アマヤドリ -57ページ目

何度も発見し、言い聞かせていることなんだけど


私の場合、悩んでいるときはたいてい、つまるところ幸せな状況にあるときなんだと思う。
自分が今はまだ届かないと思う何かが見えているのだから。
ぐずりたくなるけどそんなとききちんと目を背けずに耕し続ければ、なにかしらが手に入るとわかっている。それはもしかしたら一番ほしいものではないかもしれないけれどそれでも。

しっかりと像を結ぶこととか削ぎ落として核をそのまますくい上げて見ることが苦手かもしれず、でもまさにそこをひもとこうとすることこそがとっかかりにもなるんだろう、という気がする。

自分、って難しいな。
いつもいつも思うけど。

放り出したくなる直前にいつも、いとしく思っていることを知る。
とにかくなんでも、うらはらなんだ。
もっとすべらかに素直だと思っていたのになぁ。
それはだましたことをも、だましているからにすぎなかった。
いつも遠回り。


これからも遠回りばかりするに違いない。
かたちを変えて同じことを100回言うかもしれない。
まだやっとりんごは白いところを見せはじめたばかりで、ちくちくとでたらめにナイフを走らせながら変色してゆくことばかりを憂えていたけれど。
それでもいいや。
皮がひとつながりにならなくても。
いびつなままでも、いい。

時間をかけよう。
丁寧に寄り道をして、余計なものまで全部さらってゆくしかない。

アートフェア東京2008

日曜日まで東京国際フォーラムで開催されているアートフェア東京2008に友人の池田光弘さん が作品を展示します。
世界6都市から選りすぐりの108の画廊が参加する大きなアートフェア、とのことです。
私も土曜日に覗きに行きたいなと思っています。
ぜひぜひ。

アートフェア東京2008
2008年4月4日(金)-4月6日(日)
@東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール1 map


「宙を繋ぐ」池田光弘/シュウゴアーツ  (前回の個展の感想)

芽吹く


さくらがきれい。

すでに潔く花びらをはなしはじめている樹もある。
音もなく地面を静かに覆って照らしていく。


次の本番への頭の切り替えをしたはずなのに、まだからだが追い付かない。
つい、無言になる。

ときどき、目をそむけたくなることもある。
だけど本心はいつもその先を求めているから、折れたりするわけがない。

なんの夢をみてるの


従兄に赤ちゃんが生まれた。

絶対に忙しすぎて逢いにいけない!と思っていたのに、疲れ果てて昼寝をさせてもらいに行ったおばあちゃんちにちょうど遊びに来ていた。

赤ちゃんの目、グレーでしゃぼん玉の色に輝いていた。白目が水色で。
ほっぺがかさかさしていておなかがぱつぱつぴちぴちだった。
爪があった。
しわも。
まつげも。

まだ見えていないしこちらから何かをしても反応は返ってこない。
でも可愛いなぁ…!ってずっと近くにいるとわかるみたいで顔を向けてくる。
女性としての本能が弱い私は赤ちゃんをうまくだっこできない。猫もだけど。くにゃくにゃして、ぶちんって切れちゃいそうで恐る恐るになる。
首が座っていないなんて、手に汗をかいちゃう。
すぐそんな気持ちは伝わって、赤ちゃんはもぞもぞしだす。
だっこは諦めてずっとお話をすることにした。
ほっぺをあたためながらいっぱい話し掛けると赤ちゃんも色々話そうとしだす。
笑う。
手を握る。
もぞもぞ。


なんて、なんて。
なんてすごいんだろう。
すべてがつまってる新しい宇宙。
かみさまじゃないかしらとおもう。


輝く、爆発のかけらをにぎっていた。

残すところあと1 日

本番も残すところあと1日。長いながい1週間だった。社会復帰できるのかな。仕事忘れた。

悩んだ作品だったけれど毎日動きながら少しずつ自分の動きを発見してゆけたり、新しい感情のまま動いてみたり。
勉強になりました。
……ってほんとうは完成しきったものをはじめから提出していないといけないんだけどね。
けれどこれも生ものだから。
毎日生きていることみたいに、変わってゆく。

この出会いにも、その場に立ち合ってくださったお客さんにも、遠くから応援の気持ちをとばしてくれたかたにも、ありがとうございます。

明日も暴れるぞー。