「ちょこ」のやったろうじゃんっ!! -9ページ目

第10話 TheASS ナイル市進出準備(後編)

 ちょこ達は、ナイル市のキジ町で催されている
夏祭りに、彼らのボスであるラビの仲間サスケが
出店を出すということで、手伝いに参加していた。

その日は日曜日だという事もあって、ラビの提案で
景気づけ程度にビールを飲みながら、サスケの手伝
いを彼らは惜しみなく楽しくやって過ごしていた。

そして、真夏のお昼。雲ひとつない空で、炎天下の
元での事だった。
キキも普段はあまり飲み物は飲もうとしないのだが
この日ばかりは、無性に喉が渇いていた。


グビグビグビ・・・

キキは、ピッピがペットボトルに移したビールを
「待ってました」と言わんばかりの勢いで一気に
飲み干した。


キキkiki 「うぅーん、美味しい。最高やーね。」

ピッピpippi 「喉渇いとったんゃちゃう? 一気やったなぁ♪
     ごめんなぁ。気づかなんでなぁ」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ! 「うんにゃ、自分で言わんとわからんばぃ。
     キキ、口があるっちゃけん、言わんといかんばぃ」

ラビrabe 「キッちゃん、何か欲しいものとかあったら、言って
    ごらん。持ってくるから。」

サスケsaske 「ほら、これドンドン食い、腹も減っちょろぉ」


サスケは、手元にあった地鶏の串焼きをまとめてキキの
そばに置いた。

キキは、笑いながら、ピッピにペットボトルを突き出し
ビールのお替りを催促しつつ、地鶏の串焼きに喰らいつ
いた。


 キキkiki「バリ、うまぁーー!!」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「ほら、揚げダコも食い!!いっぱいあるけん。」


ちょこも、キキの側にテンコ盛りの揚げダコを置いた。

 キキkiki「うぅ、うまそうwww ピッピ、ソース、もっと
      塗ってぇ♪」

ピッピpippi「あぃよぉー♪」

 キキkiki「(塗りすぎやねぇ?)」


と思いつつ、お願いしたのはキキ自身・・・


 キキkiki「さんきゅー あは 汗 (っま、いっか)」


キキは、含み笑いしながら、ビールを常に側に美味しく食べた。

そうしてるうちに、キキの頭の中が揺れ出した。
キキが見るもの、聞くものがキキの笑いのツボを突き始めた
のである。

ピッピpippi「キキさん、目の周りが赤くなってますぅ♪
     酔いはられたんですかぁ?」

 キキkiki「そげなことなぃって♪
      ぎゃははは、ぎゃははは、ぎゃははは♪」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「あぁ!!始まったっ! キキは酔うと
              当分笑い続けるとよ。誰ねぇ?そげん飲ましたのぉ」

ちょこは、笑いながら言った。


ラビrabe「噂に聞いてたばってんが、キッちゃんは酔うと、こげんなるったぃ


ラビも、キキの笑っている姿を見て、笑い出した。


ピッピpippi「いゃだって、キキさんがペットボトルをどんどん突き出して
     お替りを催促するから・・・その度にビールを入れてあげて
     たんですぅー
     でも、おもろぃわぁ~ キキさん・・・♪」

サスケsaske「よかよか!どんどん飲んで、食って!」

 キキkiki「はぁーい♪
      ぎゃははは、ぎゃははは、ぎゃははは♪」


こうして、キキの笑い声は、しばらく出店の周辺まで響き渡って
いた。


この中でも、地鶏の串焼きは早いうちに完売し、夕方近くになると、
見る見るうちに、揚げダコの売れ行きのスピードは増していった。

辺りは暗くなり、夕立もやってきて客の足も一時は減ったが、クライ
マックスである花火の頃には、星の光が満点に輝いていた。

ちょこ達の出店も、その頃には食べ物は完売して後片付けに取り掛か
っていた。

ドーン!ドーン!


とうとう始まった花火大会。グリーンのレーザービームの演出と
目と鼻の先で打ちあがる花火。数年ぶりに花火を見るキキは、
腹に振動を感じつつ、一発残さず何かを思いながら、目に焼き付
けていた。

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「っさ、花火も片付けも終ったけん、『親友』でちょっと
              休憩しよっか?」


ちょこ達は、出店を後にして『親友』に向かった。
かなり大きな洞窟で、象が8頭が余裕で共同暮らしできるほど
あり、馬車やなども20台が停められるほどの大きな駐車場が
そこにはあった。

洞窟自体の作りも頑丈で、古くも無く、とても綺麗な作りだった。

キキkiki「わぁー、でかくね?」


思わず、キキは言った。


中に入ると、カウンターが2つ並んでいて、奥には机が6個
隣には広い厨房があった。
厨房の置くには、居酒屋風のカウンターがもうひとつあり、
さらに通路を挟んで、象が3頭並んで食事ができるほどの
広い和風の座が広がっていた。

サスケsaske「今日はお疲れ。ご苦労さん、ちょっとココで休んど
              きぃ。飯食って帰れや。」


と言い残し、サスケは厨房に向かった。厨房では、サスケの
粋のいい包丁の音が聞こえ始めた。

ちょこ達も、食事の準備を手伝った。

机には、見たことの無い、綺麗な魚の刺身、今日、出店で
売った地鶏が、そしてビールが机を埋め尽くした。

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「あ、キキはお茶・・・ね!」

 キキkiki「え?」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「だって、誰が馬車を運転してアマゾン市まで帰るとぉ?」

 キキkiki「あ・・・飲酒運転じゃーねー」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「やろ?」

 キキkiki「う・・・うん。(;^_^A アセアセ・・・」


っということで、キキの前にはビールジョッキに注がれた
お茶が置かれた。


ラビrabe「今日は、おつかれさん、(^O^)/C□☆□D\(^_^ )カンパーイ!」


ラビの乾杯の声で、ちょこ達はしばらく食事をした。

サスケsaske「さて、ちょこ君、ここで動物界自立の練習場をするなら
              何を準備すればよか?」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「そうですね、今まではバリアフリーでしたが、その結果、
              今まで段差があっても歩けてた動物が、歩けなくなった
              という事例が多くなったんです。
              だから、これからはバリアアリーの時代になるから、洞窟
              の中では激しい段差の場所だけを改良すれば良いと感じて
              ます。」

サスケsaske「なるほど・・・うん、わかった。他に何かあったら、ちょこ君

              言うてな。」

ちょこ俺が墓多弁ばりばりの「ちょこ」たぃっ!「あ、はい。わかりました。」


こうして、ちょこ達はナイル市へ進出する準備が始まるのである。

しかし、ここから予想外な展開が次々と起きる出来事が、ちょこ達を
待ち受けるのであった。


つづく・・・



第9話 TheASS ナイル市進出準備(前編)

季節は、夏真っ盛り。


TheASSがあるアマゾン市では、夏祭りがあちこちで
行われ、連日連夜花火大会が行われていた。


キキkiki 「あぁ~彼女が欲しいぃ。世の中は、今、恋人同士とか
    家族で夜になると、みんな花火見に行っちょるつぅーに。
    なにやってんだかなぁ? おぃら・・・」


ちょこちょこ2 「キキ、花火見たいとぉ? 行きゃーよかやん?」


キキkiki「えぇ?独りは、やだ!」


ちょこは、(▼∀▼)ニヤリッ。

ちょこちょこ2「今度、ナイル市のキジ町で夏祭りがあってね、ボスに
     呼ばれてるっちゃけど、みんなで行く?ピッピも連れて。」

ピッピpippi 「へっ?聞いてません。」


キキもピッピも、突然、にこやかに話すちょこに耳を傾けた。


ちょこちょこ2「実は、ナイル市のキジ町にボスの仲間のサスケさんって
     いてね。
     そこに『親友』って焼肉屋さんがあって、そこの家屋をTheASSで

役立てなぃか・・・って話があるとよ。」

キキkiki「ふぅーん。っで、何か提案あるん?」

ちょこちょこ2「厨房が大きいから、弁当屋とかどうかなぁ。。。って。」

キキkiki「えぇ?誰がするん?」

ちょこちょこ2「アマゾン州のサポート法で、新たなサービスがあってね。
     そこに利用ネコを募って、動物界自立の練習場として手伝いが
     できんかなぁって思ってる。まぁ、まだ調べてる途中ばってんが

ね!」

キキkiki「おぉ!すげー! それ、できたらいいね!!」

ちょこちょこ2「まぁ、まだ準備の準備として、とりあえずサスケさんに会いに
     行かん? そのナイル市キジ町である夏祭りで、サスケさんが
     出店を出すから、みんなで手伝いに行こうよ!
     夜は花火もあるらしいよ」

キキkiki「うんっ!いく、いくぅ♪」

ちょこちょこ2「ピッピもよかね?」

ピッピpippi「はぃ、ぜひ、手伝いますぅ♪」

ちょこちょこ2「ピッピは、一応、紅一点。やけん、売り子として水着でね!」

ピッピpippi「一応・・・?」

キキkiki「あ、いいね♪ 水色ひもパンでねw」

ピッピpippi「ヽ( ̄Д ̄ヽ)(/ ̄Д ̄)/イヤァン (* v v)。 ハズカシ」

キキkiki「大丈夫って。。。誰も見ないかも。。。だって、3サイズ無茶苦茶」

ピッピpippi「キキさん、なんですってぇぇぇ!(-_★)キラーン!!」

ちょこちょこ2「いや、今の時代、オタクもいるから、見る人おるかもしれ・・・」

ピッピpippi「はぁ?ちょこさん、何か言いましたぁ?(-_☆)キラーン
     これでも、一応、彼氏できたんですから。。。」

キキkiki「一応やろ?一応・・・(= ̄∇ ̄=) ニィ
   だってトイレ行った後、もう2度もズボンのチャック開いたまま

を見たし。。。お弁当を包んだ中に靴下が、なぜか片方だけ

入ってたり。。。両面コピーさえ、何度させても逆さになる

し。。。
    ホントに彼氏ができたげな、不思議で、不思議でくさw」

ピッピpippi「もう、キキさんのお手伝いしませんよ!!お尻の傷の薬も
     塗ってあげなーい ( ̄──☆ ̄)キラーン」


この頃、キキの持病で、座りすぎが原因でお尻に擦り傷ができて
腫れていたのである。


キキkiki「ごめんなさーぃ、もう言いません (T-T) ウルウル」


ちょこは、爆笑した。


ちょこちょこ2「キキ、謝るのはやっ!!弱すぎってぇ ぎゃははは!!」


そして、翌日曜日。

ボスのラビ、ちょこ、キキ、ピッピは、サスケが住むナイル市のキジ町に向かった。

天気は晴れ渡り、雲ひとつ無く、朝からの強い日差しと照り返しが、やけに暑かった。


ちょこちょこ2「さて、この出店では、ジュースとお茶、ビール、そして揚げダコに
     地鶏の串焼きを売るよ!!
     キキは飲み物をお客さんに渡す係りね、俺は揚げダコを揚げる

からピッピはケースに詰めて、ソースを塗って仕上げてね!
     地鶏はサスケさんがやってくれるらしいよ。」

キキkiki「/(・。・) 了解!」

ピッピpippi「わかりましたぁ~♪」


早速、それぞれの場所に着き、販売の準備に取り掛かった。


ラビrabe 「今日は、お祭りだ・・・ビールもいっぱいある。
   今日は気楽に酔わない程度、景気付け程度に一杯やり

ながら、手伝ってね」


と、ラビが言い終えた瞬間!!

『プッシュ!』と、缶ビールを開ける音が!

ピッピpippi「じゃ、早速飲みましょう♪」


ピッピは、お酒が大好き。飲んでも飲んでも酔わないほどの強さを
持っている。。。特に焼酎が大好きであった。
ザルを越えて、枠の域にまで達しているレベルである。


ちょこちょこ2キキkiki「ジィィー (;¬_¬);¬_¬);¬_¬);¬_¬) (‥;)」

ラビrabe「いいじゃないか!!」


と、そうこうしてると、店のテントの向こうから誰かがやってきた。

ラビが振り向き、微笑んだ。


ラビrabe「やぁー、お疲れ様です。」

サスケsaske 「いやいや、お疲れっ」


すごくカンロクのある体系に、九州男犬らしい大きな声が響き渡った。


ラビrabe「サスケさん、この3人がTheASS組織の仲間です。
    ちょこは、前に会ったと思うけど、この2匹が『キッちゃん』
    と『ピッピ』です。」

ちょこちょこ2「お疲れさまです。先日は、どうもっ!」

キキkiki「こんちわ~、はじめまして。キキです。」

ピッピpippi「よろしゅうたのまんすぅ。ピッピです。」

サスケsaske「うん!今日は、よろしくなぁ~」


サスケは、笑顔で応えてくれた。

サスケsaske「っさ、準備しよっか!!」

キキkiki「(切り替え、ムチャはやっっ)」


早速、サスケも開店準備に取り掛かった。
ちょことピッピも、サスケの指示を受けて準備の手伝いを
続けた。


サスケは、準備が早く、大きな包丁と鶏肉を手にして、手早く
テンポ良く切り裁いては、串に刺していった。


この祭りは、昼近くにオープニングセレモニーが始まり、
昼過ぎて、客数も増えていった。
ステージでは、近所の小中動学校のカワイイ動物たちの演奏会や
踊り、大人の動物のカラオケ大会などが催された。


キキkiki「あぁ~げぇ~だぁ~こぉ~♪あぁ~げぇ~だぁ~こぉ~♪」


キキは、精一杯の声で客寄せに励んだ・・・
ちょこも、ピッピも、ラビもサスケも、汗だくだくになり
ほろ酔いの少し顔を赤くしながらも、揚げダコと串焼きを
作っていった。
こうして、店の食べ物も、徐々に売れ出した。


ピッピpippi「キキさんも、ほら、ビール飲みはなれぇ~♪」

キキkiki「缶のままじゃ飲めないよ・・・あ、そうだ。固めのペットボトルに
    移してよ。飲めるかもしれない。」


キキは、手が不自由で、アルミ缶は余計に無意識な力が入って握りつぶし、
全部こぼしてしまうのである。


ピッピpippi「なるほどぉ~、んな、待っててな。移してくるわぁ」

キキkiki「(なんとしても、飲ませたいんかぁ。。。(;^_^A アセアセ・・・
     優しいさからか? ただ単に一緒に飲んで欲しいのか?・・・)」

ピッピpippi「はぁーい、キキさーん、キキさん用ビール用意できましたぁ♪」

ラビrabe「あ、なるほどね。これでキッちゃんも飲めるんだねw」

キキkiki「初めてですけどね、こんな飲み方。工夫すれば、なんでもある程度
    できちゃいますよ♪ にゃははw
    じゃ、□Dヽ(^○^)イタダキマース!!」


この後、キキが調子こいて、一気に飲んでしまう。。。
そして、キキに変化が起きる・・・


さらに「親友」という建物は?ラビのボス仲間『サスケ』という犬とは?


次回、第10話 TheASS ナイル市進出準備(後編)を
お楽しみに・・・



第8話 キキ、TheASSへ

 ピッピがTheASSの仲間になり、半月が経った頃の
お話。


ちょこはキキと連絡を取っていた。


ちょこちょこ2 「キキ、早くTheASSの仲間として来てくれんと、
     仕事が進まないんやけど、いつから来ると?」


キキkiki「んー、もうちょいかなー」

ちょこちょこ2「具体的に決めてくれんと、困りますがなぁ~」

キキkiki 「そうねー・・・じゃ、10日後からで、いぃ?」

ちょこちょこ2「ボスも、ピッピも、待っちょるよ」

キキkiki「あぃよぉー」


そして10日が過ぎ、キキもTheASSの仲間となった。


ちょこちょこ2「さて、ピッピに車椅子介助の練習をさせよう
    かね・・・」

キキkiki「そうやね、今まで動物病院の老動物棟で老いた
    動物の看動助手をやってたから、練習せなねー」


と、キキは普通になにげなく言った。

ちょこちょこ2「じゃ、キキ、車椅子に乗ってん。行くばい。」

 キキkiki「どこに?」

ちょこちょこ2「だけん、車椅子の練習たぃ。」

 キキkiki「あぃ?! おれ?」


ちょこは、笑いながら言った。

ちょこちょこ2「ほかに誰がおるん?」

 キキkiki「ちょこが、車椅子に乗ってもよかじゃん!!」

ちょこちょこ2「い・や・だ! ってか、本当に身体に支障が
          あるキキだから、意味があるんじゃん?
          しかも、ピッピの実体験になるし、仲間教育
          の為にも、キキがやった方がよかって。(・┰・) ベー
          でさ、キキは危険を察知して、事故対策できるじゃん。
          まぁ、俺が横についとるけん、大丈夫って!」

 キキkiki「ブツブツブツブツブツブツ・・・・・・・
          (いつも、うまいこと言うて・・・)」

ちょこちょこ2「何か言うた?(-_★)キラーン!!( ̄∇ ̄)ニヤッ」

ピッピpippi 「キキさん、よろしくたのんますぅ~」

 キキkiki「・・・(゜_゜i)タラー・・・」

ちょこちょこ2「ほら、ピッピもキキさんがよからしいょ。
     どうするん?( ̄∇ ̄)ニヤッ」

 キキkiki「ピッピ・・・アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー」

ピッピpippi「ね!キキさん?d(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ」

 キキkiki「わかったよぉー (;^_^A アセアセ・・・
           もう・・・じゃ、いこっ!」


物心がつき始めた頃からのキキは、メスの笑顔に
弱く、照れてしまう習性があった。。。
まだ一緒に働き始めて、間もない時期だったから
キキはピッピの笑顔に、照れずにはいられなかっ
たのである。


ということで、洞窟に不足している文具を近所の
お店まで、ピッピがキキを乗せた車椅子を押して
出掛けることになった。


アマゾン市の中心部は、ほぼバリアフリー整備さ
れていたが、少し古ぼけた洞窟街の周辺では、
整備されていない地区も少なくなない。


歩道も舗装はされているものの、部分的に段差が
生じていたり、雨を流す為の溝が大きかったり、
駐車場に面している歩道は、急な斜面になって
いたりする。


この為に、車椅子で歩道を移動するときは、歩道
の状況によって、移動介助する方も、される方も
移動方法に適切に判断しながら考慮しなければい
けないのである。


例えば、ゆるい段差はあれば車椅子の前輪を宙に
浮かせて、ゆっくりと昇る。
介助されている方は、可能であれば、車椅子の背
もたれに体重移動し、前輪の方が軽くなるように
する。


また、急な斜面を下るときは、車椅子も介助する
人もバック(進行方向と逆)向きにして、移動す
るやり方がある。


さらに、こういった移動介助する時は、できるだ
け振動が大きくならない様な工夫も必要とする。


こういう事柄を、一つ々文書にしてはキリが無い。
やはり、介助する方も、される方も、体験を通し
て、体で覚えていく事が大事である。


「ドンっ!ピタ!」


キキの体が、大きく揺れ、キキの体全体に力が入った。

ピッピpippi「あら?動けへん。。。」

 キキkiki「・・・(目立つこの段差が見えてねぇーんか?ダサ)」

ちょこちょこ2「前輪が段差につまづいてるじゃん!」

ピッピpippi「あらホンマやわぁー。道が悪いんですわぁ」

 キキkiki「・・・(いや、単に前を見てなぃだけかと。。。。
           しかも、道のせいにするなっつぅーの・・・)
           だはは!だ、大丈夫だょ!まぁ、ピッピに
           とっては、まだ初めてに近い体験だし、まだまだ
           全然、おれ、平気ばぁぃ・・・」


と、思い切りの不安顔の上に苦笑した。

それを見て悟ったちょこは、キキに意地悪をしてみたく
なった。

ちょこちょこ2「そうだょ。ちょっとやそっとじゃ、キキは平気
     だからドンドンやってみると、よかばぃ。( ̄∇ ̄)ニヤッ」

 キキkiki「(おぃおぃ、なんちゅー助言じゃw 怖いつーねん!)
          あは、あは、そうそう、平気♪平気♪」


その後、キキの体はコチコチになり、洞窟に戻ってきた頃には、
ヘロヘロになっていた。

ちょこちょこ2「ピッピ、どう?色々移動介助やってみて・・・」

ピッピpippi「えぇ、すごく勉強になりました。もう、キキさんの
          移動介助、車椅子介助は任せてください。」

 キキkiki「(はぁ?えぇ?んー・・・)
           うん、まぁ、大丈夫だと思うけど、ヘルパーとしては
           まだ、あと少し練習が必要だと思うよ・・・頑張ってね」

ピッピpippi「じゃ、また、買い物にいきましょうね!」

キキkiki「(あ、しまった・・・自爆ってしまった)
          そ、そうね、買い物があったら行こうね・・・
          (;^_^A アセアセ・・・」

と、苦笑い。

それを見て悟ったちょこは、また、さらにキキに意地悪をしてみ
たくなった。

ちょこちょこ2「あ、忘れ物があった。明日、2人で買いに行ってきて。( ̄∇ ̄)ニヤッ」

ピッピpippi「はぃ、わかりました♪ キキさん、行きましょうね!」

 キキkiki「(絶対、これ、ちょこの意地悪やけん。[壁]/_;)シクシク)
          うん、いいよ!近場で済むから・・・済ませよう。あはw」


こうして、数日間キキの体は、コチコチに固まっていたのであった・・・

ちょこちょこ2「( ̄∇ ̄)ニヤッ」


つづく・・・