何度も発見し、言い聞かせていることなんだけど
私の場合、悩んでいるときはたいてい、つまるところ幸せな状況にあるときなんだと思う。
自分が今はまだ届かないと思う何かが見えているのだから。
ぐずりたくなるけどそんなとききちんと目を背けずに耕し続ければ、なにかしらが手に入るとわかっている。それはもしかしたら一番ほしいものではないかもしれないけれどそれでも。
しっかりと像を結ぶこととか削ぎ落として核をそのまますくい上げて見ることが苦手かもしれず、でもまさにそこをひもとこうとすることこそがとっかかりにもなるんだろう、という気がする。
自分、って難しいな。
いつもいつも思うけど。
放り出したくなる直前にいつも、いとしく思っていることを知る。
とにかくなんでも、うらはらなんだ。
もっとすべらかに素直だと思っていたのになぁ。
それはだましたことをも、だましているからにすぎなかった。
いつも遠回り。
これからも遠回りばかりするに違いない。
かたちを変えて同じことを100回言うかもしれない。
まだやっとりんごは白いところを見せはじめたばかりで、ちくちくとでたらめにナイフを走らせながら変色してゆくことばかりを憂えていたけれど。
それでもいいや。
皮がひとつながりにならなくても。
いびつなままでも、いい。
時間をかけよう。
丁寧に寄り道をして、余計なものまで全部さらってゆくしかない。
