「ちょこ」のやったろうじゃんっ!! -11ページ目

第4話 動物役場での出来事

第4話

----動物役場

ちょこ「ASS事業の申請書と添付資料です・・・」

役場の事業申請担当ドラッキー(コウモリ)が、一通り目を通した。

ドラッキー「えーっと、申請書1・・・OK
      申請書2・・・OK
      申請書3・・・OK
          ・
          ・
          ・
      申請書9・・・OK
      添付書類1・・・OK
      添付書類2・・・OK
      添付写真1・・・」

ドラッキーは、両羽を一回広げ、甲高く「キーッ!」と
一瞬叫んだ・・・
さすがのちょこも、びっくりした表情で何が起こったのか
判らなかった。
ドラッキーは、急に渋い声になって発した。

ドラッキー「ちょこさん、この洞窟の部屋写真ですが、
      部屋は二つに見えて、実は一つですよね?」

ちょこは、一呼吸をして答えた。

ちょこ「あ・・・はぃ、そうです。申請の条件では、事務室のほかに
    相談室が必要ですから、壁を作って二つに分けました・・・」

ドラッキーは、また両羽を一回広げ、甲高く「キーッ!」と
一瞬叫んだ・・・
ちょこも、またびっくりした表情になった。

ドラッキー「なるほど・・・でも、この壁、防音タイプでは無いです
      よね・・・しかも、天井当たりまで壁がありませんよ。
      相談室っていうのは、プライバシーの保護も兼ねておか
      なければいけないから、声が外に漏れたらいけないのです。
      このままでは、どう見ても声が漏れますよね?
      だから、この申請を受理する事は難しいですよ・・・」

ここで、ちょこの目の奥がキラリと光った。
ちょこは燃えてきていた。そして、心でちょこは、つぶやいた。
「やったろうじゃんっ!!」

ちょこ「実は、同じ丘にもうひとつ洞窟を借りてるんです。
    例えば、そこを相談室として利用する考え方もあると
    感じるのですが。」

ドラッキー「住所の番地が一部変わるから、無理です。
      2部屋ある洞窟を探してください。」

ちょこ「わかりました。上の方と話をまとめて、再度、お話を
    させていただきます。」

ちょこは、早速ボスの元へ走って出向き、役所での出来事を
一部始終話した。

ラビ「そうか・・・うーん、何せそういった条件があること
   さえ、僕もモモも知らないままだったからな・・・」

ラビは、苦笑いしながら、この報告をモモの元へ伝書鳩に託した。

1時間後、伝書鳩が戻ってきた。

手紙には、こうしるしてあった。

「わかりました。考えておきます。近々返事をします。モモ」

ラビは、そのまま手紙をちょこに渡すと、

「じゃ、また連絡するから。。。」と言い残し、走り去って
いった。

ちょこは、手渡されたモモからの手紙を読んだ。

ちょこ「・・・。」アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー

ちょこ「締め切りは、今日で、これからドラッキーに何て・・・」

ちょこは、頭を抱えながら、動物役場のドラッキーの元へ
向かった。


ドラッキー「話はまとまりましたか?」

ちょこ「まとまった話をする前にどのようにしたら、よ
    ろしいのでしょうか?おしえてください。」

ドラッキー「一番良いのは、ちゃんと2つの部屋がある
     洞窟に引っ越して頂くのが・・・。
     そのほかの方法はないですね。」

ちょこ「10月の法律改正にですよのね!指定申請もアマ
    ゾン市からアマゾン州に代わるんですよね・・・。
    州の許可を頂けば引越ししなくっていいんですよ
    ね!」

ドラッキー 「・・・。」
ドラッキーは、仕方ないとおもった。 
ドラッキーは、また両羽を一回広げ、甲高く「キーッ!」と
一瞬叫んだ・・・
ちょこは、もう慣れたようで、冷静な表情のままだった。

ドラッキー「分かりました。10月までに2つの部屋の
      ある洞窟に引っ越してください。それから約定書も
      つけてください。それで手を打ちましょう!」

ちょこ「分かりました。その約定書はいつまでに提出すれば
    よろしいでしょうか。」

ドラッキーは、少しおれた。
   「じゃ、全ての書類を末日までにお願いできますか?」

ちょこは、また両羽を一回広げ、甲高く「キーッ!」と
一瞬叫びたかった・・・でも、できなかった。ちょこは、自分が
犬だということを
よく忘れる・・・

ちょこ「分かりました」

ちょこは、末日に全ての申請書類を提出し、無事に指定許可を
もらった。

次回、さらにまた、ちょこの頭を痛める事態が起きる!!

次回をおたのしみに・・・


第3話「一人多役のちょこ」

第3話「一人多役のちょこ」


ちょこ「さて、申請業務に取り掛かるか・・・」


ちょこは、The ASSの洞窟で、伝書鳩の籠を
掃除をしながら、つぶやいた。


ちょこ「とりあえず、この一つの部屋を2つに改造せな。」

『トントントン♪ぎこぎこぎこ♪トントントン♪ぎこぎこぎこ♪』


ちょこは、森から木材を持ってきて、日曜大工をして
不器用ながらも、二つの部屋を作った。


ちょこ「よし、できた・・・今度は、人材だな。」


   「今、この会社の社員は・・・俺と、俺と俺・・・
    ん? 俺一人かYO!?σ(^_^;)アセアセ...
    責任係1匹、手伝い係3匹いるっちゃんねー


    とりあえず、ハローワーンアマゾンに求獣票を
    出さないかんばぃ

    ん?!求獣票出す前に、動物健康保険関係も
    手続きせなし。。。

     各係りが来たら、雇用手続きして、資格証の
    コピーとって、保険も掛けなきゃ・・・


    それから、部屋の写真と見取り図に、備品の
    配置図作成・・・


    やること多すぎるよーーーーーーーー!?

     ってか、なんで俺が一人でやってんだぁ?


    俺、事務員でもなけりゃ、管理係でもなかった
    はずだし、そもそも事務とか総務的なことは
    キキがやる話やったし、管理係はチュン姉が・・・
    あら?なんかおかしくないか?

    気付けば、大工から管理から、事務総務的な
    ことまで、俺だけでやってんじゃん。

    しかもパソコンも俺の私物しかなぃんですがぁ・・・


    あら?なしてぇーーーーーーー?!」


と、色々と頭を傾けながらも、ちょこは一つ一つ
仕事をこなしていった。


こうして、申請に必要な資料を持って動物役場に
向かうちょこ・・・でも、役場でダメ出しをくらう
ことになる・・・


次回、1月22日をお楽しみに・・・



第2話 「知られざる真実」

ちょこは、強い意志を1度持ったら、即行動。
早速、勤めていた会社の辞表を瞬間的に書いて、
とっとと辞めたのであった。

ちょこは、ラビと会い、今後の仕事の段取りの
話をした。

ラビ「まず、『The ASS』の組織の場所は確保して
いる。組織印もある。だから、動物役場で弱動物サポート
事業の申請をして欲しい。。。」

ちょこ「わかりました。過去に幾度もやったことがあるので
お任せ下さい・・・申請するには、組織場所の間取りや
人員構成の条件がいくつかあるんですが・・・
それから、その仕事は、チュン姉さんの指示の基で進めて
いってよろしいんですね?」

ラビ「うん、不足しているのもがあったら行って欲しい
それから、チュン姉さんは、直接にはこの組織の仕事は
しないようになったんだよ。」

ちょこ「え・・・?」

ラビ「だから、ちょこ君、しばらく一人で頑張って欲しい」

ちょこ「え・・・?」

ラビ「それから、来月には、この事業をスタートさせたいから
1週間以内にできないだろうか?」

ちょこ「えぇ!?」

2匹は、その場所に向かった・・・入口をくぐると、丘に
ひっそりした洞窟がぽっかり開いていた・・・洞窟の中は
部屋がひとつ・・・

ちょこ「こ、ここですか?部屋がひとつ・・・」

ラビ「一応、組織用の伝書鳩は1匹あるし、机も本棚も
用意しておいたよ。」

ちょこ「いや、事業申請するには部屋が足りません・・・
    最低2つ・・・」

ラビ「えぇ!?そうなの? まぁ、なんとか・・・」

ちょこ「え・・・アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー」

ラビ「じゃ、僕、用事があるから・・・何かあったら
   鳩飛ばして・・・

ちょこ「は、はい」

ラビは、忙しそうに走り去っていった。

一日が終わり、キキと連絡を取った。」

ちょこ「キキ、話が違う・・・」と切り出し、
今日の出来事を全部話した・・・

キキ「( ̄ー ̄; ヒヤリ いやぁ、ね!
   僕もびっくりでさ・・・まぁ、でも、
   一緒に頑張ろうよ。毎月の餌報酬も
   ちゃんとあるし、いいじゃんw」

ちょこ「つーか、キキ早くこの組織に入って
    おいでよ!!」

キキ「あーね、もういっとき待っちょいて」


 これからまだまだ、ちょこが知らない真実が
出てきては、当初の組織の話とは、遠く離れる
現実が起こってくる!!

実質、『The ASS』の社員一人のちょこ。
事業申請の期限は迫る、人員は不足。

さぁ、ちょこは、どうやっていくのでしょうか。

次回1月15日をお楽しみに・・・