人。


あきは福岡でマッサージ師に
きよは銀行マンになった。

中学の段階でマイケルなんかは双子の子供がいたし、女の子の結婚話はちょくちょく聞いていたが、
あの時、一緒に遊んでたメンバーが大学を卒業して就職して結婚ってなるとこっちもなんだか感慨深い。

考えてみれば小1からの付き合いだからもう20年近くたつわけで。
俺が高校卒業してから出会った人が結婚するってなるとまぁそれなりに驚きもし喜びもするけど、
小学校の、ましてや2人しかいない6年間一緒だった友達の一人が結婚ってなると衝撃度が全く違う。
この衝撃度はどうも抑えきれなくてホントによくわかんない。
うーん。だってきよとは
小2の学芸会で同じ役をやり、
身長争い(並ぶ時はだいたい背の順なので小学生にとっては死活問題なのだ)もし、
日光移動教室で夜を共に過ごし、
キヨシタでよく遊び
中学は別れたけど、
高校でまた一緒の合格通知に喜び、
高2の修学旅行ではまた一緒に騒ぎ
勇人と3人でディズニーランドに行ったり、(きよとは通算3回行ってることになる。)
代々木ゼミナールではテキスト貸りてきよの授業モグったり
俺の大学の卒業制作公演にきてくれたり、
まぁ、そんな仲の友達が仕事も安定してきて結婚するってなると
そりゃやっぱ「元カノが結婚」レベルの喜び度とは雲泥の差なわけです。


相手は見たことないし、全く面識ないのだけど、これはとうとう俺も結婚式のスピーチとかしちゃうのかとか期待しちゃったりして、「でもあれ?キヨとのおもしろエピソードなんで実はそんなにないぞ」なんてことに気付いちゃったりして、「いやいや、そもそもキヨの芳水小時代の友人ブースはめっちゃ少数派でもしかして肩身狭いんじゃないか」なんて心配しちゃったりして、もう今からテンションあがりまくりです。

んで、さっきあきに電話してそのこと報告したらあきは4月から3年間東京に戻ってくるなんて聞き、もうわけわかんないテンションになってきてる。(あきは中1からずっと福岡に行ってて、高1の冬に一度だけ福岡に遊びにいったけど変わらない距離間で心地良いんだ)

(ここから急に大学の話)
ようようさんも結婚するし、なんか嬉しいこといっぱい。
漁介とくにちゃん早く結婚しないかな、菫-smile-再結成したいよー。
去年、男衆を笹塚でみて、船上で裸子をみて、俄然パフォーマンス欲があがってきている。
ひょっとこ乱舞で得たもの、冨士山アネットWSで得たもの、デラシネラWSで得たものをうまく融合したい。
こんなものつくりたいっていうのはものすごいぼんやりある。
to R mansionを超え、GABEZを超え、水と油を超えてやる。

とりあえず今はPLAYPARKが楽しみでしょうがない。
観たいのが8つくらいあるけど全部回が違うから超困る。


以上、超個人的なエントリーでした。

『うれしい悲鳴』完売ですか。

ひょっとこ乱舞最終公演『うれしい悲鳴』の演出助手をやらせていただいております。
どーも。しもとりゆうです。以後お見知りおきを。

残り3ステですが、前売りはすべて完売したみたいで。関わっている者としてもうれしい限りです。
感想などは『うれしい悲鳴』感想などまとめにまとまっていますが、おびただしい数のツイートが大絶賛みたいで、ちょっと嫌気がしてる。

もちろん、この作品は作者本人が「書いているうちに思ったけど、これ明らかに僕の最高傑作ですねー」とおっしゃっていたし、俺も心底「勝てねぇ・・」と打ちひしがれていながらもなんてすごい作品なんだと尊敬している。

Corichの評判こそ、賛否両論というかどちらもあってよいのだが
Twitterの感想は300~400くらいほめちぎっていて、それはそれでうれしいことなんだけど、
「Twitterでみんなが大絶賛しているからTwitter上で否定的な見解を堂々という空気じゃないよね」という空気を感じて「みんな良いって言ってるんだからこれは良い」という自分の感性を棚上げにしたツイートが多いのじゃないかとどうしても感じてしまう。

もちろん純粋に楽しんでいる人も大勢いると思うけど、感想Tweetを読んでいると「おいおい、それはホントにこの作品の良さを実感したうえでの発言かい?」と疑ってしまうものもいくつかある。

ひょっとこ乱舞『うれしい悲鳴』 見てきました。まあ、面白かったんですけど…。なんかよく分からなかったことも多かった。演出がどうのこうの言える程、理解してないけど、行ってよかった…と思う。
というのを見つけたけど、こういうホンネが正直に言えるような空気じゃないような気がする。

このセリフがひっかかった。とか
あれはどういうことだったんだろう?
っていうTweetがなんでないんだ??
俺そういうのいっぱいあるぞ。

そんなことを感想をまとめながら感じた。まぁ、どうでもいいっちゃどうでもいい話だ。

閑話休題。
おかげさまでほぼすべての公演を客席から見させていただいている。
大変貴重な経験だ。
役者の演技もおそらく広田さんの次くらいに観ているし、全体を通した流れを何度も観ているから
ここで○○がコケるとそのあとの××に影響するのか、とか。
ここの演技はこの前の方が良かったのに・・・ん~残念すぎるぜ、とか。
この演技だと後のこれこれの意味がわからなくなってしまうんやな、とか
ここ昨日は笑いが起きたけど今日は起きなかった。よくよく考えてみると確かに今回の演技だと笑いおきないのもうなずけるよなぁ~うんうん、とかとか。
いろいろな発見が毎回あってホント楽しい。

いやー、しかしさすがに疲れがたまってきている。がホントにこれは素晴らしいと心底思える作品に出会えたなぁ。広田さん自分でいい作品すぎて嫉妬と羨望が入り混じってあんま宣伝しなかったけど

ここ数年バイラルマーケティングに興味持っていて
twitterとfacebookについての考えはいろいろあるけど、
やはり拡散はTwitterにかなわない。後半のチケットの異常な売れ行きは明らかにTwitterのおかげだ。がしかし、それゆえにTwitterで話題だからという理由だけで見に来る人も何人かいるみたいで正直すごい驚いている。
だって解散じゃないのに平気で解散だと思い込んでいる人がなんと多いことか。
別にいいんだけどさ。公式ホームページに書いてあるじゃん。
それすら読んでないで見たこともない団体の芝居観にこれちゃうわけ??

今はTwitterが空気をつくりつつあるのかもしれない。そんなことを考えた。



さて。
しかしホントに前回のエントリーから間が空いてしまった。
ホントに忙しかったなぁ。facebookに何も投稿してない時は、「こいつ今ホントに忙しいんだな」と思ってくださって大丈夫です。
そのおかげで芝居の宣伝メールとかほぼガン無視してしまっている。みんなごめん。

だけどこの作品、コリッチのグランプリとるんじゃないかな。
むしろ岸田戯曲賞ノミネートされても全然おかしくない作品に関われていることが単純にうれしい。
日常系か世界系かだったらどっちだろう。うーん。実によくできた戯曲だ。

コリッチの舞台芸術まつりの応募詳細に書いてあった意気込みだけど超有言実行できていてすごいと思う。

劇作面では、現代口語演劇以後の言語空間においてスケールの大きな物語を紡ぐことに挑みます。近年、戯曲が扱う題材は繊細でリアルになった反面、あまりに個人的な問題に終始してしまう欠陥を抱えてきました。今回、私たちは近未来の日本を題材として政治や国家という社会の枠組みを問い直しながら、「いかに個人の感覚を繊細に描きつつそれを社会と接合させるか」という課題に挑みます。


前売り完売だけど必見!
『うれしい悲鳴』感想などまとめ
http://togetter.com/li/268999
この感想見ればいかに多くの人間が話題にしてくれているかわかるでしょ。
もっと早く宣伝すればよかった。
長くなりましたが、今そんな公演に関わってます。幸せ。

雑記

みなさんご無沙汰してます。

今年は更新頻度、週2をキープしてやると誓った2012年もすでに2月ですか。
はやいもんですなぁ。

ひょっとこ乱舞の演出助手やってますよ。うん。ちゃんとやれてるよ。きっと。

忙しいと自分のこと何も考えられなくなってしまうからいかんなぁ、と思いつつ演助をエンジョイしてるんだ。今は。

去年はブログのネタ集めにfacebookとかtwitterとかtumblrとかやってたけど、これらはもはや完全に俺一人が楽しむためのツールになってきているなぁ。
facebook、最近アクティブな人が少なくなってきた感がある気がしている。単純に参入者が増えすぎて俺のポストが埋もれやすくなっただけなのかもしれないけど明らかに反応は減ってて少なくとも1年前の空気感は全くない。
その点Tumblrは相変わらずな空気感で、何度もリブログして良い雰囲気と本当になんでもいいんだっていう感じが大好きで今でも一週間にだいたい20くらい更新してる。最近はPinterestってのもはじめてみて、ブログで書きたいことは他のSNSが解消してくれてるから書きたい衝動がかなり減った。
だから「ブログはめんどくさくて続かなかったけど、Twitterは140字だから楽」って人の気持ちが最近本気で理解できてきている。(未だにfacebookの方が好きだけど)

いろいろ考えていることはあるのだけど、「自分が知っていることを公開する」って「自分の無知を晒す」ことと表裏一体だよなぁ、てなこともあり。
思考が今は忙しさに紛れて発展しないから更新されないのだと思っていてくだされ。

それでもまぁ、一応このブログ目的があってやってることなので更新頻度は落ちるかもしれないけど見捨てないでね(笑)

あ、そうそう2カ月くらい前からこのブログ、メールで購読できるようにしました。
右のカラムのTwitterの下、最新の記事の上に「メールアドレスを入力してください」って欄にアドレス入力してくれるとこのブログ更新した時に本文の内容がメールで届きます。
全文ではないところがホントにおしいのだけど。

せっかくひょっとこ乱舞という環境にいるのだから、「へぇ。」とか「おぉ!」とか「なるほどね~」っていうのをどんどん書いていこ。

次回予告、ひょっとこ乱舞ワークインプログレスのこと。